先日、10月分のガス代の請求が届きました。
お湯をたくさん使った記憶も使い方を変えた覚えもないのに、1,000円ほども上がってしまいました。
水道水自体が冷えてきたため、調理時間がかかったことがガス代の上昇につながったのかもしれません。
けれど、本格的に寒くなるのはこれからなのに、これは非常にマズイです。
家計を圧迫してくる寒さを何とかしなければと思い、光熱費削減を実行するために手軽に利用できる100均グッズを集めてみました。
目次
1. 炊事の助けに ロンググローブ(セリア)

究極の節約といえば、使わないことですが、冬の光熱費は使わないと寒いです。
主婦の日常的な仕事である食器洗いにしても、真冬に水だけで洗えば手は真っ赤になり「あかぎれ」になることもあります。
最悪病院通い、ということにもなりかねません。
そこで食器洗いの強い味方「ゴム手袋」の登場です。
筆者は愛用するようになったここ数年、冬中ほとんどお湯を使わず、例年1万円以上だった冬場のガス代が1万円以下でおさまるようになりました。
今年のセリアのゴム手袋は、一味違い従来のゴム手袋にはなかった黒×チェックのおしゃれなモノトーンが発売されました。
見た目だけでなく、肘のあたりまでしっかりカバーしてくれるため、これまでストレスだった作業中にゴム手袋が下がってくることもありません。
着脱もスムーズで、忙しい朝でも袖を濡らしませんから、使うことに躊躇することがなくなりました。
気になる臭いもほとんどありません。
冷たい水でキレイに洗うポイント
・予め汚れをとっておく
・使い終わった調理器具や食器を浸しておく(野菜のゆで汁などがあれば活用する)。
などの工夫が必要です。
100均には、他にも薄手、裏毛付きや厚手まで種類も多く販売されています。
ゴム手袋をつけるだけで冷たさは半減、洗剤荒れからも開放されます。
2. お風呂のガス代節約に アルミシート(セリア)

光熱費を減らすためには、暖かさをキープするということも1つのキーワードになります。
入浴時にバスタブに貯めるお湯は、ある程度の量が必要となるためガス代の節約に見逃せないポイントです。
そこで、100均で販売されているアルミシートをお風呂のフタにすると違いがでるのか比べてみました。


大きな違いではなく、地域や環境で温度の変化も異なりますから、断定的な判断はできません。
しかし、アルミシートで覆ったときは2時間後でも、お湯にたいした冷えは感じられませんでした。
入浴はほぼ毎日のことですから、毎回少しずつでもお湯を沸かし直す時間が生まれるなら、チリツモすれば少なくない負担につながると考えられます。
10時間後の差は大きい
お湯を入れて10時間後には、アルミシートなしでは「ほとんど水」と感じた一方、アルミシートありでは「ぬるま湯程度、ほんのり温かい」感触でした。
つまり、一人一人の入浴時間に違いが大きい家庭ほど、浴槽の表面をアルミシートで覆っておくと節約効果が高まる可能性があります。
調査したのは11月で冷え込みがなかった時期です。
これから気温が低くなれば、一層お湯は冷めやすくなり違いが大きくなるかもしれません。
今回購入したセリアのアルミロールシートは、90センチ×180センチと大きめのサイズです。
厚さはあまりありませんが、お風呂以外の場所でも冷えを防ぐアイテムとして使用できます。
例えば、カーペットの下敷きとして、デスクの足元に、寝具の底冷えを避けるためにと幅広く活用すれば、さらに節電にも役立ちそうです。
3. 足元ポカポカ ルームシューズ(ダイソー)

キッチンに立つことが多い女性にとって、足元の冷えは切実な問題です。
体全体を冷やすことになり結果、暖房費がかさむ要因にもなり得ます。
とはいえ、100均のスリッパではあまり暖かいものにお目にかかれない、という印象を筆者はもっていました。
ところが今回購入したルームシューズは、300円(税抜)ですが、爪先や足首に近い甲のあたりまでしっかりボアで覆われます。
素足で履いても、心地よいあったかさです。
底はEVA樹脂入りでクッション性があり動きやいのに、パタパタする音がしません。
スリッパは自宅にいる多くの時間使用するものですから、汚れやすいものですが、この商品は表面がナイロン素材のため、汚れれば拭き取れます。
サイズは23~24.5cmと26.㎝~27cm、白、黒、カーキとカラーバリエーションもあるため、家族4人でそろえても1,200円(税抜)です。
4. 多機能に使える フリースブランケット(セリア)

セリアではフリースブランケットが、なんと100円(税抜)で購入できます。
60cm × 80cmとやや小さめ、薄めですが、いろいろな場所で手軽に使用できます。
ひざ掛けはもちろん、とても軽いためショール代わりに、寝具の間に入れ込み肩先の冷え防止に、小さなお子さん用にと幅広く使えます。
また、コンパクトに畳めるため、持ち運びにも便利です。
漂白剤、アイロンがけはできませんが、洗濯機の通常コースで洗えるのも普段使いに嬉しいポイントです。
身も心もあったかい冬を過ごしましょう
これから数か月、私たちはさまざまな方法で体をあたためて暮らしていかねばなりません。
冬場の光熱費はある意味必要経費ではありますが、ちょっと工夫をするだけで、寒さを我慢しなくても節約しながら暖かく過ごすことができます。
コスパ抜群の100均グッズに助けを借りて、寒い冬を乗り切りましょう。(執筆者:吉田 りょう)