「Pontaポイントとdポイントの相互交換が終了」というニュースが飛び込んできました。
ポイ活に大きな影響を与えそうなニュース、詳しく解説しましょう。
目次
Pontaポイントとdポイントの相互交換について

これまで、Pontaポイントとdポイントは相互交換が可能でした。
・ auユーザーがPontaポイント → dポイントに交換して、マクドナルドで使う
などの使い方ができました。
Pontaポイント → dポイントへの交換
Pontaポイント100ポイント(100ポイント単位)を、dポイント100ポイントに交換でき、手続きの翌々月中旬頃に交換されます。
Pontaポイント → dポイントへの交換の際には、
・ dポイントクラブ会員番号、または契約中のドコモ携帯番号の下4桁
が必要です。
dポイント → Pontaポイントへの交換
一方、dポイント5,000ポイント(5,000ポイント単位)を、Pontaポイント5,000ポイントに交換でき、手続きの翌月末日頃に交換されます。
ただし、dポイント → Pontaポイントへの交換の際は、1回につき別途dポイント250ポイントが、手数料として必要です。
また、同一年度内で交換可能な回数は、2回までです。
dポイント → Pontaポイントへの交換の際は、
・ 15桁のPonta会員ID
が必要となります。
9月30日、Pontaポイントとdポイントの相互交換が終了

ところが、9月30日23時30分をもって、Pontaポイントとdポイントの相互交換が終了、というニュースが飛び込んできました。
Pontaポイント → dポイントへの交換、dポイント → Pontaポイントへの交換のどちらも、同じタイミングで終了です。
NTTドコモのポイントであるdポイント、新たにauのポイントにもなったPontaポイント、ライバル通信事業者のポイントが相互交換可能というのは、やっぱり具合が悪かったのでしょうか。
あのカードやあのサービス、今後はどうなる
Pontaポイント・dポイントは、多くのクレカやサービスで導入されています。
これらのクレカ・サービスで何らかの変更はあるのか、調べました。
リクルートカード → dポイントへも交換可能に

リクルートカードを利用すると貯まるリクルートポイントは、Pontaポイントに等価交換可能です。
ところで先日、リクルートのサービスで貯まるポイントが、Pontaポイント以外にdポイントも選択可能に、というニュースがありました。
もしかしたらリクルートカードもそうなのか、と思い問い合わせたところ、
「開始時期など詳細は未定ですが、リクルートカードで貯まったリクルートポイントを、Pontaポイントだけでなくdポイントにも直接交換できるようになります」
との回答をいただき、リクルートカードユーザーには選択肢が広がる格好です。
JALマイレージバンク → 特に変更なし

これまでは、
dポイント5,000ポイントをJALマイル2,500マイル
に交換できました。
マイルは使い方によって大きく価値を上げられるポイントです。
また、JALマイルをPontaポイント・dポイントに交換することも可能で、こちらの方が交換レートはよくなります。
JALマイレージバンクはどちらかというとPont寄りで、Pontaポイントとdポイントとの二者択一を迫られているとすれば、dポイントが終了となるかもしれません。
ただし、Pontaポイント・dポイントからのポイント交換が終了となる話は、現在のところないようで、JALマイラーにとっては安心です。
ローソン → dカードの3%割引特典が終了

ローソンでは、dポイント・Pontaポイントのどちらのポイントカードを提示しても、それぞれのポイントが貯まります。
どちらのポイントでも、ローソンにおける使い勝手は変わりません。
dポイントには、dカード・DCMXカード・dカードプリペイドをローソンで利用すると、支払時の3%割引特典がありました。
これが、11月30日をもって終了します。
ローソンもPonta寄りのスタンスを取っていましたので、これは仕方ないところでしょうか。
交換期限は「9月30日23時30分」忘れず交換しよう
これまで、Pontaポイントとdポイントは交換可能でした。
しかし、9月30日23時30分をもって、Pontaポイントとdポイントの相互交換が終了します。
これに伴い、dポイント・Pontaポイントを採り入れているサービスに、若干の内容変更が予想されます。
いずれにせよ、交換期限内に相互交換しておくのがいいでしょう。(執筆者:角野 達仁)