小中高校などの休校措置に伴い、給食が原則としてなくなりました。
それで困るのは、
・ 多くのお子さんを抱えることとなった学童保育施設
・ 生乳を作っている酪農家
ではないでしょうか。
牛乳乳製品に関しては農林水産省からのお願いが出されています。

バターやチーズにするには、牛乳やヨーグルトを作るよりも加工費が多くかかるので、生産者の方への負担も増えてしまうそうです。
搾乳しないと牛が乳房炎という病気になってしまうため、搾乳を止めることはできません。

大手コンビニローソンでは、そんな方たちを救う目的で2つの取り組みを行います。
この記事では、その取り組みを具体的に解説するとともに、私たちもお得にローソンを利用するための方法を紹介しましょう。
目次
学童保育施設におにぎりを無償提供

3月2日より、全国の小中高校に休校要請が出され、お子さんの受け皿となっているのが学童保育施設です。
しかし急に決まったことゆえ、預かるお子さんの食事などに悩んでいる関係者の方も多いのではないでしょうか?
そこで、学童保育施設の昼食をサポートする目的で、ローソンでは以下の条件でおにぎりを無償提供します。
・ 提供日:3月10日(受付終了)、3月17日、3月24日
・ 提供方法:ローソン社員または配送会社が原則施設まで配送
・ 個数:1施設最大200個(お子さん1人につき2個まで)
※増産が決定し、全ての要望に対応してくれるそうです。
・ 種類:おにぎり4種類(シーチキンマヨネーズ、おかか、鮭、日高昆布)などの組み合わせ
・ 申込方法:メール
お子さんも好きそうな具材ですので、学童保育施設の方も助かることでしょう。
申込の流れと注意点
申込の流れと注意点をまとめました。
希望日の前週水曜日17時までに、以下の必要事項をメールしてください。
・ 応募メールアドレス:csinfo@lawson.co.jp
・ タイトル:学童おにぎり+お届け希望日(3/10など)
・ 本文記載事項:
1. 学童保育施設の名称
2. 施設住所
3. お届け先住所(施設住所とお届け先が異なる場合)
4. 運営代表者氏名
5. 代表者連絡先(携帯電話番号)
6. 学童の人数
7. 希望個数(1施設最大200個、学童1人につき2個まで)
提供する施設には、前週の金曜日17時までに詳細などが、電話、メール、SMSにて代表者に伝えられます。
次の週の火曜日に提供となりますが、原則先着順となるので申し込みは早めにするといいでしょう。
ただし、地域によっては対応できない場合もあり、施設への配送ではなく最寄りのローソン店舗での受取となる場合もありますので、了承ください。
【3/9~3/20】「ホットミルク」「カフェラテM」を値下げ

学校給食でおなじみの「牛乳」も提供されなくなりました。
搾った生乳の多くが廃棄処分となってしまうのは、もったいないです。
そこでローソンは3月9日~3月20日の期間中、「マチカフェ」メニューのうち国内産生乳を使用している
・ホットミルク:税込130円 → 税込65円
・カフェラテM:税込150円 → 税込120円
と、それぞれ持ち帰り限定で、半額と30円引きで提供することとなりました。
ローソンはもともと「牛乳屋さん」

なぜローソンが生乳対策に乗り出したか、そのヒントはローソンのロゴにあります。
ロゴマークの中央に鎮座するのは、ミルク缶です。
ローソンは、アメリカオハイオ州のJ.J.ローソン氏が営んでいた牛乳屋さんに由来します。
その後、1959年にはアメリカで、1975年には日本でコンビニ事業をスタートさせました。
そんないきさつから、ローソンは生乳の危機に手を差し伸べました。
ローソンをお得に利用して間接的に支援する方法も
この時期、ローソンを利用する方法は以下のようにたくさんあります。

いっぱい買物する人ならば20%還元、あまり買物しない人なら200円引きがいいですね。
ローソンの取り組みを支援して、酪農家・学童保育施設を救おう
預かるお子さんの数が増えた学童保育施設、大変なことは想像に難くありません。
官民問わず支援の輪が広がりつつあり、ローソンもそんな民間企業の一社です。
合計3万個のおにぎりを無償提供することは、配送の手間を考えればなかなかできるものではありません。
学童保育施設を利用していない方は、マチカフェを使い国内産生乳を積極的かつ消費することで、全国の酪農家を救えるだけでなく、牛乳の栄養も摂取できますし、飲んで心もほっこりすることでしょう。
もちろん、その際にお得な方法で決済すれば、お財布もほっこりします。(執筆者:角野 達仁)