2020年の4月現在、新型コロナウイルスの感染拡大による影響でNYダウは反発はしているものの、未だに3月前の高値には及ばない状況です。
例えば旅行業や宿泊業など都市のロックダウンや緊急事態宣言によって外出が難しいビジネスでは業績の回復も難しいでしょう。
しかし、このコロナ禍でも過去の高値を更新している業種もあります。
例えばゲーム関連銘柄です。
外出が制限される中、ゲームをはじめる人が増えており追い風が吹いています。
例えばZYNGAは米国を代表するソシャゲー企業です。
本記事では米国の注目ソシャゲー銘柄のZYNGAをご紹介します。
目次
ZYNGAはアメリカのソシャゲー代表銘柄
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ZYNGAはアメリカのソシャゲー銘柄です。
ソシャゲーとはSNS上で運営されるオンラインゲームのことです。
日本で言うところのGREEやモバゲーのようなビジネスをしています。
ZYNGAでもポーカーやパズルゲーム、シミュレーションゲームなど日本と同じようにさまざまなジャンルのゲームを提供しています。
ZYNGAの1年間のチャートですがコロナ禍でも大きく下げず現在、高値を更新しています。
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売上も年々、伸びており20年度の決算もコロナによる巣篭もり需要で伸びる見込みで、米国の現地の投資メディアでも注目されている銘柄の1つです。
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任天堂もコロナ前の株価に戻る
世界中でNintendo Switchが売れていて、なかなか手に入りません。
日本でもAmazonや家電量販店に行っても品薄で買えません。それだけコロナで家に出れない人が気分転換のためにゲームを買い求めるようになりました。
日本株の任天堂(7974)はコロナ前の株価に既に戻っています。
コロナ禍でも巣篭もり銘柄として任天堂は投資家の人気を集めています。
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Withコロナの時代だからこそゲーム銘柄は強い
Withコロナの時代になりつつあります。
残念ながらコロナウイルスの感染症拡大は数か月程度でおさまる気配がありません。
感染症拡大がピークアウトしても、コロナ前の経済活動が全世界で再開されるには時間がかかるのではないでしょうか。
旅行など外出してレジャーを楽しむことも制限される期間が続きそうです。
だからこそインドアで楽しめるゲーム関連には追い風が吹いています。
一方で同じゲーミング関連銘柄でも実際に施設に行ってゲームをするカジノ関連銘柄、例えばラスベガス・サンズなどには厳しい状況となってしまいました。(執筆者:田守 正彦)