皆さんは、乾物(切り干し大根・ひじき・干ししいたけ等)を常備されていますか。
という悩みをよく耳にします。
味付けがうまくいかなかったり、手間が掛かったりした事が原因になっているのだと思います。
乾物はコツさえつかめば、とても便利で栄養価も高く節約にもつながる食材です。

目次
乾物の使い方のコツ
失敗する原因の多くは短時間で使おうとすることです。
乾物をっ上手に使うには、水で戻す時間が大切です。
・ 揉み洗いをする
が最初のコツです。
調理後に味を染み込ませる時間も余裕を持つと味が断然おいしくなります。
味を染み込ませる時間に余裕を持つ事で、薄味でもおいしい味付けをすることができるので、調味料の節約にもなります。
価格の安定している乾物
乾物類は、旬の時期に作られる保存食ですので価格が比較的安定しています。
切り干し大根は1袋150円前後で売られており賞味期限も半年ほどと長めです。
献立を毎日考える中で、主菜の肉や魚は冷凍しているものがあっても「副菜のお野菜がない!」と困ることがあります。
そのような時に乾物野菜のストックがあると便利です。
1品足りない時に買い物へ行けば目的以外の商品も買ってしまい、気づけば数千円になっているという経験もあります。
乾物野菜を常備しておくと節約の強い味方にもなるのです。
品ぞろえも豊富
乾物コーナーにはすでに複数の乾物野菜をミックスした商品もあります。
・ 切り干し大根と人参とのセット
・ ひじきと人参と真空パックの大豆のセット
など、調味料だけで簡単に作れる商品は、手軽に乾物を使ううえでおすすめの商品です。
さらに乾物初心者向けには、ダシもセットになった商品もあります。
裏面には簡単な作り方も書かれていますので失敗しにくいのが特徴です。

切り干し大根の驚くべき栄養
切り干し大根はその名の通り切って干して作られているわけですが、干すだけで生の大根に比べて、
・ カルシウム → 約23倍
・ カリウム → 約14倍
・ 食物繊維 → 約16倍
・ ビタミンB1・B2 → 約10倍
これだけの値を見ても、サプリメントよりも切り干し大根の栄養価が高いことがわかります。
ぜひ1度乾物を使った献立を作ってみてください。
ほっこりした素朴な和食に家族も喜び、節約メニューの1品に重宝します。(執筆者:吉津 智子)