夏休みも終わりに近づき、自治体によってはもう授業が始まっている学校もあります。
新型コロナウイルスの影響で短かった1学期を振り返り、1番感じたのが「授業進度の早さ」です。
学校としては、昨年度3学期後半の内容から今年度分までを来年3月末までに終わらせなくてはならないので、授業進度が早くなります。
学校だけでは理解が深まらない、反復が足りない単元が出るので家庭学習が大切になります。
今回は、いかにコストを下げて、授業をサポートするかをご紹介します。
目次
市販問題集のメリット・デメリット
筆者は、無料プリントサイトと問題集を併用しています。
問題集には、無料プリントサイトにはないメリットがあるからです。
メリット1.本の形の方が子どものモチベーションが上がる
問題集や「教科書ワーク」などは、本の形になっていて、自分がどれだけ進んだのかがわかりやすいメリットがあります。
「もう10ページも進んだぞ」
といった達成感を味わえ、子どものモチベーションが上がります。
問題集によっては、シールが付いているものもあり、より達成感を高めてくれます。
メリット2.学ぶ内容が1冊にまとまっている
親子が気に入った問題集を選ぶと、1冊やればその単元が身につくようになっています。
たとえば「小1国語」や「小1計算」といった問題集についたタイトルがそのまま身につくように、順番や内容が工夫されています。
デメリット1.地味に高い
問題集は、書店で買うと1冊750円くらいはかかってしまいます。
安いものでも税込み600円、高めの教科書ワークあたりになると、1,300円以上といったお値段です。
例えば、「小1漢字・計算・文章題」をそれぞれ買うとそれだけで2,500円弱はかかってしまいます。
何度も読める「鬼滅の刃 漫画本」1冊440円(2020年8月現在:Amazon)と比べるとやはり問題集は高いです。
デメリット2.基本は1回やると終わり
買った問題集は、そのまま書き込むと1回でその役目を終えてしまいます。
親としては、コピーをしたり答えをノートに書いてもらったりして、なんとか数回使いたいです。
できるなら、兄弟がいれば下の子にも使いたいと考えます。
しかし、子どもは断然そのまま書きたがります。
筆者は子どものモチベーションを維持するために、そのまま書き込みを仕方なく許可しました。
高い問題集が一瞬で終わってしまうこともあり、複雑な気持ちです。
ダイソーの問題集はすべて110円
「ダイソーの問題集」は、市販の問題集と比べると圧倒的な安さです。

気になる中身はというと

非常にしっかりした内容で、普通の問題集に引けを取りません。
サイズがA5サイズと少し小さめなので、子どもがクリアしていくのにちょうど良い大きさです。
価格が1冊110円なので、すべて書き込み終わって2冊目を買ったとしても220円です。
これだと笑顔で「どんどん書いていいよ!」といえます。
内容、価格ともに大満足のダイソー問題集なのですが、デメリットもあります。
デメリット:在庫にバラつきがある
ダイソー問題集は、すべてそろうとかなりの種類があります。
しかし、いつどこのダイソーでもすべてが手に入るわけではありません。
中型、大型店舗に行くと、いろんな問題集に出会えるので、毎回チェックして「あればすぐ買う」のがおすすめです。
欲しいタイプの問題集の入荷について、店員さんに聞いてみるのもよいかもしれません。
書店には、問題集が在庫切れせず常に豊富に置いてあるので、ここだけはデメリットといえそうです。
最初から高い問題集は買いにくくても、110円ならお勉強のキッカケ作りにピッタリです。
ダイソーで実際に見たら、きっと予想以上にいろんな問題集に出会えて、新しい発見があります。
親子で気軽にお勉強のキッカケ作りをしてみることをおすすめします。(執筆者:安藤 環)