前回の記事では、増税に対抗する手段として支出を抑えるべく、
(2) 可能な限りポイントを獲得する
(3) ポイントを支払いに利用するよう設定
という守りの3本柱を紹介しました。
今回の記事は、反対に攻めの対策です。
節約には限界がありますから、収入を増やす対策も進めてみましょう。
できる範囲からのスタートでも大丈夫です。
早速みていきましょう。
目次
1. 不用品をフリマアプリやブックオフで売る
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こちらの記事にも書きましたが、筆者は増税前に在庫チェックを兼ねて片づけをしてみました。
すると、大きめ段ボール4箱分もの古本やCD、DVDが出てきました。
早速ネットでブックオフに買い取りを依頼、メルマガで届いた査定額25%アップのクーポンをしっかり利用しています。
指定した日に宅配業者が集荷に来てくれますので、店に運ぶ手間はありません。
2日後に査定結果がメールで届きました。
驚いたことに結果は、1万6,000円超えです。
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本は新しいほど高い値がつきましたが、かなり古いガイドブックも買い取ってもらえました。
値がつかないものがあっても、本棚がスッキリして気持ちもすっきりします。
ちなみに、入金は翌日にきっちりされていました。
もし、とりわけ思い入れがあったり、希少価値の高い物は、メルカリなどのフリマアプリがおすすめです。
熱い気持ちを紹介文に書き綴れば、共感してくれる人に譲ることができます。
2. 在宅ワークで収入アップ

次はモノを売るのではなく、あなたの知識や経験を使って稼いでみましょう。
主婦など家を空けられないという方でも大丈夫です。
昨今は、ネットで完結する在宅ワーク(クラウドソーシング)がたくさんあるので活用しない手はありません。
このクラウドソーシングは、「ランサーズ」、「クラウドワークス」の2社に代表されます。
いきなり仕事を請け負うのはプレッシャーがかかりますので、まずはアンケートから始めてみましょう。
サイト検索や体験談の投稿など、特別なスキルが不要な仕事募集もたくさんあります。
一般的なアンケートサイトより報酬単価は高めに設定されています。
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3. マネー情報へのアンテナをはる
いまはキャッシュレス決済の群雄割拠、新しい決済方法が次から次へと誕生して、キャンペーン展開で競い合っています。
一方で1日平均10億円が消費者に還元されており、政府は想定よりも早く予算が不足する可能性を明らかにしました。
今後、還元ポイントの割合や期間が大きく変更される可能性もあります。
消費者が気づかないうちに変更されている政策もありますから、常にチェックしておきましょう。
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日経新聞を毎日読むのは大変かも知れませんが、マネー情報サイトの記事を毎日チェックするだけでもマネーリテラシーは格段に上がります。
さらに最新情報を入手することが可能です。
節約で「防御」と収入アップで「攻撃」
今回の記事では、節約ではなく収入をアップする「攻め」の方法をご紹介しました。
可処分所得が年々減っている今だからこそ、収入につながる道を複数持つことをおすすめします。
増税を機に投資にチャレンジするのもよいかもしれません。
節約で「防御」と収入アップで「攻撃」、バランスよく組み合わせてた戦略で賢い消費者になりましょう。(執筆者:安藤 鞠)