目次
1. テイクアウトが増えて割り箸がたまる「お箸収納ケース」
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外での食事を控えてテイクアウトを楽しむ人が増えています。
テイクアウトに必ずついてくるものと言えば「割りばし」や「使い捨てのスプーン類」です。
筆者は、家で食べる際には「割り箸」は使わずに「塗り箸」を使い、割り箸は遠足やイベントなどで使う時のために保管しています。
最近はテイクアウトが増えて、割り箸もスプーン類も大量にたまりつつあります。
輪ゴムで束ねて引き出しにしまっていましたが、輪ゴムで束ねると1か所に力が集中してしまい、袋がいびつな形になってしまいます。
さらに、長期保管していると他のカトラリーとぶつかって袋が破けてしまうこともあります。
節約のつもりで保管していても結局捨てることになってしまっては意味がありません。
「割り箸やプラスチック製のスプーン類をきれいに保管したい」と思う人におすすめの100均グッズが「お箸収納ケース」です。
割り箸やスプーンをそのままケースに入れるだけで変形や破れの心配なくきれいに保管できます。
「お箸収納ケース」の優れた点は、縦置きができるところです。
横置きにしていると、ついケースの上にモノを置いてしまうので取り出しにくくなってしまいます。
縦置きすることで収納スペースを節約し、出し入れしやすい状態で保管できます。
2. 宅急便が増えてダンボールがたまる「ダンクリップ」
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外にショッピングに出る時間が減って、おうちでネットショッピングを楽しむ人が増えてします。
ネットショッピングが増えると、それとともに増えるのがダンボールです。
資源ごみに出してもよいのですが、厚みのあるダンボールは一時収納に活用できます。
筆者は出し入れを頻繁にする本や日用品をダンボールに入れて保管しています。
ほこりが入らないようにダンボールの口をガムテープでとめていますが、何度も出し入れをしているとガムテープをはがすたびにダンボールが痛みます。
ダンボールを新しいものに変えればよいですが、中身を入れ替える手間と時間がかかります。
そこで、おすすめしたいのが「ダンクリップ」です。
100均グッズには「このアイディアは100円以上」と思うアイディアグッズがたくさんあります。
「ダンクリップ」は、まさに100円以上の価値のあるアイディアグッズです。
テープを使うことなくダンボールを挟むことで口を固定するため、何度も開け閉めしてもダンボールが痛みません。
ガムテープを使わないため、ガムテープの節約にもなります。
作りがシンプルなので「100円は高い」と思う人もいるかもしれません。
しかし、「ダンクリップ」には細かな工夫があります。
たとえば、クリップの下側にあるダンボールに差し込む箇所はななめに曲がっています。
この角度が絶妙でダンボールを折ることなくスムーズにクリップが滑り込みます。
さらに、クリップ自体に適度な固さがあり、多少力を加えても耐えられる強度があります。
ダンボールとクリップの摩擦を調整し、外れにくくするため接地面は鋭い波型になっています。
100均グッズの中には「安かろう悪かろう」と思うグッズもありますが、「ダンクリップ」は見た目ではわからない計算しつくされた100均グッズです。
3. おうちごはんが増えて料理グッズがたまる「ミニ計量カップ」
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家族が家でご飯を食べるようになり「おうちごはん」が増えました。
「おうちごはん」が増えると新しいメニューに挑戦する機会も増えます。
筆者は「目分量」や「適当」で料理をすることが多かったのですが、初めてのメニューや調味料の多い料理には計量グッズが必要です。
計量グッズには大さじや小さじ、計量カップや測りなどたくさんの種類があります。
100円ショップで揃えれば1,000円以内ですべてを揃えることも可能でしょう。
しかし、増えた計量グッズには新たな収納場所が必要です。
筆者のようにめったに計量グッズを使わない人にとっては「出番は少ないけれど捨てるわけにもいかない計量グッズは、必要最低限に抑えたいもの」です。
「ミニ計量カップ」は1つで3役をこなす計量グッズです。
大さじや小さじ、計量カップをそれぞれ100円ショップで買えば300円必要ですが、「ミニ計量カップ」であれば100円で収まります。
しかも、幅も高さも10cm程度なので食器棚の片隅に置いても邪魔になりません。
100円ショップによくある大さじと小さじがセットになったものは便利なように見えますが、実際に使ってみるとジャラジャラとスプーンがつながっていて洗いにくく、収納しにくいと感じることがあります。
「ミニ計量カップ」は、粉モノから液体の順に計量すれば洗いものも1回で済ませられます。
モノを大切にするためのアイデアグッズ
当たり前のように無料でもらっていたレジ袋が有料になりました。
これからの時代は「無料でもらえるもの」が減っていくことでしょう。
さらには「断捨離」や「ミニマムな生活」のようなシンプルでモノを持たない生活が注目されています。
「無料だからじゃんじゃん使う」という考えではなく「有料無料に関係なくモノは大切に使う」、「少ない資源を有効に使う」ということが求められる時代になっています。
100円ショップには「モノを大切にするためのアイディアグッズ」がたくさん登場しています。
自分の生活にあった100均グッズを見つけてみてはいかがでしょうか。(執筆者:式部 順子)