これは実際、少し前に知り合いからいただいたLINEの文面です。
その方は40代の半ばの女性、仕事と言えばパートが当たり前で、在宅ワークの存在をしったのは最近でした。
インターネットが進化し、誰でも自宅で仕事ができるようになったことで、仕事の種類や働き方はガラッと変わりました。
しかし、働き方の選択肢が増えたことで、「どのように在宅ワークを探せばよいか分からない」と悩んでおられる方も少なくありません。
今回は、人それぞれの目的に応じた4つのケースから、自分に合う在宅ワークの探し方をお伝えしていきます。

目次
探し方(1) 自分のスキルを向上させたい・将来役立つノウハウが欲しい
在宅ワークの探し方として、自分のスキル向上やノウハウ獲得を目的に選ぶことができます。
培ったスキルやノウハウを利用し、将来、より大きな収入へと変化させていくことができるため、在宅ワークの探し方でもっともオススメする方法です。
YouTuber:動画をアップして広告収入を得る
輸入ビジネス:海外Amazonなどで商品を購入し日本で転売
ドロップシッピング(無在庫販売):プロバイダーから店舗と商材を借りてネット販売
オリジナルグッズ販売:ハンドメイドなどを仲介サイトを通じて販売
オンライン日本語講師:Web通話で日本語の指導
占い師:電話やWebカメラなどで自宅でも占いが可能
トレーダー:株や外貨などを使って本格的な資産運用を行う
上記の方法は、決して簡単に始められるものばかりではありません。
たとえば、アフィリエイトやYouTuberならSEO(検索エンジン最適化)の知識が必要ですし、輸入ビジネスやドロップシッピングも明確な販売戦略を構築しなければ収益化は難しいといえます。
ただ、上記の在宅ワークで得た知識やノウハウは、それを拡大してさらに事業を発展させていけるため、自分の時間やお金を投資する価値は高いのです。
探し方(2) 自分のスキルをいかしたい・活躍できる場を求めている
プログラマー:エンジニアが作成した設計図通りにシステムを構築
エンジニア:ソフトの設計図作成や動作チェック
Webデザイナー:Webサイトのデザイン制作
イラストレーター:文章を分かりやすくイラスト化、またはロゴ作成
翻訳家:書籍やWeb記事の翻訳、執筆
添削:作文や小論文のチェックや文面の書き換え
最近では、フリーランスとして企業と直接契約を結び、自分のスキルをいかして働くことができます。
仕事によっては初心者でも応募できるものもあり、一から実務経験を積んでいくことも可能です。
コツコツと実績と経験を積み重ねていくことで、より大規模なプロジェクトに参加して基礎収入額をアップさせたり、さらに高度なスキル獲得へとつながるチャンスもあります。
探し方(3) 面白い体験やレアな仕事の経験がしたい
アイデア投稿:企業の課題に対してアイデアを提供して収入を得る
旅行プラン考案:自分が最高だと思う旅行プランを企業に提供して収入を得る
シェアビジネス:部屋や物などを登録して他人とシェアする
教室運営:塾や語学教室、ダンス教室など
仕事でたくさん面白い体験をすると、友人と話すときの話のタネになったり、自分自身も仕事でやりがいを感じることが多くなります。
最近の在宅ワークは、上記のようにユニークな内容も増えてきました。
なかには経験やノウハウが求められる仕事もありますが、シェアビジネスはサービスサイトに登録するだけなので、誰でも始められる手軽さが魅力です。

探し方(4) ちょっとしたお小遣い稼ぎがしたい
文字起こし:インタビューなどの録音データを文章化
カスタマーサポート:在宅で電話やメールによる顧客対応
在宅ワークの探し方として、お小遣い稼ぎの目的も考えられます。
ただし、安易に上記の在宅ワークを選んでしまうのはオススメしません。
確かに上記の仕事を行えば月に3~5万ほどのお小遣いは得られますが、お金以外に得られるものが少ない点に注意してください。
たとえば、今後の自分の発展や収入アップに欠かせないスキル・ノウハウが得られなければ、いつまでたっても
「いつも簡単そうな仕事を探している」
という悩みは解決しないでしょう。
できるだけ将来の自分の姿をイメージし、発展性の高い在宅ワークを選んでみてはいかがでしょうか。(執筆者:柳本 幸大)