最近、運動不足で悩んでいませんか。
コロナウイルスの感染拡大で屋内のジムに行く際にもその都度体温を測られて、行くのが億劫になってしまった方もいらっしゃると思います。
在宅ワークが続いて外出する機会も少なくなり、気づけばお腹まわりが気になる人もいるかもしれません。
YouTuberのフィットネスチャンネルを見ながら家で運動している人も多いのではないでしょうか。
実は、日本人だけでなくアメリカ人も悩みは同じようです。
在宅で運動したいニーズはアメリカでも高まっていて、それに応えた企業が指示されています。
「ペトロン・インタラクティブ」は、在宅で運動したいアメリカ人の間に熱狂的な信者を持ち、時流の後押しで伸びている企業です。
投資先としても妙味がある企業なので紹介しましょう。
目次
室内で運動不足を解消するニーズは高いが1人で運動は大変
世界的にコロナ禍のために運動不足で不安を感じている人が増えています。
在宅ワークが増えたり、外出が制限されたりで、コロナウイルスがはやる前のように通勤や外での運動で体を動かす機会が少なくなってしまいました。
そこで現在、ニーズがあるのが在宅しながらの運動です。
しかし、在宅で運動をするにしても、1人ではなかなかモチベーションが続きません。
家にエアロバイクを買って孤独に延々とペダルをこぎ続けるのは大変です。
ペロトン・インタラクティブは孤独な在宅トレーニングを変えた
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ペロトン・インタラクティブはアメリカの「孤独な在宅トレーニング事情」を変えた会社です。
ビジネスモデルは、高性能なエアロバイクの販売と動画を配信するサブスクリプションの2本立てです。
エアロバイクの購入者は、買ってこぐだけではなく、カリスマインストラクターのオンラインライブ配信を見ながら一緒にエクササイズをするのです。
ライブ配信で同じことをやっている人たちと一緒にエクササイズをするので、在宅でありながら孤独を感じることなくトレーニングできるというわけです。
ペロトン・インタラクティブの業績は好調
ペロトン・インタラクティブの業績は好調です。
売上高は2017年から右肩上がりで、特に2019年から2020年にかけて大きく上昇しています。
株価も危なげなく上がり続けていて、成長株としてはファンダメンタルズ、テクニカル分析の視点からも非常に魅力的です。
ストーリー的にも業績・株価としてもペトロンは絶好調だというわけです。
懸念材料は、類似サービスの登場です。
Amazonのプライムバイクによる在宅フィットネスへの参入の噂も結局は実現せず、今のところペロトン・インタラクティブの地位は揺らぎそうにありません。
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投資先として要注目
ペロトン・インタラクティブは米国の在宅フィットネスの世界を変えた企業です。
ストーリー的に見ても在宅で運動したい全米のニーズを捉えています。
業績的にもチャート的にも現在伸びているため、投資先として要注目です。
健康や運動不足を気にするニーズは日本でもアメリカでも変わらないみたいです。(執筆者:世界を旅する投資家 田守 正彦)