お掃除しているとこんなことがあります。
「ん? フローリングについ先日までこんな大きな傷なかったのに。」
私も過去に家具を移動させる際にフローリングを傷付けてしまったことがあります。
プロに修正依頼するにしても金額が大きく、何とか自分で直せないかと、フローリングとドアの傷を100均グッズで直すことに挑戦しました。
目次
ドアの傷を100均グッズとその他のグッズで修正
最初に修正するのはこちらの茶色のドアです。
セロファンテープで何かを張り付けて取った際に、一部がテープとともにはがれてしまいました。

修正グッズはいろいろありますがいろいろ見て回った結果、色が豊富にそろっている商品や混ぜて好みの色を作り出せる商品はやはり魅力的でした。
始めにパッケージ買いしてみたのがこちらの「住まいのマニキュア」です。

400円程で傷が直っていく過程が写真付きで掲載されていて期待が高まりました。
自宅で早速試してみたのですが、「あれ?液でているのかな?」と思うくらい薄っすらしか色がつきません。
どうやら着色しようとした素材に液が染み込みにくいのが原因のようでした。
そこで、今度はセリアの「キズかくしクレヨン」でトライしてみることにしました。

ところが、こちらは全く色がつきません。
やり方がまずいのかと思い、何度か同じ個所に重ね塗りしてみましたが色が濃くなることはありませんでした。
キズ修正を諦めそうになる心をグッと堪えて、今度はダイソーを探索しました。
どうしても素材に色を付けたかった私の目にとまったのが、こちらの「キズ修正マーカー」です。
濃い色と薄い色を含めた4種類ありました。

試した結果をご覧ください。

「きたーっ!」と心の声が漏れるくらい、これは感動的な色付きです。
合う色があったので1本で仕上げると傷がほぼ分からないくらい奇麗に仕上がりました。

色を薄くしたい場合は、少し色をおき乾かないうちに指で即広げると薄く付いてくれます。
茶色い傷の修正にはダイソーの「キズ修正マーカー」が最も良く色付きもコスパも最強という結果になりました。
床の傷を100均グッズで修正してみる
ドアの傷修正で100均グッズの信頼度が大きくアップしたところで、白い床の傷も修正してみます。
今まではジョイントコークという400円ほどのコーキング剤をつかっていました。

色の種類が豊富で素材の色に合わせて買うイメージのコーキング剤です。
しかし、量が500gと多く重いため扱いづらく置き場所にも困っていました。
色も一色なので該当箇所以外だと白浮きします。
今回は代わりにこちらの100均グッズを試してみました。

ダイソーの「穴埋めウッドパテ」でヘラ付きです。
手のひらサイズで使いやすい上に混ぜて色を作れるところが最高です。
フローリングの色になるよう2色混ぜて傷に塗ってみると、この通りきれいに隠れました。

家族に修正箇所をきいても分からないくらいの仕上がりです。
ホワイトの壁への押しピン跡などもこちらのグッズでふさげそうです。
傷の修正にはまずダイソーグッズを使ってみよう
ドアや床は長く使うものですし、傷修正にはお値段もそれなりにするものを使用すべきだと思っていました。
しかし、今回いろいろ試してみて100均グッズでも十分に修正できることがわかりました。
いずれもダイソーグッズで茶色い部分の傷修正には「キズ修正マーカー」、白い部分の傷修正には「穴埋めウッドパテ」が一押しです。
傷を直すと部屋全体の印象もとても良くなりますので、ぜひお試しください。(執筆者:エンジニア歴10年のミニマリスト 神春 廣)