驚く資料を発見しました。
日本のかくれ資産は、なんと推計37兆177万円、1世帯あたり平均69万4,099円、国民1人あたりに換算すると28万1,277円といいます。
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「資産なんて、ウチにはないよ」と思われるでしょうか?
しかしこのかくれ資産とは、株や投資といった特別な資産形成をして得たものではありません。
から算出しました。
平たく言えば、家にある不用品が一軒当たり70万円近い価値をもっているかもしれないというのです。
それなら探さないと損です。お宝を発掘してみましょう!
目次
卒育世代こそ、お宝が見つかりやすい
今の40代後半から50代は、購買意欲が盛んな若い頃にバブルを体験し、ブランドが花盛りでしたよね。
かつてのスーツやコート、バッグや財布は時代を経て、「他人とかぶらない」と現代の若者に好まれることがあります。
以下の表はメルカリが昨年発表した「2018年取引ブランドランキング」です。

最も買われている
・ 5位ラルフローレン
・ 6位シャネル
・ 7位ミキハウス
は、我々世代にはお馴染みではないでしょうか。
贈答品に貴重品あり
自分で購入してなくても、バブル期には知名度が高い商品が頻繁に使われていました。
例えば結婚式や仏事のお返し、贈答品などは、箱に入ったまま保管されていると、美品として評価は極端に下がりにくい傾向があります。
自宅だけでなく、実家も探してみてください。シーツや毛布、コーヒーカップ、お鍋のセットなど押し入れに眠ってませんか?
子どもが巣立つとき、断捨離しつつ人気商品を見つける
今春我が家は次男が無事卒業、子育てを卒業いたしました。
息子の部屋を覗くと、本やゲーム、趣味のグッズ、パソコンといらなくなったものがたくさんあります。
そのなかでも売りやすいのは、学生時代に使っていた専門書です。
参考書の類は比較的多く出回っていますが、大学の授業で使用した書籍は専門分野のため出回りにくいわりに高価な品が多くあります。
筆者は手数料送料込みですが、2冊3,270円で売り切りました。
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下記の「出品後3日以内に売れた商品カテゴリーランキング」には、まさしく子ども世代の愛用品が多くみられます。
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かくれ資産を新しい楽しみの資金に
かくれ資産の所有量は、年齢と大体比例するといいます。
女性は服飾雑貨系が多い一方、40代以上の男性では「書籍・CD・ゲーム」に加えて、「ホビー・レジャー」、「家電」といった比較的高額で取引されやすい趣味系資産が顕著になります。
まだまだかくれ資産は、あるかもしれません。
本当に必要な物とそうでないものを、家族で揉めないよう話し合うことを忘れずに、棚卸をしてみてください。
たくさん見つかれば、手持ちの資金を減らすことなく新しい楽しみがゲットできます。(執筆者:吉田 りょう)