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冷蔵庫の整理整頓で節約効果

少し前のわが家の冷蔵庫は、とにかく何でもしまい込んでいたので、何がどこにあるのかよく分からないような状態でした。
ある日、思い切って冷蔵庫の整理整頓をしたら、不思議なことに1か月の食費に変化がでました。
冷蔵庫を整理整頓しただけで食費の節約につながり、調べていくうちに、冷蔵庫を整理することで電気代の節約にもつながることが判明しました。
わが家で実践して効果があった冷蔵庫の整理整頓節約ポイントを3つ紹介します。
1. 食品ロスの軽減
冷蔵庫の中がぐちゃぐちゃになっていると、奥に追いやられた食品たちはそのまま腐ってしまう、賞味期限が切れてしまうということがよくあります。
これがなくなるだけでも食費の節約につながります。
きちんと食材を使い切ることで1か月数千円の節約になるのです。
2. 重複買いの回避
ワサビやソースなどが見当たらないので買うと、買った後に開封したものが何本も冷蔵庫から出てくることがあります。
全部が少しずつ使ってあって、結局、どれも賞味期限が切れてしまって捨ててしまうということもあるのです。
使えるものを見落としてしまうのは非常にもったいないことです。
すぐに見つけられる場所にストックすることで、チリツモ出費を防げます。
3. 電気代の節約
冷蔵庫内は冷たい空気を循環させて冷やしています。
冷蔵庫の中がパンパンになっていると空気の流れが悪くなり、必要以上に冷気を出して電気代を加算させます。
さらに、冷蔵庫の中がぐちゃぐちゃになっていると、冷蔵庫の中身を探すのに時間がかかってしい、扉を開けている時間が長くなります。
扉を開けていると冷気が逃げてしまい、再び設定温度まで冷やすのにはかなりの電力を消費してしまいます。
冷蔵庫の中を整理整頓し空気の循環をよくして開閉時間を短くするだけで、年間1,000円以上の電気代を節約できます。
棚ごとに用途を分ける
冷蔵庫の整理整頓をする際に大切なのが、一目で何がどこにあるのかを把握するできるということです。
わが家の実践方法
わが家で実践しているのが、棚ごとの用途の使い分けです。
4段に分かれてい、1番上にヨーグルトやおやつなどを入れています。
子どもが届かないように、子どもに魅力的なものを隠しているといったイメージです。
上から2段目には作り置きのおかず、3段目には残り物、1番下には牛乳や豆腐などのストックを置いています。
大まかにでも入れる場所を決めておくだけで、何がどこにあるのかが分かりやすくなります。
さらに、チューブの調味料は100円ショップの便利アイテムを活用することで冷蔵庫の中で迷子になる心配もありません。

残量も一目でわかるので、買い忘れや重複買いも予防できます。
週に1回空っぽデー
冷蔵庫の整理整頓のポイントとして大切なのが、週に1回は冷蔵庫の空っぽデーを作ることです。
特に、残り物や作り置きの棚は空っぽになるようにしましょう。
これをすることで、残っている食材や食べるべきものの優先順位をつけられます。
わが家の実践方法
冷蔵庫内に何があるのか、食べ残しているものは何かなど、食材の管理は頭の中だけで考えていてもなかなか覚えきれません。
そこで、私が実践しているのが、ホワイトボードを使った食材管理です。

6日分のメニューを簡単に決めておきます。
この際に、冷蔵庫に残っている食材や調味料を優先的に使えるようにしておきます。
日付や曜日が書いていないのは、その日の気分や帰宅時間によってメニューを変動させられるようにするためです。
作って食材を消費した献立は消していきます。
食べ残しがあった場合には、文字は消さずに線を引いて消しておきます。

食べ残しも消費して、完全に冷蔵庫からなくなったら、ホワイトボードの文字を消していきます。
こうすることで、一目で「何を作れるのか」、「何が残っているのか」が分かります。
この在庫管理をしっかりすることで、冷蔵庫を空っぽにしやすくなるのです。
残っているものの優先順位をつけられ、腐らせることも回避できます。
買ったものをきちんと使い切れるだけで、食費の節約につながります。
実践後の成果
週3回は買い物に行っていたのが、2回に減り、今では週1回の買い物になっています。
週3回買い物に行っていた時には1回の買い物が5,000円前後だったので、1週間で1万5,000円でした。
それが、冷蔵庫の整理整頓を意識して食材のロスを減らしたことで、1週間に1回の買い物で1万円程度で済んでいます。
1週間で5,000円、1か月では2万円近くの節約ができました。
良いこと尽くしの「冷蔵庫整理」
冷蔵庫の整理整頓をするだけで、簡単に食費や電気代の節約につながります。
さらに、冷蔵庫を空っぽにすると、棚の拭き掃除もしやすくなるのできれいを保てるというメリットもあります。
夏になると冷蔵庫を開ける回数も増えてしまうので、夏になる前に思い切って冷蔵庫内の整理をしてみてください。(執筆者:花嶋 紅遥)