いまやクレジット明細は、自宅に郵送される紙ではなくウェブでの確認が一般的になりつつあります。
紙の明細発行に手数料をとる会社も出てきているくらいです。
交通系ICなどの利用明細もウェブで閲覧可能となり、ますます便利になってきました。
簡単に支払いできるクレカや交通系ICは便利ですが、ついつい使いすぎてしまうのがネックです。
事前に把握するためにも利用明細をこまめに確認し、出費を管理することが大切なことだと言えます。
しかし、複数のカード明細をチェックした上で支払額をまとめると、かなりの手間になってしまいます。
そこで、節約を目指すには欠かせない便利なアプリを3つ紹介します。
目次
1. クレコ

・ どのカードを使って
・ いくら使ったのか
が一目でわかる便利な無料アプリが、「CRECO(クレコ)」です。
アプリダウンロード後に、手持ちのクレジットカードと利用明細の閲覧に必要な認証情報源をあらかじめ登録しておきます。
それだけで、それぞれのカードの利用状況をカレンダー形式でまとめて表示してもらえる、とてもわかりやすい設計です。
2016年9月現在、国内で発行されている169種類のクレジットカードに対応しており、今後さらに増加していく予定とのことです。
さらに、クレジットカードの登録枚数の上限は、なんと無制限です。
数枚のカードを使い分けたい方は重宝することでしょう。
また、カードを登録しておくだけで独自ポイントが貯まる利点もあります。
Amazonギフト券やマイル、楽天Edyなどにも換えられます。
還元率は0.1%と低めではありますが、クレジットカードの利用履歴がまとめて家計簿のように簡単に管理ができる上、ポイントが貯まるのは嬉しい点です。
2. クレメモ
家計簿アプリは多々ありますが、その中でもチェックしなければいけないページが何枚にも渡り、結局挫折してしまうという声も多いのだそうです。
その点、クレメモは機能が1ページに集約されているのがポイントです。
シンプルかつ非常に見やすくなっています。
クレジットカード登録や支払口座の設定からスタートし、あとは利用明細をどんどん追加していくだけで準備は万端です。
まだ支払していない金額を自動で計算して「支払予定」の欄に金額が表示してくれます。
つまり、支払いが後どれくらい残っているかという確認が、アプリを起動してすぐにできるというわけです。
これならお買い物中でも、家を出る前にもすばやくチェックできて便利です。
また、クレジット以外にも現金や交通系ICなどを支払い方法として登録しておき、当日支払いにしておけば普通の家計簿としても活用できます。
利用のタイミングに最低限の情報を入力するだけで月々の支払いを把握することで、収支の全体像をつかむことができるのです。
3. freee

2014年クラウド会計ソフトシェアNo.1に選ばれて以来、会計ソフトとしての知名度が高いfreeeですが、実はスマートフォンアプリも出ています。
そしてこのアプリでは、領収書・レシートの写真を撮影・保存ができます。
さらに、アプリで撮影・保存したデータは、アプリもしくはパソコンの「ファイルボックス」から経理情報を登録できます。
時間をかけず簡単に仕分けできるため、確定申告が必要なフリーランス・副業主婦の方にはとてつもなく便利だと言えます。
有料にはなりますが、会計ソフトと併せて使用することで、パソコンからでもアプリからでも質問に答えていくと「確定申告書」「青色申告決算書」を作成できます。
無料の管理アプリを活用して節約につなげよう
無料のアプリも多く開発され、種類も豊富な支払い管理アプリにはメリットがたくさんあります。
アプリを使って管理することで、毎月のお金の動き方を素早く把握でき、無駄な支出を抑えることにもつながります。
ぜひ、あなたにあったアプリを探して使ってみてください。(執筆者:花輪 えみ)