冷蔵庫でキンキンに冷やした麦茶が最高においしい季節です。
麦茶の消費量が多いわが家の場合は、どんどん麦茶を作らないと冷える前になくなってしまいます。
そこで実践しているのが「濃縮麦茶のストック作り」です。
目次
大量の麦茶作りは「濃縮麦茶」で時短・節約
大量の麦茶を作るには、時短にも、節約にもなるので麦茶のもととして濃縮麦茶を活用することをおすすめします。
急いでいる時には、最近人気の「サントリー GREEN DA・KA・RA(グリーンダカラ)やさしい麦茶濃縮タイプ」のようなタイプの濃縮麦茶も便利ですが、インターネットで安く買っても1本90円前後します。

「GREEN DA・KA・RA(グリーンダカラ)やさしい麦茶濃縮タイプ」+ 1リットル4.5円の「ポット型浄水器ブリタ」の水 = 約94.5円/1リットル(薄めの2リットルなら約49.5円)
と、ペットボトルの麦茶を購入するよりははるかにお得です。
一方で、我が家が愛用している50パック150円の麦茶なら、
150円/50パックの麦茶 + 1リットル4.5円のブリタの水 = 7.5円/1リットル
とさらにお得です。

麦茶作り負担軽減のコツは「麦茶」と「水」と「ボトル」の循環
冷えた麦茶を切らすことなく回転させていくポイントは、環境整備とペース作りです。
濃縮麦茶と水と冷蔵庫用のボトルをうまく循環させることで、めんどうな夏の麦茶作りの負担を軽くできます。
耐熱麦茶ポットは「濃縮麦茶専用」
よくある麦茶用の耐熱ポットは、濃縮麦茶専用にしています。
1日数リットルも消費する我が家の場合、1回につき6パックから8パックの麦茶に対して1リットル程度の濃縮麦茶を作ります。
作り方はとても簡単で、ポットの中に麦茶パックを必要な分だけ入れ、熱湯を注いて放置しておくだけです。
香ばしい麦の香りただよう熱々の麦茶が冷める頃には、煮出した麦茶と同じクオリティの濃縮麦茶が完成します。
濃縮還元した麦茶は「ペットボトル」に
濃縮還元した麦茶は、麦茶用のポットではなくペットボトルに入れています。
そうすれば、使う季節と用途が限られている麦茶用のポットをいくつも買う必要はなくなります。
ペットボトルのサイズや種類は使いやすければなんでもよいと思います。
私が使っているのは炭酸水の「ゲロルシュタイナー」のペットボトルです。

ゲロルシュタイナーは、水だけではなく炭酸も天然という少し珍しいタイプのスパークリングミネラルウォーターです。
のどごしがビールに似ていることから、ビール代節約のために夏だけ購入しているサマーアイテムです。
いくつかのペットボトルを試した中で、耐久性や持ちやすさなどの観点からゲロルシュタイナーのペットボトルを選択しました。
店頭で購入すると240円ぐらいで、インターネットなら並行輸入品を安く購入できます。
ペットボトルならシーズンが終わると処分できるので、保管場所にも困りません。
漂白剤を使えばボトルは常に清潔
ペットボトルを清潔に保つため、何回かに1回は水で薄めた漂白剤をペットボトルに入れて1日放置しています。
ペットボトル洗浄用のブラシをわざわざ使わなくても、漂白後にしっかりとゆすげばキレイになります。
漂白した古いペットボトルと最近買った同じペットボトルと並べてみても、どちらが最新のボトルかわからないぐらいです。
ポット型浄水器の水で薄める
ポット型浄水器の水で濃縮麦茶を薄めると、水道水のエグ味の少ないスッキリとした麦茶に仕上がります。
1本麦茶を作ったらすぐポットに水を入れて次の麦茶に備えておけば、麦茶作りの負担も少し軽くなります。
という家族ルールを作っておけば、麦茶作りを分担しやすくなるかもしれません。
常に冷えた麦茶がある状態をキープできれば、冷えたお茶を買い足す必要もなくなります。
出かけるときはそのまま持ち出せる
ペットボトルで麦茶を作っておくと、出かけるときにそのまま持ち出すこともできます。
凍らせたペットボトルをクーラーボックスに入れておけば、バーベキューや長距離ドライブなどで活躍してくれます。
夏のお出かけはドリンク代がかかるので、せめてお茶類だけでも節約したいものです。
ひたすら続く夏の麦茶作りにウンザリしているようなら、自作の濃縮麦茶をぜひ試してみてください。(執筆者:木山 由貴)