先日、函館に連れと2泊3日の旅行に行ってきました。
この記事では、函館旅行でのお得を徹底的に紹介します。
目次
函館旅行では合計3万5,647円お得
結論から申しあげると、今回の函館旅行では2名で3万5,647円がお得になりました。
どのようにお得になったのかを順に見ていきましょう。
ツアー旅行はGo Toで35%オフ:2万3,800円お得

今回は、日本旅行のツアー商品を利用しました。
函館駅前のホテル「ラ・ジェント・ステイ函館」に2泊3日の旅程で、大宮 – 新函館北斗間の新幹線(往復)付きです。
通常は2名で6万8,000円のところ、Go Toで35%引きとなって請求金額は4万4,200円(2万3,800円のお得)でした。
1名当たり2万2,100円で、新幹線往復&朝食付きのホテルに2泊できるのですから破格の安さだと言えます。
Go Toの地域共通クーポン:1万円お得

Go Toのお得は35%分の割引と、15%分の地域共通クーポンの2本立てです。
6万8,000円の15%に当たる1万円分の地域共通クーポン(電子クーポン)をいただきました。
筆者は「いか太郎本店」と「はこだて海鮮市場」で、それぞれ5,000円ずつを使用しました。
はこだてスペシャルチケット:1,604円お得

Go To以外では、はこだてスペシャルチケットが役に立ちました。
のりもの券(市電かバスの1日券)と対象施設で使えるクーポン16枚がセットになったものです。
通常は2,900円ですが、10月31日までは割引クーポンを印刷して持って行くと200円引きの2,700円で函館市観光案内所にて購入できます(2名分を5,400円で購入)。

2名分ののりもの券はバスの1日券(通常は2名分で1,600円)と交換したので函館山登山バスで役立ちました。
これで、クーポン32枚が3,800円相当(1枚約118円)になります。
32枚のクーポンをどのように使ったのかをお得度とともに紹介しましょう(いずれも2名分)。

32枚のクーポンで、1,604円お得になりました。

ハセスト(ハセガワストア)はやきとり弁当が有名なお店で、Go To トラベルにも参加しています。
使える地域共通クーポンは紙のみで電子クーポンには対応していなかったので、筆者の後ろで電子クーポンを利用しようとした人は諦めていました。
はこだてスペシャルチケットのクーポンは問題なく使えます。
また、箱館奉行所では券売機が使えなかった状態でしたが、はこだてスペシャルチケットのクーポンは問題なく使えたのでスムーズに入れました。
「北海道じゃらん」のクーポン:243円お得

地元のお寿司を食べたくなったので「函館まるかつ水産本店」に行きました。
ここでは「北海道じゃらん」の5%引きクーポンを使用しました(現金払いのみ)。
5,112円のところを5%引きで支払いは4,869円、243円お得になる計算です。
地域共通クーポンの注意点
地域共通クーポンの15%引きはかなり魅力的ですが、注意点もあります。
特に、電子クーポンには紙クーポンとは異なる注意点があるので重点的に解説しましょう。
電子クーポンに対応しているお店が少ない
ハセストのくだりで少し触れましたが、地域共通クーポン(電子クーポン)に対応しているお店は決して多くありません。
ポスターにクーポンの対応状況が記載されていますので、必ず確認しましょう。
「取扱店舗検索マップ」は完全ではない

Go To トラベル事務局が公開しているマップには、対応店舗や対応クーポンなどが記載されています。
地図上のマークをクリックすると詳細が現れて「いか太郎本店」は紙・電子クーポンのいずれにも対応していることが分かります。
一見すると便利ですが、鵜呑みは禁物です。
出発前にはマップ上で「函館まるかつ水産本店」がクーポンに対応しているとなっていましたが、それは誤った情報であることが分かりました。
反対に、マップへの掲載が追いつかずに、クーポンが使えるのにマップには記載がないということもあります。
店頭や電話で確認するのがおすすめです。
クーポン使用後の超過分支払い方法が店によって異なる
地域共通クーポン(紙クーポンの券種は1,000円、電子クーポンの券種は1,000円・2,000円・5,000円の3種類)はお釣りが出ないため、少し足が出るくらいで支払うのがおすすめです。
超過分の支払い方法については店によって異なるようです。
「いか太郎本店」では超過分のカード払いが可能でしたが、「はこだて海鮮市場」は現金でしか超過分を支払えませんでした。
多めの現金を持っておいたほうがよいかもしれません。
通信環境・スムーズな操作に注意
電子クーポンは、通信できるスマホでなければ利用できません。
不特定多数が使う無料Wi-Fiの場合、通信速度が落ちてスムーズに進まないという可能性があります。
また、電子クーポンはレジで手続きがもたついてしまう傾向にあるので、お店のQRコードを読み込む前の段階まで会計前に済ませておきましょう。
複数枚の電子クーポンを使う際にはなおさらです。
自治体独自の助成制度がある

配布が一時的に中止されていたため、今回は残念ながら利用できませんでしたが、函館市内宿泊者には2,000円分のグルメクーポンが配布されます。
筆者は今回あえてオンライン予約を利用しませんでしたが、「Go To イート」でもお得になります(北海道ではプレミアム商品券が未発売)。

他にも、市電・バス共通の2日券(1名1,700円)も購入したので、いくらお得になったか分からないほど乗り倒しました。
その他の地域でも自治体独自の助成制度などが数多くありますので、出発前に確認しておきましょう。
旅行は下調べをしている瞬間が最も楽しい時間なのですから。(執筆者:キャッシュレス博士 角野 達仁)