私の上の子は小学1年生ですが、クラスメイトの子は習い事を複数している子から全くしていない子までさまざまです。
私の周囲でいま流行しているのはダンスですが、他にも通信教育、ピアノ、スイミングスクールなどを習っている子が多い印象です。
子どもの習い事は1度始めると、親の一存でやめることはなかなか難しいです。
・ 子ども同士が同じ習い事をしている子と仲良くなる
・ 一生懸命なのでやめさせるのは不憫
・ 1度やると決めたならやり遂げなさいと言った手前、家計の厳しさを理由にやめろと言えない
などいろいろ理由が挙げられます。
ですから習い事を始める前に厳選し、無駄な出費を抑えるようにしたいです。
習い事を選ぶ際にぜひチェックしておきたいポイントをお伝えします。
始める前にしっかりと考えて、習い事につかったお金がムダにならないようにしてください。
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目次
観点1. 子どもの将来に役立つか、人生を豊かにするか
未来を見据えて、何が子どもの役に立つのか考えることが大切です。
収入に結び付きそうだという理由で英会話や中国語会話を選ぶ、といった具合です。
またコロナ禍の影響が今後も続くかもしれないことを考えると、楽器など1人でも楽しめる趣味を持たせるのも良いと思います。
観点2. 子どもの興味・関心が高いか
せっかく習い事をさせても、子どもが関心を持たなくてはもったいないです。
私も幼い頃に全く興味のない水泳を習わされ、運動が苦手だった私は水中で息ができない恐怖で毎週行くのがつらかったのを覚えています。
観点3. コミュニケーション能力を獲得できるか
これからはただ勉強ができる人間より、コミュニケーション能力が高い人間が豊かになれると言われています。
礼儀を覚えられる武道、からだ全体を使ったコミュニケーションとも言えるダンスなどが当てはまります。
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注意1.「自分がやっていたから」という理由で選ぶのはNG
「親の自分がやっていたからやらせる」という理由だけで習い事を選ぶのは良くないです。
親が子どもだった頃とは時代背景も違うので、将来求められるものも違います。
また親が興味を持っていることに必ずしも子どもが興味を持つとも限りません。
注意2. 気持ちの押し付けになっていないか
こう考えたくなる気持ちはよく分かります。
けれど、親と子どもはまったく別の人間です。
「楽しいから、有意義だから」と自分の好きなことや興味・関心があることを押し付けると、「なんでこんなに楽しいのに熱心にやってくれないのか」という不満につながり、親子関係が悪化することすらありえます。
子どもの習い事は急いで始める必要はないと私は考えています。
「ムダになった」と後悔しないために、予算を決め、その中で子どもが楽しみながら成長できるものを選択してください。(執筆者:上坂 亮子)