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数年前から普及が進んできたネットスーパー

「子供が小さくて買い物に行くのも大変」
「まとめ買いしたいけど車がなくできない」
など、さまざまな理由から利用する人が増えてきています。
そんな中
「配送に数日かかるイメージ」
「年会費や送料が高い気がして不安」
という声も少なくないようです。
実際のところ、店舗型スーパーと比べてどのような違いがあり、果たしてどちらがお得なのでしょうか?
今回は、ネットスーパーの魅力的な面や上手な使い方を、実際利用している筆者の体験談を交えてご紹介したいと思います。
普通のスーパーマーケットと何が違うの?
ネットスーパーを利用したことがない方ですと、店舗型スーパーと何がどう違うのかいまいちピンとこないかと思います。
ざっくり言ってしまえば、足を運ぶ必要がないだけで品ぞろえなどは特に違いはありません。
画面の見方や操作などに慣れるまでは少し時間がかかってしまうかもしれませんが、慣れると店舗型スーパーに行くよりも格段に早く買い物ができます。
どんなお店(企業)があるのか
全国的に配送をしているところだと、
・ イオン
・ SEIYU
・ コープ
などがあります。
他にも、野菜を取り扱うoisixや、お弁当・お惣菜をメインとしているセブンミールなどもありますが、今回は店舗型スーパーのような一般的な品ぞろえのネットスーパーに限定します。
ネットスーパーに対するマイナスイメージ

冒頭でも取り上げたように、ネットスーパーの利用経験がない方にはマイナスなイメージがついているようなので、よく聞くマイナス要素の真偽を筆者なりに考えてみました。
イメージ1:店頭で買うより商品が割高
店舗型も構えている企業のネットスーパーのほとんどは、店舗と同じチラシをネットに掲載していたりもするので、同じ値段で買えることがほとんどです。
楽天やAmazonなどでネットショッピングする際も、同じものを実際にお店で買うとなるとネットのほうが安かったりするので、ネットスーパーも同じです。
イメージ2:配送に数日かかりそう
午前中に注文すれば当日配達可能な企業もあれば、何時に頼んでも翌日配達のところもあります。
中には基本3日~1週間後になるというところもあります。
住んでいる地域や、近くにその店舗があるかどうかなどでも変わってくることがあるので、お住まいの地域からできるだけ近い店舗に依頼すると良いと思います。
イメージ3:年会費や送料がかかりそう
送料は無料~数百円です。
筆者の知ってる限りでは500円以上の送料がかかるお店はありません。
・ 子育て割で商品受取時に母子手帳を提示すると送料が値引きされたり無料
・ 〇〇円以上購入で送料無料
などという場合もあるので、送料の負担についてはあまり気にならないように思えます。
ネットスーパーの魅力

ネットスーパーを利用することで具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
メリット1:わざわざ出向く必要がない
ネット環境があれば、家でも職場でも帰宅途中の電車内でも、どこでも注文ができるのが1番の魅力と言えます。
メリット2:荷物の量を気にする必要がない
店舗型スーパーの場合、食材のまとめ買いや水やビールのケース買いなどは、タイミングを考えないといけません。
子供がいる主婦だと子連れでまとめ買いをするのは時間的にも荷物の量的にも難易度が高いです。
車がない人も同じで、持てる範囲でないと買うことができません。
その点ネットスーパーは自宅へ配達してくれるので、時間も荷物の多さも気にせず買い物ができて便利です。
メリット3:買い忘れが減る
小さなことですが、個人的にこれはとても魅力的でした。
スーパーに足を運ぶと時間を気にして慌てることが多く、常になにか買い忘れてしまいます。
メモを冷蔵庫に貼って、欲しいものをしっかりと書いておいても、そのメモを忘れることが多々ありました。
ネットスーパーならゆっくり選んだとしても歩いて店内をまわるより何倍も早くみられるので慌てることなく買い忘れが断然なくなりました。
もちろん、直接商品を見れないなどのデメリットもあるのでメリットばかりだとは一概に言えませんが、少なくとも時間や労力を無駄に使うことがなくなるのは確かだと思います。
賢く利用すれば食費節約
食材の買い物をネットスーパーですることは、食費の節約にもつながります。
心理的なことなのですが、無駄買いをしなくなります。
店舗型の場合、買うものを決めて行ってもおつとめ品をみつけてしまったり、子供がアイスやおやつをねだってきたり、レジ前の誘惑があったり…気づいたら予算を越えてしまっていることもあります。
ネットスーパーではこのように予定外のものを買うことにならず、自然と節約できます。
衝動買いをしがちな人はぜひ試してみてください。
店舗型とネット型、うまく使いける
今回、ネットスーパーの良さに注目してまとめてみましたが、
・ おつとめ品狙いの日
・ おでかけついでの食材調達
・ 調味料が切れてしまった
など店舗型を使うべきシーンもたくさんあるかと思います。
「普段のまとめ買いや重い物はネットスーパーで急遽の買い出しは店舗型」というように、自分に合う方法で上手に使い分けて賢く使ってください。(執筆者:笹木 花)