カルディと無印良品に共通している人気商品といえばお菓子ではないでしょうか。
2社のお菓子をよくみていると、パッケージや形は違うけれど、中のお菓子はそっくりな商品をみつけました。
今回は、カルディと無印良品の似ているお菓子の味と量、そして値段を比べ、どっちで買った方が得かを筆者の独断で選びました。
目次
カルディ「ローカー クワドラティーニ」VS 無印良品「ひとくちウエハース」
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カルディと無印良品には、正方形にカットされたウエハースがあります。
カルディで販売されているものは「ローカー クワドラティーニ」(125g 税込298円)で原産国オーストリアのお菓子です。
ウエハースといえば子どものお菓子というイメージもありますが、「ローカー クワドラティーニ」は、スパイスやナッツが使われ、ブラックコーヒーと相性がいい大人のお菓子になっています。
味の種類もたくさんありますが、当たりはずれなく、どれも安定したおいしさです。
一方の無印良品の「ひとくちウエハース」(110g 税込162円)は、原産国マレーシアのお菓子です。
南国らしい甘さを強く感じますが、ひとくち大にカットされているため、あっという間に食べきってしまいます。
「ローカー クワドラティーニ」はほんのり大人味
味はスパイスの風味がある「ローカークワドラティーニ」のほうが大人好みでしょう。
量は15g差(3~4つ分くらい)なので大差はありません。
値段は136円の差があり無印良品の方がお得感があります。
カルディ「ミルクレーズン」VS 無印良品「レーズンヨーグルトチョコ」
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カルディにあるレーズンの人気お菓子が、「ミルクレーズン」(24g 税込129円)です。
見た目はホワイトチョコレートで覆われたレーズンですが、実は白いミルクパウダーに覆われたレーズンになっています。
「ヨーグルトチョコに覆われたレーズン」はたくさんありますが、ヨーグルト風味ではないものに覆われたレーズンは数が少なく、根強いファンが多いお菓子です。
無印良品のレーズンのお菓子、「レーズンヨーグルトチョコ」(70g 税込190円)も人気商品です。
こちらは筆者が小学生のときからあるので、数十年前からあるということになります。
レーズンを覆っているヨーグルトチョコの風味がさわやかで、光沢ある外観は白い宝石のようにきれいです。
冷蔵庫に入れておくとまわりのチョコレートが固くなり、かんだ時の外側と内側の食感の違いがくせになります。
カルディの「ミルクレーズン」夏は売り切れ覚悟
量については、無印良品の方が圧倒的に多いです。
値段も量に応じた値段といえます。
ただ、カルディの「ミルクレーズン」はオンラインショップでも売り切れが続き、夏場は店頭でもあまり見かけなくなる商品です。
カルディ「ポロショコラ」VS 無印良品「ガトーショコラ」
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カルディの「ポロショコラ」(税込358円)はリピーターも多く、カルディを代表するお菓子といっても過言ではないでしょう。
チョコレート好きを納得させる味とたっぷり5切れという太っ腹な量、そして最大の魅力は税込358円でセールのときにはもっと安くなる値段です。
「おいしい」と評判の無印良品でも、さすがにポロショコラを超えるお菓子はないと筆者は思っていました。
しかし、無印良品からポロショコラにそっくりな「ガトーショコラ」(税込350円)が発売されたのです。
見た目は丸と四角で違いがあるのですが、断面は似ています。
無印良品のガトーショコラを製造している会社は埼玉プレシアです。
セブンイレブンの人気商品「濃厚くちどけのガトーショコラ」も埼玉プレシアと協力して開発されています。
ミルクがおいしいポロショコラ、食感が楽しいガトーショコラ
「同じ会社なら商品も同じだろう」と思うのですが、セブンイレブンのガトーショコラは、無印良品のガトーショコラよりも少し甘みが強いように感じます。
また、セブンイレブンのガトーショコラはポロショコラと同様にカットされているのですが、無印良品のガトーショコラは自分で切りながら食べるのです。
筆者は、甘さ控えめで「自分でゆっくりと切りながら食べるというスタイル」まで考えらえられているところに無印良品らしさを感じます。
カルディのポロショコラは、チョコレートのおいしさだけでなく北海道の牛乳を使うことでミルクのおいしさも感じます。
無印良品のガトーショコラも外側のケーキと内側の生チョコの食感の違いがすばらしいです。
無印良品のガトーショコラは限定商品
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量は、カルディの方が若干多くなっています。
無印良品のガトーショコラは直径9cm程度の丸型で重さにすると約138gです。
カルディのポロショコラは、長方形が5切れで重さにすると約170gになります。
値段は、358円と350円でほとんど変わりありません。
ただ、無印良品のガトーショコラは、限られた店舗にしかなく、売り切れ状態が続いています。
みつけだすためには、かなりの交通費と時間がかかるでしょう。
カルディと無印良品、それぞれの魅力を楽しんで
カルディと無印良品には、おいしいお菓子がたくさんあります。
カルディの魅力は、日本にいながら世界のおいしいお菓子を味わえ、無印良品の魅力は、大人がじっくり楽しめるお菓子を手にできることです。
2社のお菓子は似ているようにみえても、中を開けてみるとそれぞれに違った魅力があることがわかります。(執筆者:式部 順子)