私たちの暮らしに今やかけがえのないものとなっているものに、100均やコンビニがあります。
気軽に利用しやすいため「ついつい使いすぎてしまう」経験は、多くの方がされているのではないでしょうか。
100均やコンビニの品物単価はそれほど高くありませんから浪費が目につきにくく、節約の足を引っ張る要因になっていることがあります。
貯金成果があがらないという方は要チェックです。

目次
月いくら使っていますか
まずは、現状を把握しましょう。
100均やコンビニなど支払う金額は少なくても
・よく財布をだしているお店
に限定して支出を書き出します。
記録するのが面倒なら、100均やコンビニのレシートだけをまとめて保管するでも大丈夫です。
1か月たったころに合計してください。
「他の支出とも考え併せると使いすぎ」
と判断するなら、節約できるよう歯止めをかけましょう。
支出ストップの工夫
実際に歯止めをかけるには、どのようにしたらよいのでしょうか。
ここからは、支出をストップする工夫をお話しします。
工夫1:単価安・頻度高のレシートを集めて合算
安価なものを購入する時には気持ちにブレーキがかかりにくいです。
だからこそ、数字でいくら使っているか見える化すると判断基準が明確になります。
家計費全てに家計簿を作るのが難しいなら、前述の通り
だけを実践してみてください。

工夫2:別予算・別会計にする(主に現金派向け)
1日たった200円のコーヒーでも、30日間飲めば6,000円です。
その支払いを見逃してしまう原因は、1つのお財布から全て払ってしまうことにあります。
節約したい項目は、予算を別立てにしてそこから支払いましょう。
たとえお財布は1つでも、6,000円だけ別にまとめておくことで使った金額も使える金額も明確になります。
工夫3:1か月の残金を次月のご褒美にあてる
家計の締め日には、どのご家庭でも大なり小なり残金があると思います。
100均やコンビニでの買い物は、確かに必要に応じたものもあるでしょうが、一方で絶対に必要と言えるものでもなかったりします。
そうは言っても、それがささやかな楽しみになっているということも多いでしょう。
ことも予算化するための目安になります。
今月使い過ぎずに残すことへのモチベーションにもつながります。
工夫4:ポイントだけしか使わない(主にキャッシュレス派)
大手コンビニでは、ファミペイ、PayPay、メルペイ、楽天ペイなど、多くのスマホ決済を利用できます。
と決めれば、使いすぎの防止になります。
限りあるものからのみ使うと決めれば、自然に優先順位を決めるようになります。
しかも何より、現金を減らすことはありません。
スマホ決済は、キャンペーンやクーポンが続々登場します。
これを利用すれば、お得はさらに倍増します。
ダイソーの場合、WAONポイントが利用できる店舗があるうえに10月からPayPay決済が可能です。

安いからこそ要注意
私たちは、高価なものだと、その商品が本当に必要か、適正な金額かなど多角的に考えて購入するか否かを判断します。
しかし、安価の場合には、そうはしません。
マイルールを上手に設けて、有意義なお金の使いかたを心がけたいです。(執筆者:吉田 りょう)