暦の上では春の扱いとなっていますが、2月は寒い日が続きます。
20万円以下・2月権利確定・東証1部銘柄の株主優待で身の回り品の全てをそろえて、ふところは温かく過ごしてみませんか。
目次
身に着けるものを手に入れる
まずは「身に着けるもの」の優待がもらえる銘柄をみてみましょう。
オンワードホールディングス(8016)

オンワードといえば、「組曲」や「23区」など、百貨店を中心に展開している大手アパレルメーカーです。
国内外110社のオンワードグループで構成され、婦人服だけでなく、紳士服や、現在は化粧品販売、不動産などのライフスタイル関連事業を幅広く手がけています。
株主優待品は100株で通販サイト「オンワードクローゼット」にて使用できる20%割引券がもらえます。
品ぞろえがかなり豊富なオンワードクローゼットで、1年間の期間中6回も使える割引券ですので、かなりお得です。
西松屋チェーン(7545)

ベビー服や子ども服、生活雑貨などをプライベートブランドにて主に販売し、低価格路線での展開をしていて、コマーシャルソング通り「子育て応援」をしている企業です。
現在は、中国に続いてベトナムでもプライベートブランド商品の卸売りを開始しました。
株主優待品は100株で店舗で使用できる1,000円分のお買い物券です。
また、3年以上株を保有した長期保有者には、保有株数に応じて優待金額を増額する長期保有優遇制度が用意されています。
足元を整える
服が準備できたら、次は足元を整えましょう。
チヨダ(8185)

東京靴流通センターやSHOE-PLAZAなどを展開する靴量販店の大手企業です。
楽天やAmazonなどにてオンラインショップを構えたり、キャッシュレス決済での対応などにも力を入れています。
株主優待品は100株で店舗で使用できる20%割引券5枚が送られます。
1枚だけでなく、5枚というところがうれしいです。
自転車を用意してお出かけ
服も靴もそろったので、自転車を用意して出かけましょう。
あさひ(3333)

あさひは自転車専門店として店舗を拡大しつつ、オンラインショップでの自転車販売も行い、プライベートブランド商品の扱いが5割を超える企業です。
自転車本体やパーツ、アクセサリーなども小売りしています。
また、自転車だけではなく車いすの販売も手がけ、子どもから高齢者まで幅広い世代に対応できるようになっています。
株主優待品は100株で店舗で利用できる1,000円分優待券が4枚送られます。
日用品や家具をそろえる
日用品や家具も株主優待でお得にそろえましょう。
ビックカメラ(3048)

家電量販店大手のビックカメラは、ターミナル駅周辺で大型店舗を展開しています。
そのうちの4店舗でお酒の試飲カウンターを設置して、お酒類の販売の向上にも力を入れています。
株主優待品は100株で店舗で利用できる1,000円分優待券が2枚送られます。
なお、8月にも株主優待の権利確定日がありますが、2月とは内容と条件が変わります。
DCMホールディングス(3050)

ホームセンター業界では首位のDCMホールディングスは、北海道にてホーマック、中京地区にてカーマなどを傘下に持つ企業です。
自社店舗へのスーパーや100均といったテナント誘致を今後も積極的に行う予定です。
株主優待品は、以前は自社プライベートブランドの商品詰め合わせ(2019年度)でしたが、2020年2月からは100株保有で株主買物優待券500円分に変更されました。
3年以上保有すると優待券が2,000円分になるのでよりお得です。
また、希望する株主の方は、株主優待品の代わりに、社会貢献活動団体への寄付を選択することもできます。
権利確定日と権利付き最終日の確認を忘れずに
権利確定日に株主名簿に株主として名前があれば、株主優待品が送られます。
株主名簿に名前を載せるには、権利確定日の2営業日前の権利付き最終日までに株式を購入することが必要です。
また、株主優待品は権利確定月の2、3か月後に送られることが多いですが、実際の予定などは、各企業のホームページで確認されることをおすすめします。(執筆者:AFP、2級FP技能士 大川 真理子)