10月7日より、新しく「PayPayフリマ」のサービスが始まりました。
どんな特徴があるのか、今だけのお得なキャンペーンはあるのか、などについてご紹介します。
目次
「PayPayフリマ」アプリとは?

「PayPayフリマ」とは、ヤフーが提供するフリマアプリで、出品画面などはおなじみのフリマアプリと似て操作しやすいものとなっています。
そのほか、PayPayフリマ独自の特徴として次のようなものがあります。
・ 支払はクレジットカードまたはPayPayが利用でき、「PayPay残高」で支払うと決済額の1%が戻ってくる
・ 売れた場合の手数料は10%
・ 配送方法は、ゆうパックとヤフネコパックの2択
・ ヤフオクで出品した商品も、一定条件を満たしたものはフリマでも表示され購入できる
現在は、iosでの利用のみで、Android版アプリは10月末にリリース予定です。
今なら送料無料のキャンペーン

期間限定で、送料無料キャンペーンが行われています。
PayPayフリマが出品者の送料を全額負担してくれる、というものです。
注意点
・ PayPayフリマで出品した商品が対象
また、期間は、11月30日までということですが、「送料負担額が一定の金額に達した場合、本キャンペーンは途中終了」とのことなので、狙うならお早めに。(終了についてはまたアナウンスあり)
最大で、ゆうぱっくの170サイズまであるので、かさばるものや送料の関係で諦めていたものなども、この際に出品できそうですね。
筆者もジーンズやニットなどを早速出品しました。
また、初回限定で500円引きになる特典もあります。

新しい機能「価格の相談」ボタン

ほかのフリマアプリとの大きな違いは、価格交渉のための「価格の相談」ボタンです。
フリマならではの楽しみに価格交渉がありますが、出品側としては、時に煩わしいと感じる場合もあるようです。
しかしPayPayフリマでは、コメントで価格交渉を行うことはありません。

商品画面にある、「価格の相談」ボタンを押すと、価格を入力する欄が表示されます。
画像のように、入力できる価格帯は決まっていて、商品の80%未満の価格は入力できず、極端な値下げ交渉はできません。
相談を受けた出品者は、同意するなら24時間以内に同意ボタンを押すだけです。
同意しない場合はそのまま放置。
価格についてのコメントのやりとりがわずらわしいと感じている方には朗報ですね。
でも購入者からすると、OKをもらえるかどうかは、最終的に24時間たたないとわからないことになります。
ヤフオクで出品 → PayPayフリマで落札なら手数料が少しお安く
PayPayフリマの出品手数料を安くする方法があります。
それは、ヤフオクからPayPayフリマへ掲載してもらう方法です。
一定の条件を満たしたヤフオクの出品物は、同時にPayPayフリマへも掲載されるようになっています。
PayPayフリマへの掲載条件
・ 定額出品
・ 個人出品
・ 配送方法は、ヤフネコ!パックまたはゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)のうちを設定

ヤフオクから出品したものがPayPayフリマで落札された場合、出品手数料はYahoo!プレミアム会員なら、ヤフオクの8.8%が適用されます。(Yahoo!プレミアム会員以外は10%)
しかし、今回の送料無料のキャンペーンの対象外になってしまうので、ご注意ください。
使ってみて感じたメリットデメリット
購入の際のメリット
着用回数が表示される
ファッションアイテムは、任意ではありますが、着用回数を表示できるようになっています。
購入する際に、「これは何回くらい使用したものなんだろう?」とよく感じることがあるので、うれしい機能だといえます。
価格交渉ボタンがある
気軽に価格交渉ができそうです。
デメリット
絞り込み機能が物足りない
セーターが欲しくて探してみましたが、絞り込み機能にサイズ選択がなく残念でした。
検索画面に、「セーターS」と入力して探しましたが、サイズでも絞り込めるとさらに便利です。
価格の相談ボタンが使えない場合も
ヤフオクから掲載された商品は、価格の相談ボタンが使えません。
出品の際のメリット
出品画面が使いやすい
出品画面は、おなじみのフリマサイトとよく似ているので出品しやすいです。
出品後の変更が簡単にできる
ヤフオクと違い、価格やタイトルなどの変更を気軽に行うことができます。
バーコード出品ができるようになった
本やゲームのほか、家電やカメラ、パソコンスマホに対応しており、ヤフオクではなかった機能なので便利です。
デメリット
手数料が10%
ヤフオクを使っていた身からすると割高感がぬぐえません。
配送方法が2択と、限定される
定形外やクリックポストが使えないのは出品者側としては不便です。
安い定形外や郵便ポストから送れるクリックポストを利用していたので手間が取られる懸念があります。
しかし、購入者からすると、安心の発送方法に限定されるので、悪くもないともいえます。

配送方法を選ぶ画面(筆者撮影:現在はキャンペーン中のため上記のような送料無料の画面)
PayPayからのお知らせでは「近いうちに、PayPayと連携した大型キャンペーンを行う予定です 」とのアナウンスもありました。
手数料10%なのは少し残念ですが、独特の便利な仕様もあり、キャンペーンなどを上手に利用してお得に楽しもうと思います。(執筆者:桐谷 春音)