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2020年度から公立小学校で必修化されるプログラミング
これからの時代を生きる子ども達にとって非常に重要なものであることは分かっていても、自分が教えるとなるとハードルの高さを感じてしまうという保護者の方も多いのではないでしょうか。
教えられないだけに「ウチの子が授業についていけるかどうかちょっと不安」という声も聞こえてきます。
そんな方にオススメなのが「子ども向けのプログラミング教室」です。
子どもに分かりやすく、そして楽しくプログラミングについて教えてもらえます。
今回は授業料がリーズナブルなオススメのプログラミング教室をご紹介していきたいと思います。
ヒューマンアカデミー「こどもプログラミング教室」
資格取得やキャリアアップの専門スクールとして知られているヒューマンアカデミーは、AI、ビジネス、ネイリストやヘア・メイクなどの美容関係、心理カウンセラーや医療事務、日本語教師など幅広いジャンルの講座が用意されています。
校舎は北海道から沖縄まで全国に展開、通信講座も人気があります。
そんなヒューマンアカデミーで近年注目されているのが子ども向けのプログラミング教室です。
授業内容や料金設定が分かりやすく設定されているので、チャレンジしやすい講座となっています。
コース内容:プログラミング教室
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受講対象:小学校3年生~(推奨)
授業時間:90分授業/月2回
費用:入会金1万円、授業料9,000円/月、教材費600円/月、バッグ・バインダー代2,000円(入会時のみ)
受講内容
マウスやPCの基本操作の習得からスタートし、指定プログラムの作成、改造検討、発表といったサイクルを3か月かけて学び、1年間4サイクルを通して知識とスキルを定着させます。
「ベーシックコース」を修了後は次のコースへとステップアップします。
中級「ミドルコース」(2年目)と上級「アドバンスコース」(3年目)では、基本製作(90分)と応用実践(90分)を月2回で完結する授業が行われています。
提供する情報を減らし、自身が考えて作成する部分を増やしたり、上級コースになるとJavaScriptなどの言語を使って本格的なゲームを作成したりといった内容へと進んでいきます。
「ロボット教室」
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ヒューマンアカデミーにはこの「こどもプログラミング教室」とは別に「ロボット教室」も開講しています。
2009年から始まったという「ロボット教室」は、まさにプログラミング教室の先駆的存在といっていいでしょう。
こちらは幼児や小学校低学年の子どもでも受講可能となっています。
授業時間:90分授業/月2回
費用:入会金1万円、授業料9,000円/月、テキスト代500円/月、ロボットキット代2万8,500円
(入会時のみ※ミドルコース、アドバンスコース進級時は追加キット代が必要)
受講内容
「プライマリーコース」、「ベーシックコース」、「ミドルコース」、「アドバンスコース」があり、基本製作(90分)と応用実践(90分)を行い、月に2回の授業で1体のロボットを製作していきます。
ヒューマンアカデミーの「こどもプログラミング教室」と「ロボット教室」、そのどちらでもプログラミングを学べるようになっています。
子どもの興味や好奇心を刺激するカリキュラムで、ひとりひとりが楽しくプログラミングを学べるような授業が展開されています。
どちらも体験会が開催されているので、まずは気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
お得ポイント
2020年2月1日~3月31日の期間、「春の入会キャンペーン」を実施中です。
在籍中の方のプラス入会、兄弟姉妹や友人の紹介もしくは同時入会等で全員に図書カード2,000円分がプレゼントされます。
個別教室のトライ「トライ式プログラミング教室」
家庭教師や個別教室を展開するトライが実施する「トライ式プログラミング教室」は、トライ式学習法に基づき、プログラミングの原理を分かりやすく解説する授業が行われています。
教室のサポーターがひとりひとりをサポート、完全オリジナルのカリキュラムで低学年から高学年まで幅広く学べる受講内容が用意されています。
コース内容
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授業時間:スタンダードコース 90分×24回(月2回)
費用:入会金1万円(トライ会員は無料)、受講料8,000円/月
受講内容
第1~8回の授業ではプログラミングの概念を押さえた上で、ロボット作りを通して電子パーツとプログラミングコードの使い方を学びます。
第9~14回では形・動作がより複雑なロボットの作成を通して、電子パーツとプログラミングコードの使い方の理解を深めていきます。
第15~20回ではゲーム性のあるロボット作りを通して、楽しみながらより実践的なプログラミングの考え方を身に付けます。
最終章となる第21~24回では、ここまでに学んだ知識・経験を活かし、作成計画をたててロボットを作成し、最後の授業では友達や保護者の前で作品の発表を行います。
スタンダードコース修了者で、さらなるステップアップを目指したいという場合は、より実践的なプログラミングの知識・技能が見に着くアドバンスドコースへ進むことが可能です。
トライではソニー・グローバルエデュケーション社が開発した大人気ロボット「KOOV」を使った授業を行っています。
「KOOV」とはブロックで自由な「かたち」をつくり、プログラミングによってさまざまな「動き」を与えて遊ぶロボット・プログラミングキットです。
お得ポイント
全国のトライの教室で開催されている1日体験イベントでは、この「KOOV」を使ったプログラミングを実際に体験できます。
また、これらのイベント等の問い合わせをした方に「プログラミング教育丸わかりBOOK」がプレゼントされます。
既にトライ会員であれば入会金が無料になるのもうれしいです。
「STAR Programming SCHOOL」
総務省の「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業に2期連続で選定された「STAR Programming SCHOOL」は、保護者が選ぶ満足度が高いプログラミング教室でも1位を受賞した実績のあるプログラミング教室です。
子どもの個性に合わせて選べる「集合学習」と「個別学習」、算数や数学に強くなるカリキュラム、月に1回程度の保護者を招いての「プチ発表会」など、子どもはもちろん、保護者目線にも配慮された内容となっています。
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コース内容
授業時間:1回60~80分、期間は1~2年、コースによって異なる
費用:入学金6,000円、月額費2,000円
受講料
「タブレットプログラミングコース」7,000円/月
「Scratchプログラミングコース(集合)」1万1,000円/月
「ロボットプログラミングコース」1万円/月
「Webプログラミングコース」1万2,000円/月
受講内容
「タブレットプログラミングコース」全40回(1回60分)/1年
プログラミングの入門編で、小学校1年生~4年生を対象に、iPadのタッチ操作で命令ブロックを組み合わせてプログラミングを展開していきます。
カリキュラム後半では世界初のロボティックボール「Sphero」を動かす応用的な学習まで進めていきます。
「Scratchプログラミングコース」全80回(1回90分)/2年
小学校3年生~中学3年生を対象とした少人数クラス制による一斉レッスンです。
企画書・発表会・グループワークなど、クラスメイトとの交流でアイデアを共有しながら知識を深めていくコースです。
「ロボットプログラミングコース」全80回(1回90分)/2年
摩擦や重力といった影響を受ける精巧なロボットを組み立てていくロボット工学入門編のコースです。
レッスン映像で学んだロボットプログラミングの知識を駆使して、課される様々なミッションのクリアを目指します。
小学校5年生~中学校3年生が対象です。
「Webプログラミングコース」全40回(1回90分)/1年
JavaScript、HTML、CSSによる本格的なプログラミングにチャレンジするコースです。
デジタルハリウッドとの提携で、最先端の映像レッスンによる学習カリキュラムが組まれています。
さらに、オンラインで現役のIT技術者やWebデザイナーによる個別指導も受けられます。
小学校5年生~中学3年生が対象です。
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お得ポイント
「STAR Programming SCHOOL」では無料体験イベントと授業見学も受け付けています。
その場で入学すると入学金が半額になります(2020年2月現在)。
また兄弟姉妹で同時に入学すると「家族割」が適用され、全員の入学金が無料になります。
多彩なコースが用意されている「STAR Programming SCHOOL」は、ジュニアプログラミング検定準拠教材を使っているため、カリキュラム自体そのものが対策授業となっています。
個性に合った指導を大切にし、ネットワーク社会で生きていくために必要なタイピングや情報モラル、マナーといったICT教育も提供しています。
これからを生きる子ども達のことを考えたプログラムが充実していると言っていいでしょう。
「SMILE TECH(スマイルテック)」
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埼玉県を中心とした子ども向けプログラミング教室「SMILE TECH」は、リーズナブルなチケット制を導入しており、学校行事などとのスケジュール調整がつきやすいシステムとなっています。
コースやカリキュラムも充実、日本全国対応の出張講座や幼稚園・小中学校での特別授業、プログラミングイベントなども実施しています。
授業時間:1回90分
チケット料金:
1回チケット 3,000円(有効期限1か月)
6回チケット1万6,800円(6か月)
12回チケット3万円(12か月)
24回チケット5万5,200円(24か月)
上記のチケット以外に運営費が必要です(1回チケットの場合500円、6回~24回チケットの場合は購入時に3,000円)。
体験会チケットは1,000円で販売されています。
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お得ポイント
6回チケット以上になると、1レッスンあたりの料金が割引された金額になっています。
6回チケットは200円、12回チケットは500円、24回チケットは700円OFFです。
受講内容
「Scratch基礎コース」
ブロックを使用した子ども向けのプログラミングサイトを使って学ぶ入門者用のコースです。
小学校での導入事例もあり、中学受験などにも用いられています。
対象は小学校2年生~中学1年生です。
「ロボットコース」
ソニーの「KOVO」や、世界最小のプログラミング教育ロボット「Ozobot」など15のロボットをマスターしていくコースです。
対象は小学校4年生~中学校1年生です。
「プロセッシングコース」
「Scratch」をマスターした後はデジタルアートの世界を体験。iPhoneアプリの開発に使われているプログラミング言語「Swift」も学びます。
対象は小学校5年生~中学2年生です。
このほかにも「マイクラッチ」、「デザイン」、「ドローン」などといったコースが受講できるようになっています(用意されているコースはそれぞれの教室によって異なる)。
「プログラミングから始めるグローバル人材の育成」を目指している「SMILE TECH」は、アクティブラーニングを取り入れた授業により、子ども達が互いに教え合い、従来の学習方法に比べ効果的に学べるようになっています。
また講師を育成するためのカリキュラムも開発し、子ども達を教える側の講師にも、質の高さを重視した育成が行われています。
業界最安値とも言われる授業料、チケット制というシステムで通いやすいプログラミング教室となっています。
「Coder Dojo Japan」
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無料のプログラミング教室として注目されている「Coder Dojo」は、
「自律的なコミュニティグループ」
「自主性を持って学ぶ 主に7~17歳の若者が対象」
という理念のもと、世界で広がりをみせているプログラミング教室です。
2011年にアイルランドでスタートし、世界で110か国・2,000の道場、日本国内では全国各地に196以上の道場があります。
すべてボランティアで運営されており、地域の保護者や学生、エンジニアやデザイナーといったその道の専門家も参加しています。
「Coder Dojo」は誰もが自由に無料でソースコードを使用したり、複製したり、改良したり、再配布が可能という「オープンソース」文化に基づいたコミュニティとなっています。
一般的なプログラミング教室とは異なり、この道場では子ども本人のやりたいことを大人がサポートしていくというシステムです。
統一されたカリキュラムや設定されたコースなどはなく、「自分がやりたいこと」を決めて参加する主体性重視の学び場を作っています。
受け身型の授業ではなく、自主的に考えて取り組む姿勢も育てているといっていいでしょう。
お得ポイント
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「無料!」これ以上のお得はないと言っても過言ではありません。
受講内容:
「Coder Dojo」でできること
・コードの書き方を学ぶ
・ウェブサイトを構築する
・アプリやゲームを制作する
・気軽にテクノロジーを探求する
・なにかをつくる(作る/創る/造る)
学べる内容は道場によって異なりますが、一例として次のようなものがあります。
・Scratch、Hour of Code
・HTML、CSS、JavaScript
・PHP、Python、Ruby、Unity
・Arduino、Raspberry、Piなど
パソコンやタブレット、電源ケーブルなどのアイテムは各自持参となります。
無料で参加できるという大きなメリットと、自主的に取り組む姿勢を大事にする「Coder Dojo Japan」は、授業料というハードルがないだけに、「やる気」や「積極性」があれば平等にプログラミングを学べる場として非常に注目されています。
知識を広げていくために必要な協力や共有も自然に身に付くコミュニティとなっています。
思ったよりも高くない
これからの時代を生きる子ども達にとって必要なプログラミング教育は、好奇心や興味をくすぐりながら、プログラミングを楽しく学ぶ場が各地に広がっています。
プログラミング教室というと授業料が高いというイメージもありますが、月額1万円以下というリーズナブルな価格を設定している教室も決して少なくありません。
必修化となるこの機会だからこそ、プログラミングをもっと広く深く学べる施設をのぞいてみてはいかがでしょうか。(執筆者:藤 なつき)