楽天には、以下の3種類のカードがあります。
・ 楽天カード(一般カード)
・ 楽天ゴールドカード(以下、ゴールド)
・ 楽天プレミアムカード(以下、プレミアム)

今回は、楽天カード・ゴールド・プレミアムをあらゆる面から比較し、それぞれのカードにおすすめな人を紹介したいと思います。
目次
【維持コスト】楽天カードがローコスト
以下は、各カードの年会費と維持にかかるコストです。

楽天カードの年会費は永年無料です。
ETCカードの年会費が税別500円かかりますが、
ゴールドは、他のゴールドカードと比較しても安い年会費で、ETCカードの年会費も無条件で無料です。
プレミアムは、ゴールドより本会員の年会費が高いものの、家族会員の年会費はゴールドと変わりありません。
【カードの種類】楽天カードが最も選択肢豊富
以下は、各カードの選べる種類についてまとめたものです。

女性向けの特典が多いPINKカード、ANAマイレージ機能を合わせたカードなど、選択肢は豊富です。
またプレミアムのみ、楽天ビジネスカードを年会費2,000円(税別)で追加可能です。
注意点
お買い物パンダデザインやディズニーデザインなどの特別デザインは、ゴールド・プレミアムにはありません。
ゴールドはアメックスを選べないので、アメックス希望者は楽天カード・プレミアムのいずれかにしましょう。

【ポイント還元】楽天市場ヘビーユーザーはゴールド・プレミアム
以下は、各カードのポイント還元についてまとめたものです。

一般加盟店で利用した際の還元率は、3枚とも1%で変わりません。
しかし、楽天市場で利用した際の還元率に違いが出ます。
楽天市場で楽天カードを利用すると還元率は3%ですが、
そして、プレミアムのみ誕生月に楽天市場で利用すると、還元率が1%アップします。
【サービス】プレミアムが圧倒的に充実
サービスはプレミアムが群を抜いています。
プレミアム会員は3つのコースから優待を選べる
楽天プレミアムカード会員は、以下の3つのコースから好きな優待を選べます。
・楽天トラベルコース:オンラインカード決済で+1%還元、手荷物宅配、国内宿泊優待
・エンタメコース:Rakuten TVで+1%還元、楽天ブックスで+1%還元
ゴールドとプレミアムは国内外空港ラウンジ無料
また、ゴールド・プレミアムは、国内・海外空港ラウンジを無料で利用可能(家族カードも含む)ですが、以下のような違いがあります。
ゴールドの利用条件
・ 年2回のみ利用可能
・ 海外空港ラウンジはハワイ・韓国のみ
プレミアムの利用条件
・ 利用回数制限なし
・ プライオリティ・パスを申し込めば多くの海外空港ラウンジを利用可能(家族カードは申込不可)

【補償・サポート】プレミアムが充実だが、サポート目的ならゴールドも
以下は、各カードの補償やサポートについてまとめたものです。

補償
補償に関しては、プレミアムが優れています。
旅行代金をカード払いしなくても、海外旅行保険が付帯します。
国内旅行保険・ショッピング保険に至っては、プレミアムにしか付帯しません。
サポート
サポートについては、ゴールド・プレミアムともに同じ内容です。
楽天カードは会員数が多いため、コールセンターへの電話がなかなかつながりません。
ゴールド・プレミアムが使える楽天プレミアムカードデスクは、コールセンターよりはつながりやすいです。
海外38拠点にあるトラベルデスクでは、情報提供・予約・緊急時の案内などをしてくれ、在外邦人の強い味方となるでしょう。
3つのカード、あなたはどれを選ぶ
ローコストな「楽天カード」
コストを気にする方は、やはり楽天カードです。
年会費無料の割に、ポイント還元率は1%とハイスペックです。
デザインカードや特別な機能を持ったカードも、楽天カードしか発行できません。
サービス充実の「プレミアム」
パフォーマンス重視の方は、プレミアムがいいでしょう。
・旅行保険、ショッピング保険が充実
・誕生月は楽天市場で+1%還元
など、サービスが充実しています。
プチゴージャスな「ゴールド」
そうなると、気になるのがゴールドの存在価値ですが、
・ETCカード無料などコストは気になる
・楽天市場をよく使う
・サポートを充実させたい
に該当する人は、ゴールドを検討してもいいでしょう。
と、迷ったときの裏技で「2枚持ち」という手もありますので、こちらも検討してみてください。(執筆者:角野 達仁)
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