子どもが家にいるとおやつを用意するので出費が増えます。
そこで手作りおやつを選択肢の1つにくわえることをオススメします。
・ おやつを手作りしたってたいした節約にはならないのでは?
・ どうせホットケーキミックスを使うのでしょ
なんて思っていませんか。
大丈夫です。
おやつを買うよりも安く簡単に作れ、いつもとちょっと違った栄養のある手作りおやつを紹介します。

目次
おやつの相場
Yahoo知恵袋などのネットの書き込みを見るとおやつの予算は100円/日としている人が多いようです。
子どもが1人であれば1か月に3,000円程度ですが、子どもが2人、3人となるとびっくりする額になります。
また、市販のお菓子の原材料や添加物が気になりつつも、安全・安心な作り手の顔が見えるおやつを買おうと思うと1個100円では難しいかもしれません。
おやつは必要なのか
何となく食べているおやつですが、おやつの目的とは何なのでしょうか。
おやつを食べる1番の目的は栄養補給です。
子どもは消化器が未発達で1度に必要な量の食事が取れません。
そこで食事とは別におやつという形で食事をします。
また、大人も農作業など重労働に従事をする人たちも食事だけではたりず、「おやつ」や「こびる」といって補食をとります。
しかし今の時代、食事は多様化し栄養補給だけでなくアミューズメントや家族団らんの機能も持っています。
安全性や栄養価だけでなく、ワクワク感やお楽しみ感も取り入れたいです。
おやつを手作りするメリット
筆者が考えるおやつを手作りするメリットは3つあります。
1つは費用が材料費だけで済むので圧倒的に安くすむことです。
2つめは自分で材料をそろえられるので、添加物や質の悪い食材を体に入れずにすむこと。
そして3つめは子どもと一緒に作るとコミュニケーションや食育になるだけでなく、時間がつぶせるということです。
準備から片付けまでを段取りを優先させずに遊びだと割り切ってやれば、1~2時間費やせます。
外出もしづらく、ゲームばかりだと心配になる今、おやつ作りはお手軽なアミューズメントです。
オススメ手作りおやつ
それでは具体的にオススメの手作りおやつを紹介します。
どれも材料は目安で多かったり少なかったりしても問題ありません。
正確に作ることよりも、できあがりをイメージしつつ、作る過程を楽しんでください。
【その1】おにぎり

ごはんはお茶わん1膳でおよそ30円です。
今回はふりかけを混ぜ込んだおにぎりと、鶏ハムをのせたおにぎりにしました。
手巻き寿司の感覚で好きな物を混ぜたり、乗せたりしましょう。
【その2】さつまいものレモンクリーム煮

【材料(4人分)】
さつまいも:300g
バター:10g
〇水:1/2カップ
〇砂糖:大さじ1
〇レモン汁:大さじ1
牛乳:大さじ2
【下準備】
・さつまいもを1~2cmの棒状に切り水にさらしておく
作り方
1. フライパンでバターを弱めの中火で溶かし、泡立ったらさつまいもを入れサッとからめる
2. 〇をくわえフタをし、さつまいもが柔らかくなるまで煮る
3. さつまいもが柔らかくなったらフタを取り強火にして煮汁が半分になるまで煮詰める
4. 牛乳をくわえとろみがつくまで煮る
1人分およそ83円でできました。
昭和のおやつの定番さつまいもも少し手をかけるだけで印象がガラリと変わります。
子どもも女性も大好きな味です。
【その3】ボールクッキー

【材料(16個分)】
薄力粉:80g
砂糖:30g
塩:ひとつまみ
ベーキングパウダー:ひとつまみ
牛乳:20g
植物油:40g
作り方
1. はかりにポリ袋を乗せ、材料を順番に計量しながら全て入れる
2. ポリ袋の中身が滑らかになるまで全体をもむ
3. 生地を16等分し丸め、オーブンシートをひいた鉄板の上に並べる
4. オーブンを160度にあたため、20分焼く
16個分がおよそ35円でできました。
バターではなく植物油を使うことで手軽で安価に作れます。
丸ばかりではなくいろいろな形を作るのも楽しいです。
全て手作りにしなければ、と決めてしまうとつらくなるので市販のお菓子と手作りおやつをうまく使いわけられるとよいでしょう。(執筆者:小原 水月)