そう教わっていたので、なるべくお金をかけないように過ごしてきました。
ベビーグッズや洋服はできるだけお下がりやレンタルで済まし、離乳食専用のグッズやおもちゃなども必要以上に買わないようにしていました。
子供が小学生になった今、小さい頃にやってよかったと思う節約と、もっとお金かけてもよかったと後悔している節約があります。
子供にいろいろとお金をかけ過ぎてしまって何を節約したらよいのかわからないという人の参考になればと思います。
目次
よかった節約1: 習い事(運動系、英語系)

現在小学校2年生の娘は、幼児期に継続した習い事として、運動系や英語系はやりませんでした。
最初は、たくさん習い事をさせていろいろな経験をさせていと思っていましたし、習い事を通して得意なことが見つかればいいとも思っていたので、たくさんの習い事を検討しました。
しかし、検討中に体験授業に参加したりいろいろと調べる中で、気づいたことがありました。
運動系の習い事について気づいたこと
運動系の習い事は、幼児期はほとんど「遊びの延長」です。
(1) スイミングスクール
プールの場合、水に慣れることが最初のステップです。
娘は水は苦手でなく、お風呂で潜ったりするのも好きだったので、習う必要は感じられませんでした。
幼児期でも、体を浮かせたり、バタ足ができたり、と成長はしていきますが、小学校に上がってからの方が技術的な成長スピードはぐんと早いので、コストパフォーマンスの面では小学生になってからの方がよいと思います。
水が苦手で家庭でもお手上げといった状況であればプロの先生の力を借りるのはよいと思いますが、毎日のお風呂で親子でコミュニケーションを取りながら克服していけそうであれば、まずはそこからやっていくのがよいのではないでしょうか。
(2) 体操教室
体操の場合、効率よく体を動かしたり、神経系の発達を促すことはできますが、たくさん外遊びをして体を動かしていれば、必要なさそうだなと感じました。
プールの場合と同じく、技術面では小学校に上がってからの方が上達が早いと言えます。
英語系の習い事について気づいたこと
英語系の習い事は、幼児期はほとんど遊びを通して学びます。
遊びの中で触れることで、英語への抵抗感を持たないようにするのが目的です。
確かに、定期的に英語に触れる環境にあるのでその目的は達成できますが、コストパフォーマンスは高いとは言えません。
・子供向け英語イベント
・テレビの英語アニメ
など、無料で触れられる機会は意外とあります。
英語は本人が学びたいと本気で思った時が1番の学ぶタイミングなので、幼児期の習い事としては節約できるところかと思います。
よかった節約2:温泉旅行
旅行は、子供がおとなしかったり、嫌がらずについて来るタイプであれば思い出作りとしてとてもよいと思います。
車や電車が苦手だったり、ぐずったり騒いだりする子だと、長距離移動は親子ともどもにとって負担です。
癒やされると思った温泉旅行だったのに、疲れて帰ってきただけなどといったことにもなりかねません。
それよりも近場のスーパー銭湯に行って、子供はご主人か誰かにみてもらいながらゆっくりする方が、よほど疲れが取れますし、お金もかかりません。
子供が小さい頃は、遠くの温泉旅行よりも近場のスーパー銭湯で
・マッサージフルコースを受ける
・施設内の座敷で上げ前据え膳の豪華な食事をしたりする
ことにお金をかける方が満足度が高くなります。
後悔した節約1:思い出に残るスタジオ写真撮影

子供が大きくなって、もっとプロに写真を撮ってもらっていればよかったと後悔しています。
1歳の時に1軒家ハウススタジオで記念に写真を撮ったのがとてもすてきだったのですが、決して安いお値段ではないので、気になりつつも撮ることなく過ごしてきました。
6歳を迎え、七五三の写真をハウススタジオで撮影したのですが、やはりとてもよかったのです。
さすがプロだと思える点は、「我が子の200点の笑顔」の瞬間をきっちりと写真に残せることです。
素人の親ではなかなか撮れないので、もっともっと頻繁に撮っておけばよかったと後悔しています。
今後は、1~2年に1度は撮影してもらいに行こうと思っています。
後悔した節約2:本人の成長に合った幼児教育
とよく知りもせずに敬遠していました。
しかし、小学校に上がった今、きちんと教育してあげればよかったと痛感しています。
幼児教育というのは、幼児教室に行ってフラッシュカードをひたすらやったり、漢字や計算を小さい頃から教え込んでたくさんやることだと思っていたのですが、そうではないのです。
本人が興味を持ったことを伸ばしてあげたり、やる気スイッチが入ったタイミングを見極めて興味を深めていくことが幼児教育だと理解しています。
お金がたくさんかかるようなことでもないし、むしろ親子の触れ合いも増えるなど、よいことばかりなのに先入観を持っていたことに後悔しています。
将来の子供の希望進路にお金を残しておく
子供には幸せになって欲しい、いろいろしてあげたい、と思ってお金をかけたくなるものですが、節約できるところはしておかないと、大きくなって本格的に教育費がかかってくる頃にお金が底をついてしまいます。
そうなると、子供が望む進路をとらせてあげられず、本末転倒になってしまいます。
子供が小さい頃には、お金のかけどころを十分に吟味し、将来のためにお金を残しておくことをおすすめします。(執筆者:五十嵐 葉月)