日本初となるがん保険を開発した会社は、アメリカンファミリー生命保険、米国ジョージア州で創業しました。
「アメリカン ファミリー ライフ アシュアランス カンパニー オブ コロンバス」の頭文字をとって、そう、アフラックです。
以降、がん保険のパイオニアとして契約件数No.1を誇ります。
アヒルや嵐の桜井さんのCMで知っている方も多いことでしょう。

目次
アフラックのがん保険
アフラックでは今までに以下のようながん保険を販売してきました。
20年以上も前の商品をいまだに継続されている方もみかけます。
スーパーがん保険
がん定期保険
スーパーがん定期保険
21世紀がん保険
がん保険f(フォルテ)
生きるためのがん保険Days
新 生きるためのがん保険Days
優しいがん保険
生きるためのがん保険寄りそうDays など
アフラックのがん保険の保障内容
保障内容は歴代の販売商品によりまちまちですが、おおむね以下のようなものが組み合わさってできております。
がん診断給付年金
がん入院給付金
がん通院給付金
がん手術給付金
がん死亡保険金
がん先進医療給付金
ライフサポート年金
在宅療養給付金
在宅緩和ケア給付金
放射線治療給付金
抗がん剤治療給付金
再発・長期治療給付金
特約MAX
女性特約
また、個人個人の契約形態以外にも家族型があることが特徴です。
1つの契約に配偶者やこどもまで保障されることになっており、いまだに契約を継続されている方もいらっしゃることでしょう。
主たる契約者が亡くなっても従たる被保険者が保障を受けることができるケースもありますが、保険料は2人の時のままの扱いになることもあります。
仕組み上のことでいえば、65歳から保障額が半額になったり、保険料が半額になったりと契約により内容はさまざまです。
アフラックのがん保険のポイント

・ がんに対し、総合的に保障してくれる商品である
・ 再発の場合の取り扱い
・ 掛け捨てか貯蓄型か
・ 古い契約に特約をカスタマイズ
・ がんを経験した人でも加入できる場合がある
・ 郵便局オリジナルプラン
中でも大切なポイントを以下3つあげさせていただきます。
1. 診断給付金
悪性新生物が100万円の場合、上皮内新生物は10分の1にあたる10万円になっているのが原則です。
他社商品の中には同じ100万円もらえる商品があります。
2. 総合保障の商品である
がんでの入院や手術、抗がん剤や放射線、緩和ケアや先進医療、通院や診断時など多彩なバリエーションで給付金を受け取ることができる総合保障タイプの商品です。
保障は幅広ですが、該当しないと受け取ることができませんので、そこをどう考えるかが大切です。
個人的には医療保険でも入院や手術、放射線は給付金が出ますので、がんと診断された時に受け取ることができる給付金だけでも良いのではないかと考えます。(アフラックはがん診断給付金のみのプランを作ることができません)
3. 再発の場合の取り扱い
がんには再発のリスクもあります。
アフラックの商品の中には診断給付金が1回しか受け取ることができないものも存在します。
また、複数回受け取ることができても、5年に1度や2年に1度が上限になっていることもあります。
最新のがん保険マーケットでは1年に1度、何度でも、という条件がトレンドになりつつあります。
内容はしっかり見極めましょう
契約件数No.1という実績は素晴らしいことだと思います。
しかし、それには会社の販売方法やマーケティングやブランディングによる効果も少なからずあることでしょう。
がん治療は時代とともに変貌を遂げ変化し続けています。
どのような商品でも内容をしっかり見極めることが肝要です。(執筆者:永島 隆)