電気代、ガス代、水道料金といった公共料金は、私たちの暮らしにとても密接した家計費です。
節約するとなると、「なるべく使わない」など使い方を検討することが多いと思います。
今回は支払い方法に注目して、リサーチしてみました。

目次
1. クレジットカードで支払う
クレジットカードはポイントが獲得できるため、とても身近で簡単な節約術といえるでしょう。
いろいろなクレジットカードを利用している場合は、ぜひひとつにまとめてください。
全ての支払いをひとつに集中させることで、ポイントがためやすくなるのはもちろん、月にいくら必要か管理がしやすく、使いすぎのチェックも簡単になります。
また、これまでの明細を確認すれば、実現しやすい予算をたてられるので、家計簿をつけることが苦手な方に特におすすめです。
dカードの使えるキャンペーン
dカードは「家計丸ごとdカード支払いキャンペーン」を利用することで、さらにポイントを獲得できます。

2020年6月1日 以降、
・ ガス
・ 水道
・ 通信料金
・ 放送
・ プロバイダー
・ 新聞
という7カテゴリーの支払いを、dカードで初めて行うと、1カテゴリーにつき300ポイント合計最大2,100ポイントが入手できます。
ただしキャンペーンへはエントリーが必須で、進呈されるのは、期間・用途限定のdポイントです。
dポイントクラブ未入会の場合や、「おまとめ請求」など一部特典の対象外となるサービスがありますのでご注意ください。
dカード+キャンペーンでいくらお得になるか
dカードは還元率1%のクレジットカードですから、7カテゴリーそれぞれに
・月額平均5,000円の支払いがあれば
月350ポイント、年間4,200ポイント、キャンペーンを加えれば6,300ポイント
・月額平均1万円なら、
月700ポイント、年間8,400ポイント、キャンペーンをプラスすると1万500ポイント
が精算方法を変更するだけで獲得できます。
2. 口座振替には楽天銀行
公共料金は、決済方法が限られている場合があります。
銀行引き落としを指定されていたら、楽天銀行がおすすめです。
お客さま優遇プログラム「ハッピープログラム」にエントリーすることで、取引件数が月5件以上あれば、楽天ポイントの獲得倍率が1倍増え、他行振込手数料も月1回は無料になります。
口座振替1件ごとに1ポイントから3ポイントが付与されることも、地味にうれしいポイントです。

また東京電力をご利用のご家庭は、楽天銀行の口座振替を利用すると年660円お得になります。
参照:楽天銀行
しかし口座振替は、きちんと引き落としができたかということが最も気がかりです。
いろいろな支払いをひとつにまとめると、万が一計算が漏れ残高不足に気づかなければ、遅延金が発生するのではないか、という不安が残ります。
楽天銀行では、
・ 引き落としは1日4回
・ 引き落とし完了をメールでお知らせ
という3つのサービスがサポートしてくれます。
3. 今後ますます期待 スマホ決済
PayPayは、2020年9月現在支払い可能な公共料金や税金の支払いが500を超えています。
店舗にわざわざ行かなくても、家にいたまま24時間支払いが可能ですから、忙しい方でも忘れることが少なくなるでしょう。

支払いはチャージしたPayPay残高からとなり、ポイント還元率は使用歴や利用金額によって0.5%~1.5%と幅があります。
通常0.5%の付与に、
・ 10万円以上の決済 → +0.5%
が加わることによって、最大1.5%となりますから、比較的高額な支払いになりがちな公共料金や税金が利用できることは大きなメリットになります。
定期的に見直しを
他にも、イオンカードではたびたび、「公共料金カード払いキャンペーン」が行われています。
9月末をリミットにした名古屋市上下水道料金を対象にしたものでは、登録、利用すると1,000ポイントが進呈されました。
公共料金は常に利用するものですから、お得な方法が見つかればチリツモ効果が期待できます。
ぜひ1度、料金の支払い方法を見直してみてください。(執筆者:実用性ある記事を追求 吉田 りょう)