通勤や送迎など、毎日車に乗らなければならない人にとってガソリン代は、絶対必要な費用です。
価格が高騰していても入れなくてはなりません。
しかし、毎月必要な経費こそ、節約のポイントです。
ガソリンは価格変動することが多いものではありますが、安くなる方法を一度みつければ、比較的その効果は持続しやすいものです。
今回は、ガソリン代を節約する方法について紹介します。
目次
安いスタンドを見つける

ガソリンの価格は店舗によって違いますから、同じ市町村内でも安いお店が見つかる可能性があります。
筆者は以前に利用していたスタンドより、1ℓ当たり7円安いお店を発見しました。
月に100ℓ使えば700円お得になり、入れる場所をかえるだけで年間で8,400円を節約できました。
見つけたお店は「JASS」、JA全農が運営しています。
筆者が常用している店舗では、
・ 現金(カードなし)
・ 一般クレジットカード
・ 現金会員
・ JAクレジットカード会員
の4つの支払い方法があり、現金会員が最も低価格で利用できます。
会員といっても面倒な登録はなく、給油場所に置いてある専用カードを読み込んで現金で支払うだけです。
8のつく日はさらに値引きされ、洗車にも割引サービスが用意されています。
筆者の周辺地域では大手企業のスタンドよりも低価格で入れることができ、8のつく日には行列になっている時間帯もあるほどです。
ただし、東京都内には1軒しかなく、群馬や千葉は数十軒と地域差があります。
地元ネタを普段から集めておくと同時に、次のようなサイトからもリサーチし情報収集に努めてください。

独自のクレジットカードは最大20円の割引もある
ガソリンスタンドには、独自のクレジットカードを発行することによってガソリン価格を安く提供している店舗が多く見られます。
たとえば、出光では、次の通りお得になるカード数種類を発行しています。
出光カード
毎月の利用額に応じて1ℓ当たり最大20円割引(キャッシュバックコース、20万円利用の場合)になるクレジットカードです。
年会費初年度無料のほかロードサービスも初年度無料になります。

出光カードまいどプラス
いつでも2円/ℓ引きです。
入会1か月間はガソリン・軽油が5円/ℓ引き、灯油は3円/ℓ引きになります。
さらに、年会費550円(初年度無料)の「ねびきプラスサービス」のオプション加入で最大8円/ℓ値引きされます。

提携ポイント先も要チェック
ポイントは今や、ほとんどのお店で現金と同じように使えます。
数千円から数万円という金額を毎月必ず支払うガソリンスタンドではポイントを貯めやすく、「ポイント5倍デー」など倍増する日が設けられていることがあるので提携先を忘れずチェックしてください。
Tポイント
たとえば、Tポイントはエネオスで200円につき1ポイント、クレジットカード払いならカードのポイントとダブルで貯められます。
貯まったポイント1ポイントで1円分から給油できますから、覚えておくと家計がピンチの際にとても助かります。
楽天スーパーポイント

楽天スーパーポイントは、エネオスのほか出光、キグナス、SOLATO、コスモ石油でも貯まります。
エネオスの場合には最大1.5倍貯まりますが、店舗ごとに付与ルールが異なるようなので、詳しくは店頭でご確認ください。
ガソリン代の節約はレジャー費や光熱費の削減にもなる
地方で暮らしていると、お年寄りから子どもまで1人1台マイカーを持っているというご家庭も少なくありません。
車の保有台数が多くなればなるほどガソリン代を抑えられれば、節約効果は高くなります。
また、普段は乗らなくても休日のお出かけに車を利用する方は1回の走行距離が長くなる傾向があるでしょうから、お得な給油方法を見つけておくとレジャー費を安く抑えられます。
さらに、ガソリンスタンドでは灯油の割引サービスも行っていることが多いので、冬の暖房をストーブやファンヒーターにしているご家庭では光熱費も節約できるかもしれません。
ガソリン代は、意外と見落としてしまう節約ポイントです。
ぜひご検討ください。(執筆者:吉田 りょう)