働き方改革で副業ブームになりました。
中には副業が起動に乗り独立してお店を開く方もいるかもしれません。
会社から給料をもらう以外にも自分でビジネスをしたいと考えてる人に知ってほしいサービスが誰でもネットショップを開けるShopifyです。
コロナの影響でしShopifyの株価は天井から大きく値を下げました。
しかし企業としてのビジネスモデルは明るく伸びしろがありそうなので紹介します。
目次
ShopifyはEコマース界のWordPress
最近は自分でブログをつくる人も珍しくなくなりました。
特にブログを開設するのに使われているのがWordPressというCMSです。
CMSというのはコンテンツ・マネジメント・システムの略です。
普通、自分でホームページをつくろうと思うと難しいHTMLやCSSなどの専門知識が必要です。
でも、そんなのわざわざ勉強する時間もないという人も多いです。
しかしWordPressを使えば難しい知識なしで簡単に自分のホームページやブログをつくれてしまうのです。
Shopifyも専門知識なしで簡単にEコマースサイトをつくれる画期的なサービスです。
言うなればEコマース界のWordPressです。
Eコマースサイトをオリジナルで一から構築するのはお金も手間もかかります。
しかしShopifyなら自分のEコマースサイトを簡単に開けてしまうのです。
Shopifyは自社EC Amazonはモール型EC
と疑問に思った方もいるかもしれません。
Shopifyは自社ECでAmazonや楽天はモール型ECという違いがあります。
自社ECのShopify
自社ECは単独で独立したネットショップです。
Amazonや楽天の場合、大きなモールの中に自分のネットショップを出店することになります。
しかし自社ECはAmazonや楽天と離れて独自でネットショップを運営できます。
ネットとはいえモールに出店すると出店料やコストがかかります。
しかもネットショップのデザインもAmazonや楽天の中で運営するため制約が大きいのです。
最近では大手スポーツメーカーのナイキがAmazonから撤退しました。
最近はファッションブランドや小売が独自でネット販売をしたいと脱Amazonの動きがあります。
モール型ECのAmazon
モール型ECは複数のネットショップが集まっている大きなネット版のショッピングモールです。
Amazonや楽天が有名です。
もともとたくさんのお店が集まっているため集客力があります。
とりあえず欲しいものがあったらAmazonか楽天を探してみるという人も多いのではないでしょうか。
ただしモール型ECサイトはテナント料が自社ECよりも負担になったり、自社のブランディングがしづらいなどの弱点も指摘されています。
Shopifyでつくられたゴーゴーカレーの通販サイト
Shopifyでどんなネットショップをつくれるんだろう。
と思う方は実際にShopifyで構築されたサイトを見ればイメージしやすいでしょう。
石川県発祥のカレーチェーン、「ゴーゴーカレー」をご存じでしょうか。
私の故郷を代表するB級グルメ金沢カレーの有名店のひとつです。
ゴーゴーカレーの通販サイトはShopifyでつくられています。
かなり本格的なEコマースサイトがAmazonや楽天に出店せずともひらけます。
月額29USDからShopifyは利用可能です。
月額29USDは高いと思いますか。
実はEコマースサイトを一から構築するのは大変、難しく現役のエンジニアの方に聞いたところ軽く1,000万円ぐらいかかってもおかしくないとのことです。
それを考えると月額29USDは破格です。
Shopifyの売上は上昇中
Shopifyの売上(Revenue)と利益(Profit)は年々上昇中です。
しかも、Shopifyは北米ではかなり有名ですが日本では、そこまで知名度がありません。
知る人ぞ知るといったところではないでしょうか。
日本に進出したもの2017年と比較的、最近のことです。
つまり日本市場など、まだまだShopifyが開拓できる市場が残っているということです。
投資家としてShopifyの株に投資するもよし、自分でEコマースサイトをShopifyで運営してみるもよしです。
注目のサービスです
Shopifyは自社Eコマースサイトを簡単で安価に構築できます。
脱Amazonなどモール型ECから撤退する企業も増えており市場はまだまだ拡大していきそうです。
日本でも、まだまだ知る人ぞ知るというサービスなので成長余地もあります。
投資対象としても自分で副業やネットショップをはじめるにしても注目のサービスです。（執筆者：田守 正彦）
