新型コロナウイルスの影響で、全国の学校が休校になりました。
突然の休校措置により給食もなくなってしまったため、毎日のお昼ごはんに悩む方は多いと思います。
春休みのお昼というだけでも大変なのに、これから約半月近く用意するとなると、なかなか大変です。
ときにはレトルトや冷凍食品に頼るのも良いですが、出費もかさみますし、新型コロナウイルスの予防を考えると、できるだけ栄養バランスが整った食事を食べさせたいものです。
そんな悩みをラクに解消するため、筆者は「手作り冷凍ストック」を作って乗り切ります。
簡単に作れる手作り冷食を用意しておくことで、食費を抑えながら、子どもたちのお昼ご飯をぱぱっと用意することが可能です。
今回は、とくに作るのが簡単な冷凍ストックを3つご紹介いたします。

目次
冷凍ストックは「丼物の具」が助かる
ストック作りに手間と時間がかかってしまっては、冷凍しておく意味がありません。
昼ごはん用の冷凍ストックを用意しておくのなら、作るのも簡単でアレンジもしやすいものが便利です。
また、限られた材料で作れる、コスパの良い料理を作ることも、食費節約を意識するうえで欠かせません。
そんな条件をすべてクリアできるのが、「丼物の具」です。
「丼物の具」が昼ごはん用の冷凍ストックに向いている理由
丼物の具をお昼ごはん用として冷凍保存しておくと、忙しいときはもちろん、ランチづくりの手間がかなり省けます。
また、丼物の具は、調理の手軽さやコスパ面など、とにかくストック用としてのメリットが満載なのです。
・ 洗いものも少なく済む
・ 少ない材料、冷蔵庫にあるもので作れる
・ 一度にたくさんのストックが作れる
・ メニューによってはアレンジ可能
丼物の具さえストックしておけば、ごはんを炊くだけでお昼ごはんが用意できます。
そのため、フライパンを使わなくて済みますし、食器もどんぶり1つだけで洗い物も減らせます。
また、丼物はレシピ数が豊富です。
冷蔵庫の残り食材や少ない材料でも作れるので、コスパも良く、食費の節約にもつながります。
大きめのフライパンで作れば、1度に大量調理をして、何食分かまとめてストックしておくことも可能です。
さらに、丼物のメニューによっては、ひと手間加えるだけで別メニューに簡単アレンジできるので、お昼ごはんがマンネリ化することも防げます。
それではお昼ごはんに便利なおすすめの「丼もの」冷凍ストック3選をご紹介します。
材料2つで手間なくおいしい「豚丼」

コスパが良くておいしい丼物と言えば、「豚丼」は外せません。
玉ねぎとお安い豚こま肉さえあれば作れるので、食費の節約にもなります。
卵でとじれば、他人丼にアレンジできるので、ストックしておいて損はありません。
豚丼はボリュームも満点なので、お昼ごはんとしてはもちろん、時間がないときの夕食としても重宝します。
簡単にそぼろ丼が作れる「甘辛野菜そぼろ」

甘辛そぼろはごはんだけでなく、うどんにも合う、万能なストックです。
作るのも簡単なうえに、いろいろなレシピにアレンジできるので、ストックしておいて間違いなく助かる食材です。
そのままそぼろ丼として食べるのも良いですし、チャーハンの具としても使えます。
卵でとじればひき肉の親子丼、卵で包めばひき肉のオムレツにもなるので、筆者は大量に作って冷凍ストックしておくことが多いです。
がっつり食べたい「ビビンバ丼」

新型コロナウイルスの影響で、心身ともに疲れがたまっている人も少なくないかと思います。
そんなときにおすすめなのが、野菜もたっぷりとれる「ビビンバ丼」です。
ビビンバ丼も、ほうれん草やにんじんなど、冷蔵庫の余り野菜で簡単に作れます。
味付けも、ごま油、塩、ダシダなどであえるだけなので失敗なしでとても簡単です。
食べるときは卵や甘辛いそぼろをトッピングすると、よりおいしくいただけます。
辛いものが好きな人は、後から豆板醤を追加するのもおすすめです。
時間があるときに作っておこう
今回ご紹介した3つのメニューは、どれも1か月程度冷凍保存可能です。
どれも時間をかけず簡単に用意できるものばかりなので、時間があるときにさっと作っておくと後々ラクできます。
2倍、3倍量作っておいてストックすると調理する手間も時間も削減できるので、ついでに作ることをおすすめします。(執筆者:三木 千奈)