ダイエットや健康のために、ジム通いを検討することもあると思います。
しかし、ジムに通えばひと月5,000円以上の会費がかかります。
そんなときにおすすめしたいのが「掃除ダイエット」です。
筆者はこの方法で、ジムの会費を節約し、さらに1キロ痩せることに成功しました。
今回は、家の掃除のなかでも「下半身を中心に全体的にカラダを動かすことができる3か所」と簡単な「掃除方法」について紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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目次
1. お風呂の全体掃除
いちばん全身運動ができるのが、お風呂の掃除です。
ここでいうお風呂場掃除は、浴槽の掃除だけでなく、床・壁・天井などを隅から隅まで掃除することを言います。
毎日やっても1回40分以上はかかりますが、体重もいちばん落ちやすいです。
お風呂の掃除は、
・ 立つ
を繰り返すので、内もも、足・腰の筋肉をよく使います。
いままで運動をしていなかったのに、急にガッツリとお風呂掃除をすると、掃除の最中からふくらはぎや足の指がつる危険もあります。
最初は、しゃがむ時間を短くして、お風呂のイスに座りながら床や浴槽を掃除するようにしてください。
浴室をぬるま湯でぬらしてから掃除をすると、汚れが落ちやすいだけでなく、汗もかきやすくなるのでおすすめです。
気温が高い季節にお風呂掃除を行う際は、水分補給と換気を必ず行い、熱中症に気をつけておこなってください。
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2. 階段や床のぞうきんがけ
階段を隅から隅まで、かがんで拭き掃除すると、足まわりと腰、腕の運動になります。
1段拭くごとに立ちあがると、余計に負荷がかかって全身運動につながります。
いままでまったく運動をしていなかった人は、いきなり階段掃除からはじめると足・腰を痛めてしまう場合もあるので、床部分の拭き掃除からはじめるのがおすすめです。
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3. ドアの拭き掃除
しゃがんだ状態で、ドアの下の部分から上に向かって拭き、また上から下に向かって拭くという作業を繰り返します。
ドアの上の部分を拭くときは、伸びをするようにできるだけ大きな動作で拭くのがおすすめです。
3日ぐらい続けると、頭や肩の凝りが少しラクになりました。
拭き掃除をするときは、床・階段・ドアの材質に気をつけて、ぬらさず乾いた雑巾を使うなど調整してください。
ダイエット掃除にあたっての注意点
今日紹介した掃除方法はどれも簡単なものばかりですが、実際にやってみると注意点もいくつか出てきましたので紹介します。
無理せず少しずつチャレンジ
「痩せる」と聞くと、つい初日からガッツリ掃除してしまうという人もいると思いますが、まずは無理をせず、カラダに負担をかけないことが大切です。
筆者は久しく運動をしていなかったため、掃除の最中にふくらはぎや足の指がつったり、掃除したあとや次の日には筋肉痛になったりと、とにかく大変でした。
足がむくんでいる人は、最初はゆっくり立ったりしゃがんだりを繰り返してください。
掃除を「楽しい環境」にする
またダイエット掃除には、
という気持ちになってしまうデメリットがあります。
このデメリットを克服するために、掃除の時間や掃除が終わったあとに、
のがおすすめです。
下記に、筆者が実際に行った「掃除を楽しくする環境づくり」を紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
・ 掃除中に好きな曲を聞く
・ 掃除のあとにハーブティーを飲む
・ 掃除のあとにリラックスする時間をつくる
ジムの費用を節約しながらダイエット
筆者は、お風呂・階段や床・ドアの掃除を実践することで、体重が1キロ減りました。
ダイエットをするためにジムに通うには、月に5,000円以上の費用がかかることが多いでしょう。
ジムに行ったつもりで毎日1時間掃除をすれば、ダイエットにもなり自宅もピカピカになって一石二鳥なので、挑戦してみてください。(執筆者:山内 良子)