節約中は、生活のあちこちに無駄がないか気になってしまいます。
食費・光熱費・服飾費・娯楽費など、すべてにおいて少しでも出費を抑えることばかりに目がいって、
なんてことはありませんか。
一般的に節約だと言われていても、間違った認識をしていることもあります。
実際に数字として証明されているものや、心理的なもの、さらには筆者が個人的に「無意味だ」と感じたものまでご紹介していきたいと思います。

目次
エアコン使用時
部屋が適温になったらオフにするという使い方をしている人も多いようですが、エアコンの効果的な使い方は
です。
大抵の家電は起動時が1番電力を使うので、こまめにオン・オフを繰り返しては、節約どころか電気代が増えてしまうこともあります。
オン・オフのタイミングを賢く使いわけ節約・節電をしてください。
ネットショッピングの送料無料
ネットで買い物をする際、〇〇円以上で送料無料!がとても気になります。
送料無料にするために、買う予定ではなかったものを追加購入したり、ストックを多めに買っておこうとしたりします。
送料の節約と思われがちですが、それでは送料が無料になっても結果的に合計金額がグンと上がってしまい逆効果です。
送料無料の価格設定も、消費者のその心理を見抜いてつけています。
「本当に欲しいものだけで送料無料の金額にになるまで購入を待つ」などの対策で無理に商品を増やすのは控えてみるとムダな出費が減ります。
スーパーの特売
節約中はスーパーの特売情報を知ると少し遠方でも行ってしまいたくなります。
勢いまかせで行ってしまう前に、
・ 家族構成
・ 現在の冷蔵庫の中身
・ ガソリン代
などあれこれひっくるめても、その特売に行くことは節約につながるかを考えてください。
お風呂の保温
お風呂の追い炊き機能って、すごく電気代がかかってしまうイメージがあります。
「家族の入浴時間がバラバラだからずっと保温にしている」というご家庭も少なくないようですが、1時間以上誰も入らないという予定なのであれば、いったん保温を解除し、次の人が入る際に追い炊きするほうが電気代の節約になると言われています。
本当に節約したいなら、家族の入浴スケジュールに合わせて保温と追い炊きをうまく使いわけるのがベストです。
家中の待機電力を気にする
自宅にある家電製品の待機電力を気にして、外出する際に毎回あちこちのコンセントを抜いて出かけたり、テレビの電源をリモコンではなくわざわざ主電源で切ったりする節約術があります。
確かに、コンセントを抜けば抜くほど待機電力はカットされますが、個人的にこの節約に疑問を感じています。
待機電力とは本当に微々たるものです。
外出前にコンセントを抜いて回る労力・帰宅後に必要なコンセントを差して回る労力を考えると、わずかな待機電力カットのためにどこまでの手間をかけるべきかと思ってしまいます。
確かに省エネ・節電にはなりますが、面倒だと感じるのであれば、やめてもいいと感じます。
成果がないなら考えてみる

せっかく頑張ってみても、実際に数字として節約の効果が表れないと節約疲れの原因になります。
気になる節約があったら、まずは1か月など期間を決めて、節約前と節約後の変動をしっかりチェックして効果があるのか調べてみるといいです。
精神的にどう変化するのかを知るのも必要なことかと思います。
節約にも相性があります。
自分が楽しく、長く続けられる節約を見つけてください。(執筆者:笹木 花)