スムーズに節約するには、家族の協力は欠かせないものですが、
「そんなこと、恥ずかしいからやめてと言われる」
など、子供たちが非協力的で困っているといったことはありませんか?
高校生(思春期)であるがゆえに「非協力になってしまう節約」があります。
今回は、筆者や筆者の友人・知人などの本音を元に、
・ 積極的に協力できる節約
・ 非協力になってしまう節約
の理由や分かれ目、対策方法について紹介いたします。
目次
高校生だから感じる「恥ずかしい」節約

多くの同世代が「恥ずかしい」という気持ちが現れると協力はできないという回答しました。
地元に住んでいれば、長い付き合いの友達やちょっと気になる異性が近所にいます。
全くの他人では感じない羞恥心が、クラスメイトだと過大なり、それが非協力につながります。
恥ずかしい節約1:半額商品の爆買い
「半額」の威力はすごいと聞きます。
食材が半額になっていると、ついたくさん買ってしまう光景を見かけますが、
・ 半額の商品が上下両方のカゴからあふれる
・ 目の前にあった大量の半額商品を片っ端からすべて買い占る
という行為を隣でされるのは、思春期的にツラいです。
半額の商品をカゴにバカバカ入れながら
なんて大きな言われると、その場から消えたくなります。
生意気承知で対策方法…
大量に半額商品を買う場合には、
・ バラバラに入店し、駐車場(出口)まで別行動
・ できれば店内では他人のフリをしてほしい
食べ盛りの自分たちのために半額商品の争奪戦をおこなってくれていることは理解しているし、感謝もしています。
大量に買った袋を持つことで役立とうと思い、買い物へ同行しています。
思春期の今だから、地元だからこそ、この願いを聞いてもらえると、半額大量買いのときも積極的に買い物に同行させていただきます。
恥ずかしい節約2:ボロボロの服を着て外出
近所への買い物やちょっとした用事で、毛玉がたくさんついていたり生地が薄くなって傷んだりしている洋服を着ている母の横を歩くのは精神的に大きなダメージです。
と、恥ずかしく感じてしまいます。
生意気承知で対策方法…
子供たちにお金がかかるため、自分の着るものを新しく購入するのを控えてくれていることもわかっています。
高い洋服ではなくても、年齢に合った形やデザインのものをおしゃれに着こなしてくれると、一緒に出掛けていても誇らしく感じます。
家の中で着ているなら、なにも言いませんので、外出のときだけお願いを聞いてください。
恥ずかしい節約3:無料クーポンだけ

クーポンは、お得にランチやディナーを楽しめる手段のひとつですが、家族全員の支払いを無料クーポンだけで済まされると赤面します。
恥ずかしいだけでなく、店舗のスタッフからも迷惑がられて申し訳ない気持ちになってしまうという意見が多数ありました。
生意気承知で対策方法…
家族と一緒に食事に行くときには
くらいの気持ちで無料クーポンを使ってもらい、完全無料は1人のときに楽しんでもらえると助かります。
積極的に協力できる節約
未成年である自分たちも家計のために、積極的に節約に協力したいと考えています。
1. おしゃれな節約
今年の7月1日から、レジ袋有料化が始まります。
買い物袋をゴミ袋などに再利用しないのであれば、1回3~10円程度するビニール袋や紙袋にお金をかけるのはもったいないです。
もうすでに、レジ袋のかわりにエコバッグを利用している人も多いと思います。
という意見が多くありました。
最近では、キャラクターの絵柄がついたものからシンプルで大人でも使えるようなバッグまでそろっていて、若い世代にも使いやすいエコバッグが増えています。
親子でおそろいのものや同じブランドを持ち、地球環境の話をしてくれたらかっこいいです。
2. 学割は積極的に使います
CMなどでもよく見かけ、たくさんのお店で普及している学割は、学生証を提示することで割引や特典、サービスが受けられる制度です。
・ カラオケボックス
・ 飲食店
・ 映画館
・ 携帯ショップ
・ 旅行
・ 観光施設
などでも使えます。
店によっては、家族との食事でも使うことができます。
船や飛行機にも使える学割
旅行のとき、船や飛行機で移動する場合に学割が使え「1割引~半額」お得に旅ができますが、学生証を提示するだけでは割引にならないことのほうが多いです。
学割を使うために必要なものや手続きを、事前に船舶会社や航空会社へ問い合わせすることは、高校生なら自分で問い合わせもできます。
学生であることが役立つ「学割」は積極的に使います。
非協力には理由があります

節約に役立つなら積極的に協力したいと思っていますし、その行為にはとても感謝しています。
その中で大人からすればささいなことでも、思春期の子供にとっては
と恐怖に感じる行為もあります。
それが上手に説明できないと不愛想に「やめてよ!」といい、非協力になってしまいます。
少し理解してもらえると、助かる思春期からのお願いです。(執筆者:山内 琉夢)