節約を始めたら、ついでにダイエットをしてみませんか。
ダイエットを取り入れることで節約とも前向きに向き合えるようになります。
もちろん、節約をしながらダイエットですので、お金をかけたり無理をしたりする必要はありません。
お金も貯まり、きれいになる節約ダイエット方法について、ご紹介します。

目次
もう「太り体質」をお金をかけて作りたくない
と思いつつも、お菓子や間食がやめられない、夕ご飯もモリモリ食べてしまい、翌日また、やっぱり「痩せたい…」とつぶやく筆者の日常です。
ある日「自分のお肉は、お金をかけて作られたものだ」ということに気づきました。
無駄遣いをして間食もせず、夕ご飯も節約して必要分だけ用意すれば、太ることはありませんでした。
それに気づき、お金を使わないことを意識した結果、1か月で標準体重から3kg落とすことに成功しました。
節約とダイエットはとても近い位置で結ばれていたことを実感しました。
ダイエットと節約、どちらかを意識すればどちらもついてくる
節約とダイエットは表裏一体、どちらかを意識すればもう片方もきちんと付いてきます。
と思う方もいるかもしれません。
しかし、ダイエットとは本来、お金をかけず生活の中で自然に成し得るものです。
お金をかけたダイエットは「お金をかけてるのだから絶対に痩せなきゃ」と躍起になるのは良いものの、無理をしてストレスを貯めてしまい、結局長続きしづらいです。
「ダイエットは節約だ、節約はダイエットだ」と思い、節約生活だけを意識することで、自然と体重も落ちていくはずです。
節約をしながらダイエットを成功させる方法
節約に意識を傾けながら自然と痩せる、節約ダイエットを長続きしやすく、結果をきちんと出せる方法についてご紹介します。
お菓子のムダ買いをストップ
まず第1に、お菓子のムダ買いをやめましょう。
ここで「はい、わかりました」とするのは難しいと思うので、ここでひと工夫です。
出かける時は「おでかけ専用の財布」を持ち歩くようにします。
お財布がなければ、巾着やカードケースなど、何でもかまいません。
中には免許証と200円程度の小銭だけを入れ、買い食いを防止しましょう。
私は画像のような、IKEAのポーチだけを持ち歩いていました。

中身を入れようにも、あまり入りません。
スーパーも、あらかじめ1週間分程度の食費を計算し、ギリギリの金額しか持たず、なおかつスーパー自体に立ち寄る回数を減らすことで、買い食いと無駄遣いが防止できます。
お菓子は自炊する
どうしてもお菓子が食べたい…そんな時は、自炊がおすすめです。
自分で作るのであればカロリーコントロールもでき、買うよりもはるかに安く量のあるお菓子が作れます。
オススメは、「きなこクッキー」です。
小麦粉と片栗粉ときなこを1:1:1で混ぜオリーブオイルと豆乳とお砂糖で作ります。
砂糖は少量でも十分甘みの感じられるレシピです。

この倍量を、およそ20円くらいの材料費で作れます。
歯ごたえもあるため少量で満足感も得られ、子供のおやつにも最適なので、2日に1回は焼いていました。
きなこは業務スーパーなら200gで100円以下で売られており、食物繊維も豊富で価格も安く、ダイエットと節約の強い味方です。
お菓子に限らず揚げ物やジャム代わりに多用すると良いです。
水をとにかく飲む
節約ダイエット中は、とにかくお水を大量に飲むようにします。
ダイエット中にとおすすめされているサプリのほとんどが
・ 便を排出しやすくする
・ 食欲を抑える
などをうたっているのがほとんどです。
しかしこの全てが、水で解決できます。
水をたくさん飲むことで体内の古い水分を入れ替えることができ、代謝アップ、便秘解消、さらに水分による満腹感で食欲を抑えられます。
ダイエットサプリメントは決して安くありませんが、お水は水道をひねればジャンジャン出てきます。
痩せようとダイエットサプリやダイエット茶にお金をかける必要はなく、お水さえ飲んでいれば体はすっきり、お財布は潤います。
遠くの激安スーパーへGO
お買い物をする時、多少高くても近くのスーパーが楽だから、そこのスーパーで節約すればいいから、と思っていませんか。
ダイエットと節約を両立させるなら、遠くの激安スーパーへ行くのがおすすめです。
それも、車ではなく「自転車」か「歩き」で向かいましょう。
遠くのスーパーまで行くことでカロリーが消費でき、さらに、ひとつひとつの品を安く入手できるため、ダイエットと節約が両立します。
たくさんの量を持って帰るのもできないため、無駄な買い物を省く効果もありました。
旺盛な食欲は低価格食材で置き換える
ダイエットの大敵はお菓子だけ、と思われがちですが、正確には「食欲」そのものです。
とはいえ、お腹がすいた時に我慢するのはつらく、お腹を満たせ低カロリーなダイエット食材は高いものです。
そこでおすすめなのが、低価な「ヘルシー食材」でカサ増し作戦です。
例をあげれば、
豆腐
おからパウダー
こんにゃくなど
で料理をカサ増しすれば、高いダイエット食材を買わずとも食欲を満たし、カロリーは抑えられます。
筆者の場合は白米にしらたきを混ぜて、カサ増しをしていました。
しらたきに風味はないので白米のおいしさは変わらず、見た目にも味にも満足感がありました。
痩せてお金を貯めて、もっと自分磨きをしよう
痩せるのとお金を貯めるのを両立できる節約ダイエットは、さらにきれいになるための近道にもなります。
きれいになって節約できたお金で美容院に行ったり、洋服を買い足したりで自分へのさらなる投資もできます。
節約中は「きれいになるチャンス」と捉え、ダイエットを並行してみてください。(執筆者:遠藤 舞衣)