新型コロナウィルスの影響で、多くの公立小・中・高等学校が休校となり、自宅待機となった子供の親たちからは不安の声が上がっています。
そこで今回は、知育アプリや家族で楽しめる無料アプリ、家にあるものを利用した遊びなどを紹介したいと思います。
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目次
休校になった子供を持つ親の不安な声
子供たちの学校が休校になったことで、保護者の間で心配や不安の声が多く上がっていることはご存じでしょうか。
休校になった子供の保護者の声
自宅待機になった子供を持つ親たちからは、
・ 子供の学力低下が心配
・ 長い時間をどう過ごさせたらいいか悩む
働く共働き家庭の親たちからも、
・ 子供がきちんと勉強するか心配
・ なるべくお金をかけず子供たちに少しでも快適に過ごしてもらい、仕事に支障が出ないよう乗り切りたい
など、このような声が上がっています。
休校支援で知育アプリが1か月無料
世界150か国で利用されている思考力知育アプリが、有料版についても2020年3月1日~31日までの1か月間無料になります。
無料のフリーコースだけでなく、月額300円と900円の有料コースについても無料で利用できるお得なチャンスです。
「シンクシンク」とは
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シンクシンクは、世界150か国、100万ユーザーが利用している思考力知育アプリです。
対象年齢は、5歳から10歳です。
無料のフリーコースのほか、月額300円と900円のコースがあります。
有料コースを無償開放
コロナウィルスが世界的に流行し、イベントの自粛や学校が休校となっている現状を受け、シンクシンクの運営をおこなうワンダーラボ株式会社が無償提供を発表しました。
無料のフリーコースだけでなく、有料コースについても併せて無償で提供されます。
とくにこちらで有料コースに変更する必要はなく、アプリをダウンロードして「保護者メニュー」をクリックし、「指定された番号を2秒間押す」と、今回の無償提供についての説明を読むことができます。
ダウンロードの方法
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上記のURLをスマホやタブレットから閲覧し、iPhoneやiPadのiOS端末の人は左側のボタン、アップル製品以外のアンドロイド端末の人は右側のボタンを押すと、ダウンロードができる画面が表示されます。
「シンクシンク」を使ってみた親子の感想
ここでは、「シンクシンク」を実際に使ってみた筆者の娘と、その様子を見ていた筆者の感想をお伝えします。
小3娘が使った感想
頭を使うようなアプリがいっぱい入っていて楽しそうでした。
たとえば「ひとふででんきゅう」は、はじめは電池のようなイラストが出てきて、そこから電球をつないでいくというゲームです。
すべての電球を「ひとふで」でつないでいく必要があるので、電球の数が多くなっていったり、電球をつないでいくマスが複雑な形になったりすると難しく感じます。
いろいろと考えながらクリアしていくゲームばかりなので、頭も使うようで面白そうでした。
筆者の感想
頭を使う内容にはなっているものの、ゲーム感覚でプレイできるため、子供自身は積極的に取り組んでいました。
親としては、シンクシンクが「思考力知育アプリ」ということもあり、「勉強させているような感覚」で取り組ませることができました。
プレイできる回数が決まっていて10分程度しかできないため、スマホやタブレットの使い過ぎも防げてありがたいです。
1日中ずっと家にいると、子供は、ダラダラと過ごしてしまいます。
なので、こういった無料のアプリと普段の学習ワークなどを併用することで、少しの時間でも集中させる時間を作り、習慣づけることできるのではないかと思いました。
自宅待機を乗り切るおまけ
ここでは、自宅待機となっている子供たちが、兄弟や家族と自宅で楽しめる遊びを紹介したいと思います。
大人もハマる転がるもの落とし
1つ目は、ほとんどの人の自宅にある「ボールペンなど転がるものと紙」を使ったゲームです。
準備するのは、
・ ボールペンのように転がるもの … 2本
・ 紙 … 1枚
の3つだけです。
やりかたは、紙の両端に転がるものを置き、お互いに順番に指で弾いていきます。
紙の上から弾き飛ばされるとアウトで、負けてしまうという単純なゲームですが、大人も結構ハマれます。
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ゴミも出ず、0円で楽しめるため、一時しのぎの簡易なボードゲームなどを買うよりは節約につながるでしょう。
家族でも楽しめる無料のすごろくアプリ
2つめは、「1人でも家族とでも楽しめる無料のすごろくアプリ」です。
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iPhoneもしくはiPadをお持ちであれば、「桃太郎電鉄」という、昔に大ヒットしたすごろくゲームソフトのアプリ版を無料で入手できます。
ただ、ゲームソフトでは「99年プレイ」などができますが、無料のアプリ版では「1年プレイ」のみしか選択できないという制限つきです。
サイコロを振ってゴールを目指しながら、資産や財産を増やして1位を競い合うゲームで、小学校低学年からでも楽しめる内容となっています。
ゴールのときに1番遠くにいた人には貧乏神がくっついてしまうため、ほかのプレイヤーに貧乏神をなすりつけながらゴールを目指していくゲームです。
くせ者なのがこの貧乏神で、たまに「キングボンビー」に変身して、強力な力で資産や財産を巻き上げてプレイヤーを貧乏のどん底に突き落としてしまいます。
今年2020年には、新ヴァージョンが発売される予定となっているなど、根強いファンも少なくないこのゲーム、昔を思い出しながら子供たちとプレイしてみてはいかがでしょうか。
無料アプリなら、不要になったら削除するだけなのでエコにつながります。
ダウンロード方法は、アップルストアへ行き「桃太郎電鉄」で検索してみてください。
余分なお金はかけずを乗り切ろう
突然の休校に頭を悩ませている保護者の方も多いと思います。
この状況がいつまでも続くわけがないとは思いたいものの、かといって収束が予測できる段階でもありません。
今後、どのような状況になるかといった予想も難しいため、余分な支出は控え、できるだけ普段の生活よりも控えめな出費に抑えておきましょう。
そのためには、もともと無料のアプリや今回のように無償提供されているアプリ、家にあるものを活用して、お金を使わずに自宅待機を乗り切ることも大切です。(執筆者:山内 良子)