「浪費思考」と「貯蓄思考」の違いに「浮いたお金の使い方」があります。
「浪費思考」の人は「浮いたお金で何を買うか?」を考えてワクワクします。
一方、「貯蓄思考」の人は「浮いたお金を貯蓄に回そう」と考えるでしょう。
今回は、「浮いたお金の使い方」についてお話しします。
目次
「浪費思考」と「貯蓄思考」の違い

たとえば、飲み会費用の5,000円が浮いたとします。
「浪費思考」の場合にはお金が浮いても、
と考えます。
「貯蓄思考」は、
と考えます。
「浪費思考」の考え自体が必ずしも悪いわけではありませんが、「すぐにお金を遣おう」と考えているといつまでたっても手元にお金が残りません。
浮いたお金に限らず、無意識にお金を使う習慣から抜け出せないからです。
「お金が浮いた」自分への質問
「浪費思考」を完全に切り替えるのは難しくても、少し意識を変えれば「死に金」を「生き金」に変えられます。
お金が浮いた時には、次のように考えてください。
鍵は、
ということです。
短期で考えてしまうと「浪費思考」から抜け出せません。
飲み会費用の5,000円が浮いたからといって、それをギャンブルに使わない、正確には「ギャンブルに使って後悔する前に、長期のリターンのために使う」ということです。
買い物グセがある場合には、まずは長期的なリターンが見込めるものを買ってください。
やらずに人生を終えると後悔すること
あなたにとってどのような使い方が長期的なリターンに繋がるのかは分かりません。
夢や目標によっても違いますが、たとえば次のような使い方はどうでしょうか。
浮いた5,000円で、
・ 資格の参考書を買う
・ 人脈を築くための費用に回す
限られた人生の中であなたがどうしてもやりたいことは何でしょうか。
やらずに人生を終えると後悔することは何ですか。
そのための費用に回してみてください。

少しでも成長できるお金の使い方を意識する
もし、今の段階で何も見つからなければ、少しでも興味がある自己投資にお金を使うことで次のステージに進めることもあります。
私が引きこもりだった20代の頃はひたすら小説を読んでいましたが、そのお陰で文章のリズムを作り出せました。
それが今の仕事に大いに役立っているのです。
今のあなたにとって「少しでも成長でき、将来的なリターンを見込める」使い方を意識してみてください。
「このお金をどう使えば、やがて自分に返ってくるだろうか?」がポイントです。(執筆者:金村 甚吾)