「野菜が安くて買ったけれど使い切る前に傷んでしまった」
というのは、主婦あるあるではないでしょうか。
しかし、AIアプリ「pecco(ぺっこ)」を使えば、そんな悩みもすっきり解消ができます。
今回は、今夜の献立を提案してくれて、冷蔵庫の食材管理もしてくれる神アプリを紹介します。

目次
各家庭における食品ロスの実態
各家庭における食品ロスは年間643万トンで、そのうち家庭から出る食品ロスは291万トンとなっています。
食べ残しや野菜の皮の向きすぎ、さらに手つかずのまま廃棄される食材も少なくありません。
何かと忙しい毎日のなかで、うっかり冷蔵庫の奥で食材を腐らせてしまった経験がある人もいることでしょう。
安い食材を買って満足するのではなく、「買った食材を最後まで使い切る」ことまで徹底することで、本当のお得につながるといえます。
「pecco(ぺっこ)」の特徴とメリット

「pecco(ぺっこ)」は、無料でダウンロードできる冷蔵庫連動AIアプリです。
AIアプリと聞くとちょっとむずかしそうな印象を受けますが、利用方法は他のアプリと変わらずとても簡単です。
まず、簡単な利用者情報を設定したら、あとは冷蔵庫に入っている食材を選んで登録します。
野菜・肉・魚介・主食・調味料・卵・スパイス・調味料など、登録できる食材はおよそ400個あります。
冷蔵庫にある食材で作れるレシピも紹介してくれるので、献立を考える悩みから解放されるでしょう。
また、アプリを利用することで、以下のようなメリットが得られます。
冷蔵庫の中身が一目瞭然
買い物をするたびに食材を登録するのは少し手間ですが、食材を冷蔵庫に入れるついでにやっておけば、外出先やスーパーでアプリをチェックするだけで冷蔵庫の中身をすぐに確認できます。
筆者は、スーパーで「卵あったかな?」と悩むことがよくあるので、迷ったときはアプリをチェックしています。
「まだあったのに買い足してしまった」といった失敗が多い人にもおすすめです。
「お買い得」のポップを見るとつい買ってしまうという人も、アプリをチェックして本当に必要かどうか考えてみると、無駄な買い物を防ぐことができます。
レシピが豊富で栄養管理も楽々
冷蔵庫の食材が少なくなってくると、「買い物に行かなきゃ」と思いがちです。
しかし、「pecco(ぺっこ)」は冷蔵庫にある食材で作れるレシピを提案してくれるため、食材をできるだけ使い切ってから買い物ができます。
先日、我が家の冷蔵庫がスカスカの状態だったのですが、きゃべつと乾燥わかめを使った「きゃべつとわかめの二杯酢」によって副菜を作ることができました。
しかも、摂取カロリーや栄養バランスを表示してくれるため、健康管理に気をつけたい人にも便利です。
AIが利用者の好みを覚えて料理を提案

アレルギーの設定はもちろん、食の好みもしっかり把握してくれるため、使うほど自分や家族にぴったりのレシピを提案してくれます。
好きな料理のジャンルは、「和食・洋食・中華・あっさり・こってり」から複数選ぶことが可能です。
賞味期限のおおまかな把握もでき、優先的すべき食材を使ったレシピをピックアップしてチェックできるのも魅力です。
これでうっかり食材を腐らせてしまう心配もなくなります。
調理時間も「15分以下」や「15~30分」のように設定できるので、忙しいときにパパっと作れるレシピも見つけやすくてとても便利です。
また、アプリを使うたびにキャラクターが成長していくので、ゲーム感覚で家事を楽しむこともできるでしょう。
AIアプリで食材の買いすぎや食品ロスを防ごう
名もなき家事の1つである冷蔵庫の「食材管理」や「献立作り」も、AIアプリを上手に活用することで、負担を軽減ができます。
AIアプリの力を借りて、食材の無駄買いや食品ロスを防いでお得な食生活を目指しましょう。(執筆者:成田 ミキ)