コロナウイルス感染拡大阻止のため、多くの小中学校が3月いっぱい学校をお休みにすると発表しました。
学期途中で学校が終わってしまい、自宅学習をどのように進めたら良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
臨時休校を受け、多くの学習サービスが教材を無償提供してくれています。
そこで今回は、記事執筆現在無料で使える小学生向けの学習サービスを5つご紹介します。
目次
1. まなびwith

まなびwithは小学館の通信教育です。
臨時休校を受けて、3月2日~3月31日の期間中、2019年度の下記の教材を無料提供しています。
・ 年少~小6コース3月号を除くご希望月号のワークブック(1人1冊)
教材をダウンロードできるだけでなく、1人1冊限りとはいえワークブックを無料で送付してくれるのはありがたいです。
終了している学年もありますので、申し込みはお早めにしてください。

2. 学研

学習塾の運営や学習教材の販売を手がける学研は、「家庭学習応援サイト」という特設ページを作り、授業動画や電子書籍を無償提供しています。
小学3年~小学6年の国語・算数・理科・社会について、「やさしくまるごと小学」シリーズの授業動画が無料で視聴できるため、苦手な単元を振り返りたいときにもぴったりです。
デジタル学習ドリル「ニューコース学習システム」と、デジタル百科事典「ニューワイド学習百科事典」も使えるため、自主学習や調べ学習にも役立ちます。
3. 探求学舎

探求学舎は、探求心に火をつける興味開発型の教育に重点を置いた学習塾です。
臨時休校特別支援企画として、授業の1部をオンラインで配信しています。
配信予定期間は3月2日~3月20日までの土日をのぞく10:30~12:00で、YouTubeで生放送されます。
録画動画も視聴可能です。
「宇宙のふしぎ」や「ダイヤモンドの謎」など、子どもの好奇心が育まれるような刺激的な授業が無料で受けられます。
4. TechAcademy

オンラインプログラミングスクール「TechAcademy(テックアカデミー)」は、2月28日~2020年3月末日まで、通常は塾や学校で使用されているTechAcademyジュニアの1部(Scratchなど)を提供予定だと発表しました。
2020年4月からは小学校でのプログラミング教育必修化も控えています。
長い臨時休校の間に、プログラミングに触れてみるのもおすすめです。
5. LEARN at HOMEプロジェクト

LEARN at HOMEプロジェクトは、株式会社増進堂・受験研究社および協力企業によって実施されている家庭学習サポートサービスです。
オンライン授業の実施や、受験研究社が発行する小中学生用の参考書・問題集・ドリルをウェブ上で閲覧可能にするなど、さまざまなプログラムの提供を予定しています。
LINE上で知りたいキーワードを質問すると、学習参考書「自由自在」の該当ページが閲覧できるサービス「自由自在先生」も、本来は参考書購入者の特典ですが、期間限定で無料提供されます。
無償提供される学習サービスを上手に活用しよう
臨時休校により子どもの学習に不安を抱える中、数多くの企業が無償で学習サポートに乗り出してくれるのは、子を持つ母の1人として、とてもありがたく感じています。
これを機会に、子どもたちにさまざまな学習サービスを体験させることで、相性の良い学習法と巡り合えるかもしれません。
気になるサービスがあれば、ぜひ利用してみてください。(執筆者:AFP、2級FP技能士 青海 光)