無印良品のアイテムはシンプルで使いやすく、デザインも魅力です。
インテリアに無印アイテムを取り入れれば、暮らしやすさと落ち着きを兼ね備えたお部屋が完成します。
しかし無印アイテムをたくさん集めようとすると、コスト面で痛手です。
そこで活躍するのが100均アイテムです。
100均には無印良品そっくりの品が、いくつか存在します。
週に2回は100均に通う100均マニアであり、休日はインテリアのことしか考えていないインテリアマニアの筆者が「無印似おすすめ100均アイテム」をご紹介します。
目次
1. アクセサリートレー
昨年末に発売されたダイソーの「アクセサリートレー」は、無印良品の「ベロア内箱仕切り」シリーズとそっくりだと話題になりました。
幅 15.4cm × 奥行 11.5cm × 高さ 2.4cm(110円)
無印:
幅 15.5cm × 奥行 12cm × 高さ 2.5cm(990円)
指輪やピアスなど小さなアクセサリーの収納にぴったりなダイソーの「アクセサリートレー」は、サイズ感に差はなく、色味はダイソーの方が濃い色です。
マス目サイズの統一感や仕切りの高さ、商品の重さなど、無印良品の方が全体的に作りが丁寧だとされています。
筆者がダイソーへ行ったときは、マス目に仕切られたタイプは残念ながら完売しており、同シリーズのリング収納用のトレーのみがあったので、購入してさっそくアクセサリーを飾ってみました。

実際に手にとってみると、質感や重さなど一見して「無印でなく100均のアイテムだ」とわかってしまう要素は少ない印象です。
2. 3段引き出しケース
上記のアクセサリートレーと合わせて使えるダイソーの「3段引き出しケース」は、同じく無印の「ベロア内箱仕切り」と合わせて使用できる「アクリルケース2段フタ付引出」と非常によく似ています。
幅 17 × 高さ 9.7 × 奥行 13cm(220円)
無印良品:
幅 17.5 × 高さ 9.5 × 奥行 13cm(1,990円)
こちらも段数に違いがありますが、サイズにほとんど差はない印象です。
ただし、やはり無印良品の方がダイソーのおよそ9倍近い値段を誇るだけあり、見た目のチープ差が少なく、ずっしりとした安定感もあります。
使用用途は変わらないため、こだわりがなければダイソーで十分といえそうです。
こちらもダイソーに見に行ったのですがクリアタイプは売り切れ、ブラックタイプのみが残されていました。

3. 積み重ねボックス

我が家でも愛用しているダイソーの「積み重ねボックス」は、発売当時はお店で売り切れが続出していました。
こちらは無印良品の「ポリプロピレンメイクボックス」と酷似しています。
幅 15 × 高さ 16.9 × 奥行き 22cm(110円)
無印良品:
幅 15 × 高さ 16.9 × 奥行き 22cm(350円)
サイズは全く同じで、両者のスタッキングも可能で、共同開発したのかと疑うほどです。
原材料はどちらもポリプロピレンなので、ここまで一緒だと、差を見つける方が難しいとさえ感じます。
無印用品のボックスも350円とそこまでお高いわけではありませんが、収納に便利なボックスは数をそろえたいので、1,000円で9個買えるダイソーを選ぶ方が断然お得です。
4. 陶器歯ブラシスタンド

高級感と清潔感が人気の無印の「陶器歯ブラシスタンド」は、セリアとダイソーで似た商品が発売されています。
ダイソーの方がより無印製品に近いので、ダイソー商品で比較してみました。
幅 4 × 奥行き 4 × 高さ 3cm(110円)
無印良品:
幅4 × 奥行き 4 × 高さ 3cm(250円)
無印の方はコロンと丸みのあるデザインですが、ダイソーは面取りをした四角いデザインです。
穴の直径はほとんど変わらず、無印製に対して見劣りはしません。
筆者の近所のダイソーでは、ホワイト、グレー、ネイビー、クリアーの4色で販売されていました。
カラー展開は無印の方が豊富なものの、ダイソーデザインもモノトーンでなかなかおしゃれです。
5. ハンギングステンレスピンチ 4個入り
【無印良品:ステンレスひっかけるワイヤークリップ】

「無印そっくり」という話題を聞きつけ、冷たい風を浴びながらセリアまで自転車をこいで行ったのに完売でした。
無印良品の「ステンレスひっかけるワイヤークリップ4個入り」のそっくりさんとしてご紹介します。
約幅1.7×奥行5.5×高さ9.5cm
無印良品:
約幅2×奥行5.5×高さ9.5cm、対荷重500g(390円)
形状に若干の差があるものの、シンプルで華奢なデザインはどちらも魅力的です。
何かと便利なクリップなので、こちらも数をそろえるのであればより安いセリアを活用した方が節約になります。
6. キャンドゥの不織布仕切りケース
【無印良品:不織布仕切ケース】

無印が誇る「不織布仕切りケース」はキャンドゥが同じ商品名で同じデザインのものを販売しています。
Mサイズ約幅15×奥行32×高さ20cm(110円)
無印良品:
中サイズ約幅15×奥行32.5×高さ21cm (2枚入り・850円)
サイズはキャンドゥの方が若干小さめではあるものの、金額に大きな差が出ています。
材質は両者ともポリプロピレン、無印の方がやや生地は硬めで頑丈な作りをしているそう。
機能性は変わらないうえに収納は人に見せることもほとんどないため、値段の安い100均でそろえても何ら問題はないでしょう。
「無印風」を思わせる100均アイテムは豊富
全く同じアイテムではないものの、「無印風」を思わせる100均アイテムは他にも豊富にあります。

セリアの文房具は何となく無印を意識していそうなものがたくさんありました。
ダイソーのボトル系は、無印ぽいシンプルなデザインを豊富に扱っています。
そんなシンプルデザインのボトルやケースにセリアで販売されている無印風ラベルを貼れば、ますます無印ぽさがアップします。
よほどの無印マニアでない限り、一見間違えてしまいそうな100均の無印風アイテムをインテリアや収納に取り入れて、シンプルイズベストなおしゃれをお手頃価格で楽しんでください。(執筆者:遠藤 舞衣)