「なかなか目標としている金額に食費が抑えられない」
毎月きちんと食費の金額を決めていても、月末になるとお金が苦しくなることもあると思います。
決めた金額をしっかりと守るには、実はちょっとしたコツがあるのです。
今回は食費を月3万円以下に抑えるべく、私が実践している「予算のふり分け方」を紹介したいと思います。
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目次
1週間の食費:スーパー6,500円 + ドラッグストア1,000円
私は1週間の食費は7500円と決めていますが、買い物に行くのは、スーパーに1回、ドラッグストアに1回の計2回です。
食費の振り分け方は、
・ スーパーは6,500円
・ ドラッグストアは1,000円
とメリハリをつけています。
スーパー 6,500円 × 月4回 = 2万6,000円
ドラッグストア 1,000円 × 月4回 = 4,000円
計3万円
各予算の簡単な内訳は、
・ ドラッグストアでは、1,000円で週の半ばになくなりやすい卵や牛乳を買い足す
という形です。
予算をオーバーしてしまう原因は「特売」
家計簿を付け始めた頃は、週に2回のペースでスーパーへ買い物に行っていました。
ですが、予算をうまく守れないことが多かったので、家計簿を分析してみました。
その結果、スーパーの日替わり特売の誘惑に負けて、余計なものを買い足してしまっていることに気が付きました。
スーパーでは、毎日のようにお客さんに足を運んでもらうために、売り場にたくさんの工夫がなされています。
以前の私は
「ごま油も買っとこう」
と、ついカゴに入れてしまって、週の予算を完全に超えてしまっていたのです。
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ドラッグストアは食料品の誘惑が少ない
スーパーの誘惑にすぐ負けてしまう私は、スーパーに買い物に行く回数を減らすことにしました。
そこで、食料品の誘惑が少ないドラッグストアで、週の半ばにきらしたものを買い足すようにしたのです。
買い足すのは決まって以下のようなものです。
卵 200円
牛乳 200円
食パン 150円
計 550円
あとは買い足すとすればお昼ご飯用の麺類くらいなので、1,000円札を1枚余分に持っていれば十分です。
財布にはこの1,000円しか入れていかないので、余計なものをカゴに入れることはなくなり、予算オーバーすることはなくなりました。
余った分は給料日前に回し少しぜいたくをする
週の予算を守っていると、少しだけお金が余ることがあります。
余った分を貯蓄するという手もあるとは思うのですが、私はそういったことはしていません。
その代わり、毎月頑張ったご褒美として、お給料日前のスーパーの買い物を
例えば、ちょっと高いけれど食卓が華やぐたけのこなどの季節の野菜や、美味しそうな旬の魚などを購入するのに充てています。
この少しだけ余らせるという効果によって、給料日前で質素になりやすい食卓が、今では通常と変わらないものになり、家族に申し訳ない気持ちになることが減りました。
「いつもギリギリでしんどい」
という方はぜひ試してみていただければと思います。
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設定した予算内におさめる工夫を続けるのが大事
今回は食費を予算内に抑えるための、ちょっとしたコツをご紹介しました。
今はSNSなどを見ていると「月2万5,000円で食費を抑えています」という節約の達人もいます。
ですが、そういった人の予算を達成できなくても落ち込まなくていいと私は思います。
節約の方法は家族構成や仕事の有無、1人ひとりの食べる量によっても大きく変わります。
大切なことは「自分が決めた食費の予算を継続して守っていくこと」なので、誰かと比べる必要はないのです。
私も3万円以下になるまで、本当に恥ずかしいほど失敗ばかりでした。
でも今は自分の行動パターンを考えて、楽しく続けられるようになりました。
焦らずいろいろな方法を試して、自分の家庭に合う食費節約の方法を見つけてみてください。(執筆者:片岡 みのり)