日々の生活の中で必要品を購入するとだんだん増えていくもの、それは不要品です。
不要品は粗大ゴミや不燃・可燃に分けてゴミに出すのが一般的です。
不要品はリサイクル業者に搬入することでお金になることがあります。
一般的に知られているものから「こんなものが?」と思うものまで、順番に紹介します。
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目次
1. 段ボール・新聞・雑誌・雑紙などの古紙
これらは一般的に古紙と呼ばれるものです。
それぞれ分けて簡単にヒモやガムテープで括ります。
種類別の該当品目
・ 新聞 → 広告なども一緒にまとめて大丈夫
・ 雑誌 → 週刊誌や要らなくなった子供の教科書やノートなど
・ 雑紙 → おたよりやコピー用紙など
古紙の取引相場
古紙はキロ単位で取引しますが、相場は種類によって違いがあります。
・ 新聞、雑誌、雑紙(平均3円程/キロ)
※単価は日々変動があります。
2. 空き缶・ペットボトル
通常でもリサイクルしやすいこれらは、初心者にとって集めやすいものです。
単価アップのポイント
・ 空き缶 → スチール・アルミごとに分けて袋などに集める
・ ペットボトル → ふた・ラベルを外して軽くすすいでおく
空き缶・ペットボトルの取引相場
・ ペットボトル(平均20円程/キロ)
アルミ缶の方が、スチール缶より単価は高くなります。
ペットボトルはもともとが軽いので、キロ単位での取引はかなり大量です。
3. 延長コードや充電器・各種配線
断線や機種変更などで使えなくなってしまった「延長コード」や「スマホの充電器」は中に銅線が入っているため、
中の銅線の太さ・割合で値段が変わります。
例えば、壊れてしまったエアコンで使っていた配線などは高単価です。
4. 使わなくなったフライパン・鍋
焦げついたり、テフロン加工が剥がれてしまった「フライパン」や「鍋」も売れます。
単価としてはガラニウムという扱いになり、平均75円程/キロで、高くはありません
しかし、廃棄に困るものが売却できるというのは、魅力に感じるのではないでしょうか。
また、「銅製」の鍋などであれば、より高単価で取引されます。
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5. 壊れてしまった石油ファンヒーター・ストーブ
これらは鉄扱い(厚さの薄い鉄)として引き取ってもらえます。
持ち込み時の注意点
・ 配線などは切らずに持ってくること
・ 灯油は必ず抜いてから持ってくること
この注意点を忘れると、搬入先によりますが、引取不可になる場合があります。
決して高くはありませんが、通常ですと有料で粗大ゴミや家電量販店に引き取ってもらうことを考えればおすすめです。
6. 廃棄自転車・自動車のホイール
「自転車」は子供の成長に合わせて買い換えするため、廃棄に困るものの1つです。
こちらも引き取ってもらえます。
廃棄自転車の取引相場
廃棄自転車は、持ち込み時の状態によって取引単価が異なります。
・ 何もせず、そのまま → 1台単位で値段がつく(平均18円/キロ もしくは 平均100円/台)
後からゴムチューブやタイヤを処分する手間を考えると、そのままでの搬入をおすすめします。
自動車のホイールの取引相場
「自動車」のホイールも、同じようにタイヤを外せば、アルミもしくは鉄扱いでの取引です。
タイヤを外さなければ、1本単位で値段がつきます。
アルミ製と鉄製ホイールの取引相場はそれぞれ以下です。
鉄製ホイールはタイヤを外しても外さなくても、キロ扱いで取引されます。
こちらもゴムチューブやタイヤの処分を考えると、そのままでの搬入をおすすめします。
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少しの手間で出費を収入に変える
1つ1つの単価はそれほど高くなくても、処分料を支払って廃棄することを考えると、売った方がずっと良いと思います。
私の場合は不要品を引き取ってもらい、その金額で新しい家電を買いました。
不要品の処分に困っている方は、まず地域のリサイクル業者に引き取ってもらえるのかどうか問い合わせしてみてください。(執筆者:幸田 桃子)