もうすぐ夏休み、子供たちがずっと家にいると、おやつ代がぐっと増えます。
そんなとき、頼りになるのはやっぱり業務スーパー。
独自の輸入ルートにより、スーパーで買うよりも安く、大容量のお菓子を購入することができるのです。
今回は業務スーパーで扱っている安い輸入菓子の中でも、スーパーでもよく見る有名菓子にそっくりで食べやすいものを3種類ご紹介します。
※なお、文中の価格は全て税込み表示です。

目次
プリングルスのそっくりさん
プリングルスにそっくりな「ポテトチップス(オリジナル)」です。
筒形のパッケージはもちろん、箱色やロゴとなっているヒゲのマークに至るまで、プリングルスを意識している感じがします。

値段は業務スーパーのものが171円、本家プリングルスが181円とわずかな差。
しかし、箱も中身も大きさが1回り違います。
内容量を比べると、前者が160gで後者が110gでした。
本家よりも10円安くて、およそ1.5倍の量と、業務スーパーらしいコスパの良さです。

食べ比べてみると、そっくりさんは本家のものと比べると厚みがあり、大味な印象。
単体で食べれば普通においしいのですが、交互に食べ比べるとやっぱり本家の方が歯ごたえがよく、味も深みがあっておいしいです。
チョイスのそっくりさん
四角い形が可愛らしい森永のビスケット、チョイスも業務スーパーでそっくりさんを見つけました。
それがこちらの「セレクトビスケット」。
パッケージの表面には何かスペイン語が書かれていますが、輸入後の商品名はこの名前のようです。
チョイスとセレクト、どこか似たものを感じます。

値段は本家チョイスが149円、業務スーパーのセレクトビスケットが105円でした。
また、セレクトビスケットは安いだけでなく、内容量も170gと、本家の122gを大きく上回っています。
gあたりで考えると、ちょうど半額くらいです。
見た目を比べるとセレクトビスケットの方がやや大きく、茶色が濃いめであるものの、表面にスタンプされた単語も「CHOICE」とスペルが似ていてそっくりです。

ただ、残念ながら味の方は本家に遠く及ばず、バターの香りが感じられないごく普通のビスケットでした。
おいしくないわけではありませんが、単体で食べるというよりも、アイスクリームを挟んだビスケットサンドなどにして使うのがおすすめです。
プレミアムクラッカーのそっくりさん
最後にご紹介するのは「リーノクラッカー」。
おなじみナビスコのプレミアムクラッカーにそっくりなクラッカーです。

値段は297円と、業務スーパーにしてはちょっとお高め。
とはいえ、プレミアムクラッカーが1パック400円ほどで内容量は271gのに対し、リーノクラッカーは315gですから、コスパは悪くありません。
また、リーノクラッカーは味も非常においしく、プレミアムクラッカーとほとんど変わらないくらいです。
プレミアムクラッカーは表面に塩の粒がついているため、リーノクラッカーより塩味が濃く、味がくっきりしていますが、どちらがおいしいかというと好みだと思います。

ディップなどにつけるなら、味がマイルドなリーノクラッカーの方がなじみが良いかもしれません。
1枚の半分に切れ目が入っていて細長くできるので形状的にもディップ向きです。
比べなければ、食べられる
リーノクラッカーはともかく、業務スーパーの安い輸入菓子は食べてみるとやっぱり大味でした。
値段が高い分、本家の方がおいしいのは否めません。
しかし、上記のお菓子を本家と混ぜてわが家の子供たち3人に食べさせたところ、味の違いには誰も気づきませんでした。
おなかを空かせた子供にとっては、どの商品も「とりあえずお菓子」としておいしいのかもしれません。
本家よりも安く、大容量な業務スーパーのそっくり菓子ですが、おいしくないというレベルのものは1つもありませんでした。
何かとお金のかかる夏休み、業務スーパーを活用して、お菓子代を節約してみてはいかがでしょうか。(執筆者:岩崎 はるか)