買い物のついでに思わず衝動買いをして、「無駄遣いしたな」と後悔することがあります。
衝動買いをしないためには、いくつかの考え方を身に付けて習慣にすることが大切で、日々の買い物で意識すれば自然と改善します。
今回の記事では、「気づいたら買ってしまう衝動買い」をしないための7つの考え方を紹介します。
目次
1. 生活に必要なもの以外は買わない

衝動買いをしないためには、生活に不要なものは買わないようにします。
思わず買ってしまうのは、次のようなものです。
・ 限定品やセール品
・ みんなが買っている人気商品
・ 自分の好みに合った商品
売る側も戦略が上手で、欲しいという気持ちにさせるのです。
ついカゴに入れてしまう商品は、手に取る前に「これがないと生活できないか?」と立ち止まって考えます。
その商品がなくても生活が成り立つと思ったら、見ていると欲しくなってしまうので素早く立ち去ってください。
2. 持っているもので代替できないかを考える
買う前に、家にあるものが代わりにならないかを考えます。
今持っているものがその役割を果たせるのであれば、新しいものを買う必要はありませありません。
白い服を店頭で見つけて、一目で気に入っても「この服の代わりになるものは今持っていないか?」と考えます。
似た服をがあることに気付けば、新しく購入する必要はなくなり、その分を節約できます。
似たデザイン、同じ役割などの物が家にないかを考えるようにします。
3. 1週間たって購買意欲が下がるのを待つ
思わず欲しくなり、買いたくなったら買うのを1週間は我慢しましょう。
その時に欲しいと思っても、時間がたつとそこまで興味がなくなることもあります。
家に帰ってから、
「どうして必要なのか」
などを考えます。
明確な理由があれば、それは衝動買いにはなりません。
1週間たってまだ欲しかったら買いに行きましょう。
1週間たって買いたい気持ちがなくなっていたら、それは衝動買いのサインです。
買わずに貯金に回すほうがよいと言えます。
4. リストに記載していないものは買わない

というルールを自分の中で作り、あらかじめリストを作成してから買い物に出かけると、衝動買いをしなくなる効果があります。
特に食品を買う際には、予想していなかったものが目に入って買い物カゴに入れることがありますが、リストだけを見て買うようにすれば衝動買いは止められます。
5. 家計簿を見直す
衝動買いをしないためには、家計簿を見直してみることも重要です。
なぜなら、「これは衝動買いだったな」と後になって分かるからです。
スーパーで買ったお菓子やカフェでテイクアウトしたコーヒーなど、その時には欲しいと思って買ったので「衝動買いをした」という気持ちにはならないかもしれません。
しかし、時間をおいて見返すと「買わなくてもよかったな」という気持ちになります。
家計簿を見直すと、過去に自分が浪費したものがよくわかります。
次に同じ買い物をしなければ、衝動買いを防げるようになります。
6. 不要なショッピングをしない
買い物の回数が多い人は、頻度を減らしてみることをおすすめします。
新しい服やかわいい化粧品を探すのは楽しいひと時です。
私も数年前までは、時間があれば商業施設でウィンドウショッピングをしていました。
しかし、買ったものをよく見ると同じようなものがいくつもあり、お金と時間の無駄であることに気付きました。
今では服を買いに行くのは年に数回程度で、買い物に行く際には本当に欲しいものだけを見るようにしています。
「買い物をするとつい買ってしまう…」と思うのであれば、買い物に行く日、もしくは行かない日を決めてみてください。
7. いま持っているものに満足する

自分の身の回り品に満足していれば「新しいものは不要」だと思えるので、いま持っているものに満足すれば、不要な買い物をせずに済みます。
そのためには、今あるものを把握することが重要です。
何気なく日常で使っているものが使いやすくて満足できれば、新しいものを買いたいという気持ちにはなりません。
買い物のルールを作ってみたり自分に合った工夫をして、持っているもので気持ちが満たされていれば衝動買いはなくなります。
どれも今すぐに始められることなので、今日から少しずつ考え方を変え、習慣づけて節約を成功させてください。(執筆者:近藤 遥)