子どもが小さいとレジで小銭をピッタリと出すことが不可能で、どうしてもお札を使ってしまいます。
その結果、財布には小銭が貯まり続けます。
子どもがじっと待っていてくれるようになるまでの間、もうしばらくわが家では小銭が貯まりそうなので、夏休み中に子供たちとやってみた「10円貯金」を紹介します。
楽しく貯められる簡単貯金法です。
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目次
わが家で実践した10円玉貯金
わが家では子供が小さいので、出かける際には夫婦揃って100円玉だけはポケットや小銭入れに入れて、すぐに取り出せるように小銭だけを別にして持ち歩いています。
主に自動販売機、スーパーでのガチャガチャなどに使うことが多いのでお釣りの10円玉が増えていきます。
また、旦那さんは会社でよく自販機を利用するのですが、ポケットにしまったお釣りを出してそのまま家に放置しているため、小銭が家にたまっていきます。
このようなわが家では、10円玉だけをペットボトル貯金箱に入れることにしてみました。
10円があったら子供たちに入れてもらうようにすると、遊び感覚で入れてくれました。
使用するペットボトルの大きさによって金額は多少上下しまが、結果的に500mlのペットボトル1本分で4,600円貯めることができました。
家にある飲み終えたペットボトルで作れるので、材料費はタダです。
財布にたまってしまう小銭を少しずつ貯めたり、子供たちも「進んでお手伝いをしもらった時のお小遣い」の10円を貯金箱にせっせと入れていました。
ペットボトル貯金箱の作り方
では、ペットボトル貯金箱の作り方を紹介します。
用意する物
・ 空のペットボトル
・ カッター
・ マスキングテープ
作り方
1. 飲み終えた500mlのペットボトルをよく洗い、しっかりと乾燥させます。
2. しっかりと乾燥させたペットボトルにカッターで切り込みを入れてお金を入れる穴をあける。
3. 即席貯金箱の完成です。
ポイント
お金を入れる穴は飲み口のすぐ下付近のプラスチック部分にカッターで半円の弧を描くように切り込みをいれると、最後までお金を入れやすくなります。
小さい子供がいる方はプラスチックの切り端でケガをしてしまう可能性があるため、切り込みをセロハンテープやマスキングテープ等で保護するとよいかもしれません。
注意
貯まったお金を出す時にはプラスチックで手を切る恐れがあるので、必ず大人と一緒にやってください。
貯まっていくとかなりの重さになります。置いてある場所から下ろす際などに十分に注意してください。
子供の勉強にも一役買った
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子供たちに「そろそろドリルを」と思って購入しましたが、やはりなかなか興味を持たずにやりたがりませんでした。
2歳や4歳の子供が落ち着いてドリルに取り組むことは難しいと思って諦めていましたが、この10円玉貯金を始めてから
・ 昨日の枚数と比較したりする
ことで自然と数字に慣れ親しんで学んでくれました。
購入したドリルには手つがずですが、この10円貯金のおかげで、夏休みの間に数の数え方や簡単な足し算まですっかりマスターしてくれました。
ドリル代の節約にもなるかもしれません。
ペットボトル貯金箱でマネー教育&貯金
家にあるもので子供も一緒に楽しく学び、貯金もできます。
ペットボトル1本で4,600円になったわが家はちょっとしたボーナス気分です。
楽しくお金のお勉強をしながら小銭貯金もできる効果的な方法なので、10円だけではなく、1円玉、5円玉、100円玉と別々のペットボトル貯金箱を作って貯金してみてください。(執筆者:金融業界出身の管理栄養士 藤上 かほ)