メルカリで商品を出品したけれど、なかなか商品が売れないと悩む人は少なくありません。
人気の商品は2~3日で売れることが多いようですが、マイナーな商品やシーズンオフの商品は1~2週間たっても売れないことがあります。
しかし、実はちょっとした工夫を凝らすだけで、売れなかった商品があっという間に売れたりするのです。
売れないからと諦めて出品を取り下げるのではなく、一度は売れるための工夫をしてみましょう。
ポイントを4つ紹介します。

目次
売れ残った商品を売る4つのコツ
出品して2週間程たっても売れないときには、これから紹介する4つの方法を試してみてください。
解決策を実践するだけでお金に換わる可能性がアップするので、すぐに売れないからと捨ててしまわずにテコ入れするのがお金に換えるコツです。
1. こまめに再出品する
メルカリでは、特定の検索方法以外は基本的に出品された時間が新しいものから上位表示されます。
つまり、出品してから時間がたつほど新しい商品に埋もれてしまい、ユーザーから見つけてもらいにくくなるということです。
出品から2週間そのままにしていると、マイナーな商品以外は検索してもかなり後ろのほうにしか表示されません。
その結果、お手頃価格で良い商品でも、ユーザーに見つけてもらえないことが原因で、売れにくくなってしまうのです。

ユーザーに見つけてもらいやすくするには、こまめに再出品するのがおすすめです。
・「いいね」はつくけれど売れない → 1週間をめどに再出品
すると、検索で上位に表示されるのでユーザーに見つけてもらいやすくなります。
2. ほかの商品とまとめて出品する
1つだけで売れないときには、ほかの商品とまとめて出品するのがおすすめです。
この際のポイントは、1つずつ個別に買ったときより、少しでも安い値段にすることです。
おまとめ割引のようなイメージで少し安くするだけで、ユーザーがお得な印象を持ち、購入意欲をかき立てられます。
おまとめ割引に適した商品は、
・ アイドル、芸能人、キャラクターグッズ
・ 衣類
・ コスメ
・ コスメのサンプル
・ 食料品
などです。
単価の高いブランド品の場合には、まとめると見た目の価格がさらに高額にり、余計に売れにくくなる可能性があるためおすすめできません。
商品説明にはバラで買うよりお得であることをユーザーに知ってもらうために、
というように、バラ売り価格も記載しておいてください。

3. 商品におまけをつける
まとめ売りや再出品を試してもなかなか売れないときには、商品におまけをつけてみてはいかがでしょうか。
・ アイドルグッズに雑誌の切り抜きやブロマイドを1枚付ける
・ キャラクターグッズにシールやフリーペーパーの切り抜きをつける
・ ブランドの服にショッパーやステッカーをつける など
メルカリの最低販売価格の300円に単体では達していないものや、一緒にまとめて売れるほど品数がないものなどはおまけに適しています。
価格が安いうえにおまけが付いているとユーザーはよりお得に感じて購入を決断しやすくなるのです。
同じ商品を同じ価格で販売しているユーザーがほかにいても、おまけがついているあなたの商品のほうが選ばれやすくなるのもメリットと言えます。

4. バラ売りする
まとめて出品して売れやすくする方法と逆の内容ですが、なかにはバラ売りをしたほうが売れやすい商品もあります。
たとえばスキンケア用品は、化粧水と乳液、美容液をセットで販売するより、単体のほうが売れやすい場合があるのです。
化粧水だけ、乳液だけ欲しい人は、ほかの商品がつくことで値段が高くなるのは避けたいと考えます。
「かといってバラ売り交渉するのも手間だな」と感じると、あなたの商品ではなくバラ売りされている商品を探して購入してしまうのです。
セットになった商品が2週間たっても売れないときには、バラ売りで出品し直すと意外と早く売れることがあるので参考にしてください。
目安は2週間。売り方を変えてテコ入れを
筆者がメルカリで400回ほど取引した経験上、2週間たっても売れない商品は1か月、2か月そのまま放置してもほとんど売れません。
まれに売れることもありますが、10個に1つくらいの割合です。
そこで再出品などのテコ入れをするとテコ入れから2週間以内に売れることが多いので、ぜひみなさんも参考にして売れない商品を売れる商品に変えてください。
1,000円の売れない商品をそのままにしておけばいずれゴミになり、収穫は0円です。
しかし、数分でできるテコ入れでお金に換わるので、生活費や娯楽費、貯金にあてられます。
メルカリではちょっとした手間をめんどうに思わずにやり切ることが、節約につなげるためのコツなのです。(執筆者:石神 里恵)