メルカリでは取引終了後に、出品者と購入者がお互いを「評価」するのがルールです。
以前は、「良い」「普通」「悪い」の3種類でしたが、2020年6月23日より、
・ 残念だった
の2種類に変わりました。
評価の種類が2つになったということは、2分の1の確率で「残念だった」をつけられてしまうということです。
悪い評価に偏ると商品が売れにくくなるので、お小遣い稼ぎに影響が出る可能性大です。
メルカリで「残念だった」の評価を付けられるのをなるべく回避し、お小遣い稼ぎに影響を及ぼさない方法を紹介します。
目次
【出品者編】メルカリで「残念だった」の評価を回避する5つの方法

メルカリの評価は、1度つけられると訂正ができません。
「残念だった」評価が2つ3つと増えていけば、
と購入者が感じ、商品が売れにくくなってしまうので、つけられる前に回避してください。
1. 自分のプロフィールに注意事項を記載する
メルカリは購入者を自分で選ぶことができないので、評価のよくないユーザーに購入されてしまうケースがあります。
「残念だった」評価に偏ったユーザーが購入すると、わけもなくクレームをつけられたり、理由がないのに「残念だった」評価をつけられる可能性があるので注意が必要です。
そのようなユーザーに購入されるのを防ぐには、プロフィールに「よくない評価が多い人の購入は、お断りします」と一言書いておいてください。
もちろん、プロフィールを見ないで購入するユーザーもいるので、必ず悪質なユーザーをブロックできるわけではありませんが、書かないよりは回避できます。
2. 商品説明に注意事項を記載する
傷や汚れなどがある商品を出品するときは、
・ どれくらいの傷なのか
・ 使用するのに支障は出るのか
などを写真とともに詳しく商品説明に記載してください。
傷や汚れがあるのに「ない」と記載したり、あってもどの程度なのか書いてないと、購入者からのクレームにつながります。
そして、「残念だった」評価をつけられる可能性が高まります。
3. メッセージはできるだけ早く&マメに送る
「残念だった」評価をつける理由として多いのが、「1度もメッセージが送られてこなかった」というものです。
購入者としては発送されるまで「本当に送られてくるのか?」と不安を感じますし、無事に商品が届いたとしてもなんとなくいい気持ちにはなりません。
そのため、メッセージはできるだけマメに、そして早く送るよう心がけてください。
最低限送ったほうがよいメッセージは、
・ 発送したので届くまでお待ちくださいとの内容
この2つです。
発送通知で相手に発送を知らせることが可能なので、上記2つのメッセージは送らなくても取引は進みます。
しかし、お互いが気持ちよく取引をするため、「残念だった」評価を回避するためにぜひ実践してください。
もし仕事などで連絡が取りにくい時間帯があるなら、あらかじめプロフィールまたは商品説明欄に記載することをおすすめします。
4. 発送予定日から無断で遅延しない
出品した商品はあらかじめ発送予定日を設定しています。
発送予定日を過ぎても発送しないと、購入者は「話と違う」と思い、「残念だった」評価をつけることがあるので注意してください。
どうしても発送が間に合わないときは、必ず事前に購入者へメッセージで知らせておきます。
知らせないとさらに「残念だった」評価をつけられる可能性が上がるので気をつけてください。
5. 梱包は丁寧に
汚れた梱包材を使用していたり、テープ止めが適当だったりと、梱包が雑だと評価が下がることがあります。
また、商品が発送中に破損してしまうこともあります。
きれいな梱包材を使い、丁寧な梱包を心がけて評価を落とすのを防いでください。
【購入者編】メルカリで「残念だった」の評価を回避する4つの方法

次に、商品を購入したときに、悪い評価をつけられるのを回避する4つの方法を紹介します。
1. 発送を急かさない
早く商品が欲しいからといって、発送予定日より短い日数で発送してくれと頼んだり、「発送はまだですか?」と急かすと出品者の気分を害し、悪い評価につながります。
発送予定日以内ならメルカリ上ルール違反ではないので、出品者が発送を急かされる必要はありません。
1日でも早く欲しい気持ちはわかりますが、発送予定日を過ぎるまでは、発送がまだなのかとの問い合わせはしないようにしてください。
2. 発送時の梱包方法をあれこれ指示しない
基本的に、梱包方法は出品者が決めます。
特別な梱包をする場合、梱包材を別途購入する必要があるので、購入前にコメント欄で対応可能かどうか確認しておく必要があります。
購入前に相談などをせず、購入後に、
「プチプチに包んでください」
「紙ではなくビニールの袋を希望します」
など指示をすると、出品者はあまりいい気はしません。
「梱包の方法をあれこれ指示をされました」と悪い評価をつけられるかもしれないので、梱包方法は出品者にお任せ、もしくは事前にコメント欄で話し合うのをおすすめします。
3. 出品者の場合と同じくメッセージは早く・マメに
筆者が出品者としてメルカリを利用してきたなかで、あまりいい気持ちにならないと感じるのが、購入者が1度もメッセージを送ってこないパターンです。
「発送までお待ちください」
「発送しました」
「荷物は届きましたか?」
など、何度かメッセージを送っても返答がなく、いきなり評価をされて取引終了というパターンもたまにあります。
全く返信がないと、きちんと受け取ってくれるのか不安に感じます。
あまり気分がよいものでもないので、購入者の場合でもメッセージはマメに、できるだけ素早く返したほうが無難と言えます。
4. すみやかに受け取り評価を行う
出品者に代金が振り込まれるのは、購入者が受け取り評価をしたあとです。
受け取り評価は一定時間経てば自動で行われますが、1週間以上かかるので、自動で評価されるまで放置しておくと出品者は不快に感じます。
商品を受け取ったら、できる限り速やかに受け取り評価を行ってください。
もし理由があって遅れるなら、事前にメッセージで伝えておけば、「残念だった」評価を避けられる可能性を下げられます。
悪い評価を回避して損失を抑える
メルカリで「残念だった」評価が多いと、商品は売れにくくなり、お小遣い稼ぎも順調にはいかなくなります。
たとえば、利益1,000円のものを10個出品していても、評価が悪くて売れなければ10,000円も売上を稼ぐチャンスのを逃したことになります。
購入においても、定価より3,000円安く買える商品があったのに、評価が悪い理由で断られると、3,000円の節約に失敗してしまいます。
1度つけられた評価は2度と直せないので、評価を下げず、ユーザーに対する高感度をアップさせて、売りやすいアカウント作成を目指してください。(執筆者:石神 里恵)