銀行員として10年以上働き、さまざまなお客様を接客し、たくさんの人の通帳を見せていただく中で、お金が「貯まる人」と「貯まらない人」の違いを意識するようになりました。
いち窓口担当者の主観ですが、「こんな人はお金が貯まらない」という特徴について紹介させていただきます。

目次
「お金が貯まらない人」の特徴
1. 時短の工夫をせず、いつも急いでいる人
銀行には月末、10日などの繁忙日があります。
閉店間際ですと、その後の勘定締め作業があるため、処理が翌営業日になってしまうなど、なにかとお客様には支障をきたすことがあります。
資産家の方は、繁忙日や閉店間際を避けて来店される方が多いように感じます。
相続手続きや資産運用相談等の時間がかかりそうな案件で来店される時には、事前に電話を入れてスムーズな手続きになるように手配してから来店されるなど、工夫をしている方が多いような印象を受けます。
お金が貯まらない方は、繁忙日や閉店間際に「急いでいるから早く処理をしてください!」などと要求されるお客様が多いです。
こうして比較すると、
のかもしれません。
2. 通帳や印鑑を頻繁に無くす人
通帳、キャッシュカード、印鑑を頻繁になくす方は、お金が貯まらない方が多いように感じます。
お金が貯まる方は通帳や印鑑の管理を徹底して行っている方が非常に多いです。
通帳やキャッシュカードを無くした場合、1,000円程度の再発行の手数料がかかる銀行がほとんどですし、時間もかかります。
何より貯金を楽しんでいる方は通帳や印鑑をとても大切にされているため、なくすことが少ないように思います。
服装では財布の中身はわからない
お金が貯まらない人の特徴とは少し話が逸れますが、銀行窓口で驚いたのが見た目では資産は判断できないことです。
地味な服装のお客様がもの凄い資産家だったり、全身華やかなブランド物を身につけているお客様が浪費家で借金をしていたり、通帳を開くまでどんなお客様なのかはわかりません。
コツコツと貯蓄を重ねて資産を築いた方は、お金を使わない習慣ができているため服装もシンプルな方が多い印象です。
良い習慣を見習うことが「貯まる人」への近道

お金が貯まらない人の特徴を見ていくと、お金が貯まる人の特徴として、
・ ムダなお金を使わない習慣ができている
という点が見えてきます。
良い習慣を見本として効率的に貯蓄を行うことが、お金が貯まる近道と言えそうです。(執筆者:高崎 あおい)