「そんなに古いものでもないんだけど…」
いらなくなった服を手軽に売れる便利なメルカリですが、出品してもなかなか売れないことがあります。
そのような時、たった一言を添えるだけでパッと売れる魔法のような言葉があるとしたら、ちょっと知りたいと思いませんか。
今回はメルカリで100件以上の取引経験をもつ私が、メルカリでレディース服を出品する際に添えたい「一言フレーズ」を紹介します。

目次
1. 丁寧さをアピールするフレーズ
あなたがネットで商品を買って、楽しみにしていた商品が届いた時を想像してみてください。
梱包が雑で商品が雨に濡れてしまっていたら、どのような気持ちになるでしょうか。
決して気持ちのよいものではないですし、場合によっては返品したくなるかもしれません。
個人間の取引であるメルカリでも同じことです。
購入者は「写真に出ている商品がキレイな状態で届くこと」を望んでいます。
特に、服が好きな購入者や大切な日に向けて買った購入者は、服が乱雑に扱われていると不快な気持ちになるものです。
しかしながら、購入者側から「濡れないようにしっかり梱包してください」などとお願いするのも、余程のずうずうしさがないとできないのが現実です。
そこで、
なのです。
「ちょっと言い方が恩着せがましいし嫌だな」という方は、
と書くとよいと思います。
これであれ、購入者への配慮がしっかりとあるうえに恩着せがましくもならないのでおすすめです。
もちろん、書いたことが嘘にならないように、ビニールなどで二重梱包も必ずしてください。
2. 状態の良さを伝えるフレーズ
メルカリには商品の状態を選択する欄があります。
その欄に「未使用に近い」や「新品」、「目立った傷や汚れなし」という状態が記入されていても、買おうかどうか悩んでいるユーザーはとても慎重です。
基本的には、「本当にキレイな状態なの?」と疑っていると思ってください。
また、最近ではヤフオク!やアマゾンなどで安く仕入れた商品をメルカリで高値で販売して荒稼ぎしている人もいます。
メルカリである程度の取引経験のあるユーザーはこれを見抜こうという気持ちもあるので、「どっかで安く仕入れた転売品なんじゃない?」という目を向けている場合もあります。
そこで、
と欲しいと思っているユーザーは安心して購入できるのです。

状態の良さを印象付けるフレーズ例
次のような一言を添えておくと「ああ、こういう理由で出品したんだな」と購入する側が納得できるので、購入しようという気持ちの後押しになります。
「出産して体形が変わってしまい、全く着られないので出品しました」
「服の趣味が変わってしまい、もう着ないので出品しました」
まだ、説明欄に書いてないなという人にはおすすめのフレーズです。
3. サイズ感が想定しやすくなるフレーズ
ネットショップで服を買うときに1番悩むことは、やはり「自分に合うサイズかどうか」ということです。
これを解決するには、服の着丈などを細かく採寸して書くのが1番なのですが、素人採寸なので誤差が出ますし、面倒に感じる方もいると思います。
そこで手軽な方法としておすすめなのが
ということです。
これであれば細かい採寸は不要です。
購入する側にも「私と同じ体形だから着こなせそう!」と思ってもらいやすくなります。
また、自分にサイズが合わなかった服には、その理由を書いておくと参考にしてもらいやすくなります。
サイズ感が想定しやすくなるフレーズ例
ちょっとしたことなのですが、次のようなフレーズがあるだけでサイズ感をかなり想定しやすくなります。
「普段はSサイズを着ているのですが、これは少し大きかったので出品しました。Mサイズくらいの方におすすめだと思います」
「靴のサイズは24㎝なのですが、幅広の私には小さかったので23.5㎝くらいの方がいいかと思います」
特に「フリーサイズ」の商品の場合には、体形によほどの自信がないかぎり購入をためらうものです。
購入する側に「自分にピッタリだ!」と思ってもらえるように、ぜひ一言を添えてみてください。
「どうせ買うなら親切な人から」が本音
メルカリでレディース服を売る際に使えるちょっとした一言についてお話させて頂きました。
メルカリで購入する側は、「同じ値段か少し高い程度なら、丁寧で親切な人から買いたい」という本音を持っています。
その気持ちを上手に汲み取ることが売る側の戦略としてとても有効です。
「最近メルカリ売れないなぁ…」と悩んでいる方、は商品説明の欄に今回紹介したフレーズを書き足してみてください。
即座に売れる商品があるかもしれません。(執筆者:片岡 みのり)