皆さんは、子どもの「おやつ」をいつもどうしていますか。
わが家には3人の子どもがいます。
平日は学校や保育園に行っているので、家に帰ってきてもおやつをゆっくり食べている時間もなく晩ごはんになってしまうのですが、困るのがお休みの日です。
学校も保育園もお休みの年末年始に続いて、新型コロナウイルスの影響もあり、「いつものごはん+おやつ」で出費が大幅にアップしてしまいました。
子どもは「自分でつくる」おやつが好きなようです。
スーパーなどで売っている「作って食べるようなお菓子」は、普通のものと比べると少々高いので、毎回のように3人分を買うわけにもいきません。
そのようなおやつ事情を解決してくれたのが、激安簡単おやつメニューです。
材料は身近なもので、作り方も簡単なので、小学生の長男は自分で作って食べてくれます。
この手間もかからず、おいしくて、さらに子どもたちも大喜びしてくれるおやつを紹介します。

目次
1. ポップコーン
ポップコーンは映画館でよく食べるのですが、「ちょっとだけ」と思っていてもついたくさん食べてしまいます。
お店で買うと1袋500円以上したり、売っているお店自体がなかなかないので買うことさえも難しいのが現実です。
実はこのポップコーンは家で簡単に作れるのです。
材料
用意するものは、サラダ油とポップコーンの豆とお塩だけです。
ポップコーンの種は「二木の菓子」などのお菓子屋さんに行くと安く手に入ります。
ちなみに、私の自宅近くにある二木の菓子では、1袋1㎏で376円でした。
多少の価格差はあると思いますが、豆で購入すると絶対にお得です。
ちなみに、一般的にポップコーンの1人前として用意される量は、30g程度なので1kgがどれほど大量なのかは想像がつくかと思います。
作り方
作り方も簡単です。
深さのある大きめのフライパンや鍋に少し多めの油を入れます。
目安としては、豆50gに対して、油大さじ1杯強です。
火をつける前に油とお豆を軽くなじませておきます。
フライパンのふたをしっかり閉めて、中火にかけます。
そのまま1分ぐらいおくと、パンパンとはじける音がしてくるので、フライパンをゆすりながら音がならなくなるまで火にかけます。
静かになったらすぐにボウルや深さのあるお皿に移して、塩を振ったら完成です。

塩味に飽きてきたら、フレーバーソルトなどを試してみるのもおすすめです。
わが家ではバターソルトを購入しましたが、自宅で作ったとは思えないほどおいしくできました。
2. チョコバナナ
屋台で売っていると絶対に欲しがられるのが、チョコバナナです。
わりばしにバナナが刺さっていて、たっぷりチョコレートのついたチョコバナナは、大人も子どもも大好きな1品でしょう。
屋台で買うと1本300円以上しますが、スーパーで同じ金額を出せばバナナを1袋買えてしまいます。
そこで、わが家では自宅でチョコバナナを作って楽しんでいます。
材料
用意するものは、バナナと板チョコだけです。
最後にお好みでトッピングする場合には、その材料を適宜用意してください。
作り方
バレンタインデーのチョコ作りの要領で、板チョコを簡単に砕いて湯煎します。
チョコが溶けたら、バナナを入れてしっかりからめます。
屋台風にするのであれば、1本丸ごとのバナナにわりばしを刺しておきましょう。
わが家では末っ子がまだ上手に食べられないので、バナナを3等分ぐらいにカットして、トングを使ってチョコをつけています。
チョコがしっかりとついたら、クッキングシートの上にのせて乾かします。
このときに、お好みでカラーチョコスプレーやアーモンド、コアラのマーチなどをトッピングすると楽しくできます。

子どもたちに好きなようにトッピングさせると、大喜びで作ってくれます。
チョコが固まるまでそのまま放置するだけで、屋台以上においしいチョコバナナの完成です。
子どもたちのおやつとしてだけではなく、子どもの友達が家に遊びに来た際のおやつとして出してあげると全員大喜びで食べてくれます。
たくさん作っても、バナナは4本で98円、板チョコは1枚68円なので、1人前100円以下です。
これなら「好きなだけ食べていいよ」と言ってあげられます。
腹持ちがよく、少量で満足感を得られるのもバナナの魅力です。
3. クレープ
クレープ屋さんの前を通ると、おいしそうな写真や香りについつい釣られてしまうのですが、値段をみると500円前後するので買うのを躊躇してしまいます。
買うとお高いクレープもおうちで作れば、簡単にリーズナブルに作れます。
材料
秘密の材料が、ホットケーキミックスです。
「ホットケーキミックス:牛乳:卵」を「1:2:1」の割合にします。
例えば、ホットケーキミックス200gの場合には、牛乳400cc、卵2個です。
ほとんどのホットケーキミックスは小袋が200gになっているので、この分量を覚えておくと便利です。
ホットプレートがあれば、そこにお玉で1杯程度のタネを流し込んで、お玉の裏側で薄くのばして形を整えます。
表面が乾いてきたら裏返して、10秒程度焼いたら生地の完成です。
バナナやチョコレートソース、アイスなどお好みのトッピングで楽しめます。
わが家はホットプレートを出すのも面倒なのでフライパンで焼いています。
フライパンを使う場合には、フッ素樹脂加工で油を使わなくてもよいものがおすすめです。
油を使ってしまうと生地が油っこくなって味が変わってしまいます。
弱火で焼けば、きれいに焼けます。
リーズナブルでおいしいおやつを一緒につくる
子どもがいると、おやつを考えるのもひと苦労です。
紹介した3品は子どもたちの好きなメニューであるだけではなく、とても簡単なので一緒に作ることができるというメリットがあります。
子どもたちと一緒に楽しく作りながら、リーズナブルでおいしいおやつをいただきましょう。(執筆者:花嶋 紅遥)